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茶室る庵

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宗旦銀杏

宗旦銀杏

【宗旦銀杏】

11月19日は、三千家の父・千宗旦の「宗旦忌」。実際の命日である12月19日より1ケ月繰り上げて行われるそう。

利休が秀吉から腹を切れを言われ亡くなり、先妻の子道安と、後妻の連れ子であり利休の娘の夫であった小庵が残る。

どちらが跡を継ぐということになったとき、直系ならば道安だが、秀吉が小庵のほうを選んだという説もあり、ま、同い年の息子ふたりの間には、あれやこれやとあったことは間

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水曜日の茶室る庵 11/17

水曜日の茶室る庵 11/17

【水曜日の茶室る庵 11/17】

今日も茶室る庵の爆笑稽古はじまりました。今日のテーマは、なんで本番(茶会)でできたのに、稽古でわすれるかな~(笑)

同じ千家の点前でも、「無駄に動くな」と身体の向きを変えない官休庵と、動かす道具の正面に身体を持っていく裏千家。

三千家は、もとは同じ点前をしていたと茶人。その後、独自の点前を考案し今にいたり、時代ととものにそれも少しずつ変化もしているよう。

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銅の水注ぎ

銅の水注ぎ

【銅の水注ぎ】

先日の #茶室る庵盆点前ガールズ の自習会のとき、茶人が裏千家の稽古をしていた子に「水指に水を注がないの?」と聞かれたので、水注ぎを出す。

が、これって銅やんな。生活雑貨の銅のケトルて、すごく高くて諦めたんだが、これって普通にお湯をわかすのには使えないのかな?
これは水注ぎ用につくられた薬缶なので、火にかけるのはご法度なのか?

昨日、片原町 原ヲビヤ園 の原さんに尋ねようと思

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足るを知らない

足るを知らない

【知足】

「知足(たるをしる」はもともとは釈迦の教えであり、最後の教典「遺教経(ゆいきょうきょう)」に説かれる。

老子も「知足者富(たるをしるものはとむ)」と書き記す。「富」はお金持ちになれるという意味ではなく、心豊かに生きられるということ。茶人松平不昧公も「茶の本意は知足を本となす」と言い、「足るを知る」ことは古来より現代まで、ひとの欲望が在る限り語り継がれる。

高度成長期に子供時代をすご

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いただきます と ごちそうさま

いただきます と ごちそうさま

【いただきます と ごちそうさま】

11/13 時短簡単晩ごはん
#茶室る庵 のお稽古のあと、阪根さんと健康的な減量について話し込む。

今は、あんなにほっそりしている阪根さんだけれど、減量について悩んだ時期もあると話してくれびっくり。

とある先生との出会いがきっかけで、先生からのアドバイスをうけながらゆっくり時間をかけて痩せていきましたという。それは、派手な減量法ではなく、栄養のバランス

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土曜日の茶室る庵 11/13記録

土曜日の茶室る庵 11/13記録

【土曜日の茶室る庵 11/13記録】

今日は、阪根さんと今出くんの自習会。

盆点前ガールズのデビュー戦となる10月もおわりましたので、阪根さんに「今日は何の自習をする?そろそろ炉を出して平点前の自習しよか」と言い、ふたりで置炉をだしたところに、茶人が「なんかしてる日やったね」と来てくれました。

今日から炉のお稽古でもしようかと置炉と万代屋釜だしたとこですわとはなし、炉の位置などを相談。

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