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新時代のmixgameの進行について

この前自分の主催するHORSEで、いつもとちょっと違うゲームの進行を実験的に運用してみました。具体的には以下2点。
・1ゲーム6handチェンジからBTN1周へ(ディーラーズチョイスでよくある方式)
・全員アンティを一人が払う

1点目に関しては大抵7maxでゲームを進行する都合上6ハンドチェンジとほぼ変わらないというのがありました。固有の事情として、プレイングディーラーでゲームを進行しておりゲームカウント負担にならないようにするというのも一つの理由としてありました。
2点目に関しては1点目同様、ディーラーへの配慮がメインになります。一つ懸念点として、例えばオマハからRazzに代わる際にBB,SBと順に担当したプレイヤーがBTNになったタイミングでゲームが変わると、さっきブラインドを払ったばっかりなのにまたアンティを払わされるという点がありました。そのため、「BBに相当するプレイヤーがアンティを払う」ということにして、オマハからRazzに代わる際にも実質的に罰符を払う人が時計回りに移動するようにしてみました。
BBアンティ制(?)を導入することでフロップゲームからstudゲームに代わっても常に時計回りに1スモールベットを払う人が移動するというシンプルな流れにすることができました。
例えば10gameでは5人テーブルの場合NLHやNL2-7sdで1周のうちに2回1.5BBアンティを負担する人が発生し、一瞬不平等になります。これに対する解決策の一つにならないかなと考えています。

どこで1周とするかについてはいくつか議論の余地があると思いますがBTNではなくBBが一周したかで判断するのが良いと考えています。
(例)ABCDの4人が順に座ってプレイしているとします。最初はAがBTNです。まずBB相当のCがゲームによってbb orアンティを払います。1ゲームごとに順に繰り返して、BがBTNでDがBB、CがBTNでAAがBB。
この次のDがBTNでBがBBのタイミングでBがいなくなったとします。この場合Cが何かしら払うことになりますがこのタイミングでゲームも変更。

BTNの移動ではなくBBの移動に着目しているので終盤の人の移動が多くなるタイミングで少し違和感がある挙動をする点が逆に難しいと感じる可能性もあり、今後の課題かもしれません。
ちなみにNLHでも3人から2人に移行する際のBTNの移動は、次に誰がBBになるべきかで逆算してBTNを動かすと思うので近い考え方ではあると思います。

実施してみた感じASPTで実施されていたBTNアンティとほぼ変わらないので、次はこの方式で試してみようと思います。studで4連続BIになっても嘆かなくて済みますし。今回はアンティを1sbとしていたのですが、ASPTは1BBをアンティとBIに分けていたようで一周の支払いがかなり厳しかったみたいです。一人がアンティを払う場合は負担が一気にかかる分終盤の1BBは大きすぎる気もしますが…

余談ですが、常にBTNを使う場合はstudでもSBから配っちゃってもいいのかなと思いました。実際にstudゲームなのに間違えてsbの位置から配ってしまうミスも起きましたが、恣意性があるわけでもなく別に問題ないだろうと判断してそのまま進行しました。
令和の次の時代くらいに何か起きないか期待してこの記事を残しておきます。

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