IDC頑張るぞって話

所属団体の方で、全国の新入生が集まって第一歩を踏み出す!みたいな会期のメンターをやらせてもらえるので、頑張るぞおってお話を。

新入生に伝えたいこと


世界の中でのアイセック

僕は、アイセックは人々のパラダイムを変えられる存在だと思っている。

Q. そもそもパラダイムって??
A. ある時代におけるものの見方/考え方

これまで、様々なパラダイムが生まれシフトしてきた。

ティール組織から引用すると、

受動的パラダイム
自己と他者を区別できない認知段階。そのため、暴力や殺人が非常に多い。

神秘的パラダイム
自己と他者を区別できるが、世界は自分を中心に回っていると認識している。
また、因果関係に対する認識がなく、日頃の行いが悪いと天災に見舞われる、といった神秘的な認識を行う。

衝動型パラダイム
自己が完全に目覚めていて、初めて死を現実のものとして認識する。世界は危険で満ちており、自己を守るためには力が必要だと考えている。ものの見方として、自分の方が強いか相手の方が強いか、と行った白黒つけるもの。

順応型パラダイム
因果関係は理解されており、線型的な時間の捉え方をし、中長期的な計画を立てられる。自分の所属する集団を大切にし、その中での基準/規範を絶対視する。現在の先進国の成人の多くはこのパラダイムで生きている。

達成型パラダイム
世界は絶対的なルールから解放され、正しい/間違っている、と行った判断から、これは他のものより上手く作用する、という相対的な価値観。そのため、自分に与えられた資源で成果を最大化させようとするといった考え方が生まれる。

今まで、パラダイムがシフトするたびに、いろんなことが可能になってきた。
社会を前に進めるのはパラダイムのシフトであると考えている。

今の世界は、順応型パラダイムや、達成型パラダイムにあふれた世界である。
この世界では、職場での自己の全体性の担保ができないと考えている。

全体性について
職場で求められるのは、有能な個人であって〇〇さんというような個人ではない。
課長は、"課長"として振舞うことが求められるし、社長は"社長"として振舞うことが求められている。ここでは、個人の役割にそぐわないところは無視されている。

職場で、つまり社会から真に求められているのが、自分じゃなくて、自分の一部なんてめっちゃさみしいなって。

僕はこんな社会は嫌だから、このパラダイムを前に推し進めることが必要だって強く思うし、それができるのがアイセックだって思ってる。

自分は何者なのか??
自分たちがやっていることは本当に正しいのか??

こうした問いに多く向き合える組織だからこそ、それが若者に焦点が向いているからこそ、大きなインパクトをうめるんじゃないかな。

次のパラダイムは、人々が成果ではなく幸せを追求できる社会、そして持続可能な社会だと思っている。

アイセックはそんな社会を築いていかないといけない。


自分の信念

正しく生きること。

=自分にできることは全部やるってこと。

僕はいつだってこの信念に則って行動してきたつもりだ。

正しく生きる。そうすると自然と自分が出会うべき人に巡り会えるし、自分がもっとも必要な機会に恵まれる。そう信じてきた。

だから、

東大に落ちて東北大に行こうと選択した時だって、自分のやれることは全部やった、正しく生きたという自負があったからこそ、自信を持って選択できた。

勉強だってできることは全部やってたし、前期が終わっても最後まで勉強し続けたし、進路についてもすっごく悩んだ。
そうやって自分にできる全てのことと向き合って決めた進路だったから、
今では、素敵な人たちに巡り合って日々幸せに過ごしている。

新入生に、自分と同じ考えを持って欲しいわけじゃないけれど、これを聞いて自分の軸になる考え方を見つけるきっかけになったらなって。


あとがき

コロナってやばいね。
一人で家にこもってると嫌なことばかり考えてしまう。

・本当に参加者にとって自分がメンターにふさわしいのか??
・その子達にとってメンターが僕である理由ってなんだろう?
・そもそも、1日の半分も小さい箱の前で何してるんだろう??

とかとか。

すっごい嫌な考えでいっぱいになるんだけど。

今はすっごいワクワクしている!

今日のリハーサルで元気をもらったのか、はたまた久しぶりにカラオケに行ったからなのか、どんなきっかけかはわからないけれど今はすっごい前向き。

でも、きっかけってそんなもんだろう。

今までと同じように、IDCに向けてできることは全部やってきたし、明日もやる。
だから、絶対、自分は最高の参加者に恵まれているし、参加者のみんなにとっても、自分が、不思議ときっかけを与えられる最高のメンターになると思う!

そう信じて。
頑張る。











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