ビロードモウズイカを探して

画像1 ビロードモウズイカを知っていますか?
画像2 いつからか街中のあちこちでこんな大きな植物が目につくようになった。それがビロードモウズイカ。
画像3 日本では「ニワタバコ」とも呼ばれてます。(グレートマーレイン、バーバスカム、キャンドルウィックの名前のこともあります) 「ビロード」は全体が毛に覆われていることで、「モウズイカ」は雄しべに長い毛が生えていることに由来しています。
画像4 調べてみるとアフリカ原産でヨーロッパ、もしくはアメリカを経由して日本に入ってきた外来帰化植物だそうです。
画像5 帰化植物白書なるもので調べると、北海道内では札幌市周辺が最も多く、他の地域へは鉄道や主要幹線沿いに広がっているようです。
画像6 確かに鉄道高架下とその周辺に多くて、そこから離れないように広がっている。まるで線路の見えないところへ行きたくないという風にも思えます。
画像7 それにしても、もっとのびのび育てそうな場所がたくさんありそうなものですが、妙なところに生えています。特に多いのが駐車場の際あたり。
画像8 それじゃぁ鉄道高架下はもっと群生しているんじゃないかとたどってみるわけです。暇じゃないけどw
画像9 意外にないですね...。町内会の猛者の手にかかり淘汰されているのでしょうか。
画像10 それでも少しは見つけることができます。街の中心部にいくにしたがって多く、大きくなっていくような気がします。
画像11 ビロードモウズイカにも花言葉があって「貴婦人」というそうです。自己主張はしないけれど存在感では不動のオーラを出している感じがします。
画像12 原産のアフリカでは松明に使うこともあるそうです。草丈も大きいから種も大きくて遠くまで拡散しないから生息域が広がらないのかと思いましたが違うようです。
画像13 比較的広い場所を好み、在来種が群生する場所では育たないので外来種とはいっても「脅威」ではないようです。
画像14 比較的広い場所を好み、在来種が群生する場所では育たないので外来とはいっても「脅威」ではないようです。
画像15 「幻の橋」タウシュベツ川橋梁の近くでも見つけたことがあるので、鉄道旅が好きな貴婦人なのかもしれません。
画像16 もう私の背丈を超えている株もあれば、まだ苗木のような株もあります。この小さいのは鉄道高架と国道が交差するあたり。
画像17 月見草に似た感じの花です。蜂が留まるのでそれなりに誘引効果があるようです。香りはあまり感じませんでした。
画像18 「ビロード」は全体が毛に覆われていることで、「モウズイカ」は雄しべに長い毛が生えていることに由来しています。
画像19 食べ残したトウモロコシに見えないこともないw
画像20 葉や花に鎮静・抗炎症・去痰などの薬効があり、薬草・ハーブとして用いられることもあるそうです。  喉の炎症を抑え、痰の排出を助けてくれます。  他にも関節炎や気管支炎、皮膚炎などにも広く効果があると言われています。  古くは葉でタバコを作り、気管支症状改善のために利用していたといいます。

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