Ultimate Vocal Removerを使ってハモリやリバーブを除去する

有用性の割に話題になっていない気がするので。
ほぼ全て初夏頃にKAISATSU(https://www.nicovideo.jp/user/2153500)さんから教えてもらった情報です。
彼が某企画などで忙しくて書く時間が確保出来そうにないということで、一応やり方を知っている自分が僭越ながら代筆してみます。

Ultimate Vocal Removerの導入

走らせる時はGPU Conversionにチェック推奨。
汎用性の高い設定云々は調べればいっぱい転がっているのでここでは割愛します。

ハモリの除去

Karaokeのモデルを使用します。

もしくはこう。


以前自分がツイートしたものもあるので、そちらも貼っておきます。

上のツイートだとMDX-NET-Karaokeが一番良いんじゃない?みたいな書き方をしていますが、HP-Karaoke-UVR.pthのモデルの方がノイズ処理が綺麗に仕上がったりもするので、結局は使用音源に依ると思います。
キンキンしている声はMDX-NET-Karaokeが綺麗に抜けるのかも…?という印象ですが、確証はないです。一度しっかり検証してみたいです。

リバーブの除去

今年の5月末に出た、DeEcho-DeReverbというモデルを使用します。

導入の手順
UVRのStart Processingの左にあるスパナマークからSetting画面を開く(これが表示されていない場合はUVRguiのバージョンが古いので、現行バージョンまで上げて下さい)
→ Download Center→VR Archにチェック
→ プルダウンからUVR-DeEcho-DeReverbを選択し、ダウンロードアイコンをクリック

上記モデルを使用して、実際に比較してみます。
使用音源はセイウンスカイが歌うMake debut!の冒頭部分です。効果が分かりやすいように、リバーブが強めに掛かっているウイニングライブ音源のものをチョイスしています。

↓リバーブが掛かっている状態

↓リバーブを抜いた状態

知識がないので理屈は全く分かりませんが、異様に綺麗に処理されています。
Audition、RX、GOYO Beta、Clarity Vxとこの手のものを色々探して手出してきましたが、UVRが一番綺麗だと思います。


思い出したり情報入ったりしたらちょこちょこ追記していきますね~