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韓国人の年収の話。夫と言い合いになったこと。

この間散歩してたら、私のお気に入りのクッキー屋さんがなくなっていて、美容院になっていた・・・

もしかしたらどっかに移転したのかな、って一縷の望みをかけてインスタとかホームページとか探してみたんだけど、どうやら廃業した模様。

そのお店はクッキーの専門店で、本当にクッキーしか売っていない。
私の家の近所は、観光地でもない普通の住宅街で、なんでこんなところにこんなクッキー屋があるのだろうと、不思議に思うくらいだった。
確かにクッキー1枚が4000ウォンくらいして高いなあとは思ったけど、1枚で食事がわりになるくらいボリューミーだったし、個人的にはたまの贅沢🎵って思って、買ったら大事に食べてた。

仕事を終えて帰宅した夫に、
「あのクッキー屋、潰れてた」
と話すと、夫は仕方がないと言う。

あのクッキーを日常的に買える人間が、どのくらいいると思っているんだ。
ほとんどの若者は、それほど年収が高いわけでもなく、生活をしたり、将来マンションを買うために貯蓄をしたりして、生活が苦しい。
昼食代が10000ウォン以上になって、クッキーにお金をかける余裕がある人がそれほどいるとは思えない。
確かにあのクッキーは美味しかったが、普通の男性は彼女とかが行こうと言わない限り、あの値段のお店には行かない。
ましてや、テイクアウト専門のお店で、コーヒーを一緒に買えるわけでもないし、カフェが併設されているわけでもない。
立地を考えても、仕方がないと思う。

上のようなことを滔々と語った。

いまいち納得できなかったんだけど、その後たまたまネットを眺めていたら、2021年の統計庁による平均月給を見つけた。
大企業は563万ウォンで、中小企業は266万ウォン。
平均すると333万ウォンらしい。

確かにな。
1枚4000ウォンのクッキーを日常的に食べるのは難しいかもしれない。
(ビールとかなら飲みそうだけど)

でも、すっごいおいしかったクッキー。
できれば、高級住宅街とか、カロスキルとかそういったニーズのありそうなところで、いつか再起してくれたら嬉しいと思う。

ちなみに上の写真のクッキーが現物。
私の写真の腕のせいでおいしく見えないけど、本当に絶品だった・・・

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