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新しいRUGBYトーナメント World12s

彗星のごとくコロナ渦のラグビー界に舞い降りたニュース
ラグビー版クラブワールドカップでは無く
なんと新しいトーナメントの新設

ただでさえテストマッチとクラブリーグでスケジュールがいっぱいの
ワールドラグビー界で果たしてどこまで成立するのか?
早速ですが現時点で発表されている情報をまとめてみていきましょう。
 *下記は全てWorld12sのHPより抜粋しています

World12sってなに?

World12sとは下記メンバーらを取締役会やアンバサダーに据えた
新しい国際的な会社(World12s Limited)が設立した
2022年から5年間で2億5,000万ポンドの経済効果を産む(自称)
新しい国際12人制ラグビートーナメントの事

・元RFU CEO IanRitchie(委員長)、
・元NZRU CEO SteveTew(非執行取締役)、
・元WRU Charman Gareth Davies(非執行取締役)
・元オールブラックスHC Steve Hansen(アンバサダー)
・元スプリングボックスHC Jake White(アンバサダー)

どんなトーナメントになるの?

世界最高のプレーヤーをフィーチャーした
ゲーム展開の速い新しいラグビーユニオントーナメントです。
プレーヤーは8つのフランチャイズチームに分割され
3週間にわたって毎年世界中で競います。
2023年からは女子トーナメントも開催予定。

・ラウンドロビンの試合日は7日あり、1日4試合が行われます。
・ノックアウトステージは準決勝日と決勝日に分けられ
 チームが1位から8位までどのようにランク付けされるかを決定します。

World12sは、現在の15制ルールに則りますが、
いくつかの独自のエキサイティングな追加ルールがあります。

・6人のフォワードと6人のバックス
・15分ハーフ
・コンバージョンはドロップゴールのみ
・スクラムは1回だけリセットされ、2回目以降の反則はフリーキック
・スクラムではペナルティゴール選択不可ペナルティが科せられる
・ノックアウトステージでは同点の場合ゴールデンポイント制を採用
選手の出場時間制限あり

各チームは24人のプレイヤーで構成され
Tier 2諸国から少なくとも2人のプレーヤー
1人の国際的な20歳未満のプレーヤーを選択する必要があります。

いつどこで開催されるの?


計画では、毎年異なる世界各国で開催予定
開幕の2022年はイングランドが最初のホスト国になる予定です。
ワールドラグビー・各国協会・各クラブチーム関係者との話し合いは続いていますが、開幕の2022年は、8月下旬から9月上旬が妥当とされています。World12sは既存のグローバルラグビーカレンダーを補完することを目的としています。

どんなチームが参加するの?

8つのチームは今年後半に開催されるオークションによって決定されます。フランチャイズチームは地理的な場所によって決定され
World12sの基準に従い自国のプレーヤーを育成し新興国からの参加を改善することに重点を置いています。
また選手はオークションによって選出されます。
オークションは、クリケットのIPLやThe Hundredに見られるドラフトと同様の形式で行われます。
 8つのフランチャイズチームは、チームを構成するための選手を購入することができます。
フランチャイズおよび選手オークションの詳細については、2022年の早い時期の発表を予定しています。

ヤーマンの感想

先ずこんな大々的なニュースがいきなり降って来て驚きました

次になんで10sじゃなくて12s ???です(笑)
世界的に見ても12sってそんなに開催されていないし
どちらかというとアジア圏で知名度ある10sの方が
大々的なトーナメントになっても良いと思う。

それに大会概要みてても15分ハーフを1日4試合って…
尚のこと10sの方がいいんじゃないかと思います。
が、私ごときが口を出せる事でもないので静観です(笑)

やはり目を引くのはチームの選手枠ですね
英語の原文を見てみると ↓ とあるので出場枠かどうかは
わかりませんがラグビー上位国や一部のベテラン以外で
チーム構成するというのは良いことだと思います。

each franchise will be required to select at least two players from Tier Two nations as well as one international Under-20s player.

問題や課題としては
やはり大会自体がグローバルラグビーカレンダーに干渉しないか?です。
また今大会開催することで中堅国の代表選出がさらに難航しないか?
特に心配しているのは世界ランク11~20位各国のプレーヤーたち
TOP14やPremierでも多くの対象プレーヤーが参加していますが
基本的にクラブが選手を契約で保有しているので
ウィンドウマンス(6,7,11月)以外では例えテストマッチでも
クラブが了承しないと参加できません。
それにより国代表とサラリーを天秤にかけなくてはいけなくなる事が
多々発生してます。
世界ランク上位国の協会は力があるので上記交渉にて代表を優先させてもらってますが、その主力が抜ける分中堅国のプレーヤーはクラブに残るよう言われる事が多いです。
中には残ることでボーナス出すクラブもあるので、
選手にとってはより天秤の傾きが大きくなります…
更に言うとすべてのプレーヤーのウェルフェア(休暇)は大丈夫?
まあここはどんな選手が参加するかによるのですが
ひょっとして既存プロチームに参加してる選手が掛け持ちしたら
休暇は本当になくなってしまいます…

確かに新たトーナメント開催で経済は刺激されますし
参加するフランチャイズチームがどんな形態なのかすごく興味ある…
委員会がちゃんとしてそうだから大丈夫と思うけど
サラリーキャップ制やドラフトを間違うとただの金持ち集団の
圧勝でつまらなくなる可能性もある…

まあまだ発表されたばかりなので、続報を待ちましょう!

今回は情報量が多くTwitterに纏めるのはムリゲーだったので
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