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ESAM03110 水タンク注意ランプが消えにくい【解決済み】

給水ランプのトラブルとは?

我が家のコーヒーマシンは、デロンギマグニフィカ全自動コーヒーマシンのESAM03110Bです。コロナ禍真っ只中の2020年11月に購入して約3年半使い続けています。いまだに半分くらいは在宅勤務なので、大変重宝しています。
さて、数ヶ月前から水タンク注意ランプ(以降「給水ランプ」と呼びます)が消えにくい症状が出るようになっていました。
点灯するタイミングは正常で、水がなくなった時に点灯します。水タンクを取り外して水を補給し、タンクを取り付けてもランプが消えないのです。自分は手荒な真似をしたくないので何度も脱着を繰り返し、30回くらい試していると消灯します。妻曰く、勢いよくやれば数回で消えるとのことでしたが、いずれにせよランプが消灯しにくい状況が続いていました。
デロンギは3年半使って、十分元をとっているなぁ!と感じていたので、買い替えでもいいなと思いましたが、どうせ買い替えするならダメ元で試してみようと修理を試みました。

原因究明のための確認作業

給水ランプはどのような仕組みで点灯するのでしょうか。
水タンク内部には、フロート(浮き)が入っています。サポートセンターに電話したところ、このフロートに磁石が入っており、本体に内蔵された磁力センサーでフロートが上位置にあるかどうかを検出しているとのことでした。

黒い柱状のものがフロート。水がどんなに多くても蓋以上には上がらない(=有水検知位置)。ちなみに、本体側のセンサは、ちょうどフロートの左上の矢印を書いてあるあたりに位置する。

サポートの方は、フロートの動きが悪くなっているかもしれないので、取り出して洗ってくださいとアドバイスしてくれましたが、動きの悪さは全くありませんでした(フロート上部の蓋を外すと取り出せます。外しにくいですが)。
動作確認のため、フロートを取り出して本体の磁力センサーがありそうな位置に当ててみたところ、なんと正しく反応し、給水ランプが消灯することを確認できました。
このことから、問題の切り分けができました。
一つは、磁力センサーあるいは電子回路の不具合。もう一つは、磁石の不具合です。前者の場合、自分での修理はちょっとめんどくさいなという感じがします。一方で、後者の磁石の不具合だとしたら、永久磁石の磁力が弱まっているということを意味します。え?そんなことあります?

部品購入

デロンギ公式オンラインストアでは、本体・消耗品だけでなく、一定の交換部品が販売されています。磁力センサの販売はありませんが、磁石については買い替えが可能です。ただ本来であれば磁石だけ購入したいところでしたが、磁石だけの販売はなく、水タンクを購入することになります。価格は税込¥3,872ですが、コーヒーマシン本体の買い替えの場合、定価で7万円。保証期間後の修理は21,000円(サポセン情報)とのことでしたので、うっかり直れば儲けものという気持ちで購入することにしました。
ちなみにオンラインストアは¥3,980以上で送料無料です。あと98円。絶妙な価格設定です。修理ができなかったとしてもまたデロンギを買おうと思っていたので、除石灰剤を合わせて購入しました。それと、水タンクの蓋は別売りなので、古い蓋をうっかり捨てないようご注意ください。

給水ランプが消えた!トラブル解決のまとめ

到着した水タンクに水を入れて、本体にやさしくセットしてみると・・・なんと一発で給水ランプが消灯!修理は大成功となりました。
ということで結果的には永久磁石の磁力が弱っていたというのが原因のようです。そんなことがあるんだねぇ。と思いました。儲かりました。


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