頭蓋内圧亢進症

2020年10月末またもや入院
9月の後半頭痛と視界の悪さ及び吐き気等がではじめた
食べれば案の定吐くしもはや食べてなくたって吐いた
もう頭が痛いのがわからなくなるくらい
頭の違和感というもの
そしてブラックアウトする視界
みえなくなるのだから困り果てた
ましてやみえていたってずっと黒い網がかったような視界
通院の日はまだ先だったが膠原病の先生にみてもらいにいった
診察を受けると眼科とMRIも受けることになった
脳神経内科もだ
眼科では視神経の腫れがあると言われ
これがつまりみえない理由だ
次にMRIに入り20分程度
そして膠原病の診察に戻り脳神経内科の先生の診察を受ける
皮膚筋炎に関しては特に何も問題らしいものはなく
お次は髄液を取ることになった
これがなんとも言えず嫌いなのだが
これで病名がついた
特発性頭蓋内圧亢進症
いやしかしまた聞いたこともない病気かともはや笑いたくなる

ちなみに頭蓋内圧亢進症がどんなものかというと
髄液は本来体内に適量があるのだがその量が増え結果頭蓋内圧が上がるというものだ
圧が上がることで頭痛などがでてくる
増えたことにより眼球の方に流れた結果視力にも影響がでる
特発性というのは原因不明の場合で
理由がわかった場合に関しては〜によるとなりそれに対応した治療方法になる
これはかなり簡単にした説明なのでなんとなくこんな感じくらいに思ってください

病院には朝からいたのだがこの時もう夕方を過ぎていた
そしてまたこのまま入院が決まった
家にも帰れず車椅子で病室に運ばれた
ちなみにこの時でたMRIの結果を脳外科の先生も確認していた

そして次の日から原因特定のための検査を行われるのだが
まずは造影剤でのMRI撮影
この造影剤をいれるのになかなかにてこずり青タンだらけになったのももはや思い出だ
レントゲンにCT撮影
そして脳外科の診察
脳神経内科での入院だが場合によって外科に変わるとのことだった
治療としては利尿薬から始まった
そして原因を探る日々
一部血管が細いところがあるためカテーテルを行ったが原因ではなく他にも色々と考えられるものなどに対しての検査などをおこなったが結局これといったものはなく
唯一まだ可能性があるとすれば皮膚筋炎での薬だが当然やめられるわけもない
量を減らすなどはしたけれど
このままでは失明してしまうと手術が決まった
先生たちの判断と行動のはやさに驚きながらひっしだった
そうして神経内科から外科への転科をした
手術日までの間ドレーンと呼ばれるものを繋いでいた
これが絶対安静で起き上がる場合は必ずナースコールなのだから暇で暇でしょうがなかった
You Tubeをあれだけみるのは今までなかったしもうないだろう

手術は全身麻酔で目覚めたら全てが終わっていた
いやはや医学とは色々とすごいものだ
頭蓋内圧と言っているが頭や眼の付近ではなく髄液さえ調整できればいいので痕はお腹と背中にある

今はもうその手術で髄液を流すようになっていて圧が調整されているので視神経の腫れもひき普通に見えるようになったし頭痛なんかもない
この病気もまた治ったわけではないのだから今後も要注意ではある
圧が上がってるのなら調整して下げればいいのだが怖いのは液を流しすぎて起こる脳出血らしい
頭痛が起きれば病院に行かなければならない
だけどなんとか退院しまた普通の生活を送っている

脊髄はもう何もしなくていいよう願う
髄液を取るのは部分麻酔してたって痛いしドレーンも辛かった(笑)
造影剤のための注射や点滴もなかなかだったけど
血管の細さを毎度痛感する
何やら他にも色々あったけど退院して普通の生活に戻れたのでもはやこのまま何もなければいい

しばらくのニート生活を楽しんでいるのだがどうやらやめる宣言をしたバイト先にそろそろ戻るらしいのま決まったし
日常はやはり続くらしい

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