これからの何十年間

地球最後の日と学生最後の日の心持ちというのはかなり似ていると感じる。どちらも、特別な日だけど特に何をするでもなく、なにか特別なことをしようかと思案しているうちに1日が過ぎると思う。

そんなことを考えていたら、学生最後の日が終わった。

昨日入社式があり、信じられないくらい和やかな雰囲気終わり、そのまま諸々の手続き等を済ませ1日が終わった。面接の時も内定式の時も、ずっと和やかな雰囲気が社内に漂っていて、ここでならやっていけそうだなぁと感じた。

最後の日は近所の散歩をしつつ買い物をした。家までの帰り道にある公園をふと見たら、桜が満開だった。そういえば、4年前のこの時期もここで桜を見た。大泣きしながら大学受験に全落ちし、行きたくもなかった女子大に進学することになり、引越しを終え近所を散歩していた時に見つけたんだった。私の心は曇っていたけど、視界が一瞬で薄ピンクに染まったのを覚えている。それから4年経った。紆余曲折あったけど、小学4年生の時に抱いていた「小説家になる」という夢は、叶いこそしなかったけれど、かなり近いところに着地できたのではないだろうか。

これから社会人、頑張るぞ~!

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