見出し画像

韓国のバスでの出来事。運転手さんの言い訳?

つい先日、マウルバスに乗ろうとした時のこと。

(あ、マウルバスとは、同じ区内とか隣接の区とか、
近距離だけを回るバスのこと。
一般のバスよりも小さめなことが多い)

アプリでバスの到着情報を確認したら、
次のバス、その次のバスが20秒違いで到着すると出た。

ちなみに韓国では、バスでも地下鉄でも基本的に時刻表はなし。
始発と終電の時間が決まっており、間隔が何分間っていう風に決まっていることが多い。
そして、バスの到着時間は、アプリで確認できる。

話は戻して。
マウルバス。
結局2台並んで到着した。
とりあえず、1台目のバスに乗って。
流石に2台並んでバスが来るっていうのは珍しいなあとぼんやり考えていたら、突然運転手が独り言?のように語り始めた。

「さっき、あるバス停でベルが鳴らなかったし、乗る人もいなかったので
通過したら、20歳くらいの若者が突然自分に向かって文句を言い始めた。なにをしているんだ。なぜ止まらないんだ、と。
ベルが鳴らなかったからだ、と説明して、バス停でないところですぐに止まって降ろそうとしたら、文句を言いながら、訴えると言い出して。
頭にかっと血が昇って・・・
結果的に前のバスと7分間隔で運転しなければならないのに、20分も空いてしまって・・・」

そうか、前のバスと20分も間隔が開いてたのか・・・
そりゃ、運転手さんも言い訳をしたくなるわな・・・

ここまでは、運転手さんに同情的な気分で聞いてたのだが。

「私は今年60になるのに、二十歳そこそこの若者にそんなことを言われて、腹が立って腹が立って・・・」

あ、やっぱりそこに着地しちゃう???

韓国は、儒教の教えが残っているので、
年長者を敬う文化がある。
だから、運転手さんは若造に文句を言われ、馬鹿にされたように感じて、
そこがなんとも腹立たしかったらしい。

結局、そこで降りるバス停に着いたので、
さっさと降りたのだが、降りた後気がついた。

運転手さんも大変だったかもしれないけど、
一番大変だったのは体感温度35度の暑さの中で、20分も待たされた一般乗客じゃない???
(私は20分も待ってないけど)
運転手さん、言い訳はしたし、状況説明も言い訳まじりだけどしたけど、
「迷惑かけて申し訳ありません」とは一言も言ってないよね???

なんだかなあっていう出来事でした。




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?