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面白いことを思いだす

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日常で起こる「面白いこと」「楽しいこと」を書いています。それをマガジンにまとめていきます。
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記事一覧

風になる

ロケット花火と並走してみたくなった どうすれば可能か? もう小学生じゃないとは言え エンジン付きの物にも乗れない 自転車しかないな ・・・ 自転車のハンドルの真ん中に筒を付け ロケット花火を装着できる様にした いつも何か抜けた感じのする友人は四つぐらい付けている それ趣旨変わってるよね・・・ そう思ったが突っ込むのはやめて愛想笑いしておいた 「良いねー」ぐらいの言葉を添えて 友人が点火して走り出す 四方向に飛んでいくロケット花火 四つに点火する時間

お風呂上り

お母さんがこっそり買っておいてあるお菓子 そのお菓子をこっそり盗むわたし 気付かずに日常会話をしてくるお母さん 受け答えを平常心でするわたし しかし耐えきれずにニヤけてしまう お母さん「なに笑ってるの?」 わたし「別に・・・」 そんなお風呂上がりの一コマが無性に楽しい。 るどるふ

お昼休み

「ほら、いまちょっと曲がっただろ?」 「スッゲー!ほんまじゃ!」 「ほんまじゃ!曲がっとったー!」 2人の男の子が称賛している 称賛されている男の子は少し興奮気味に 『なぜ曲がるのか?』を説明している そう、彼はドッジボールを自在にコントロール出来るらしい 小学生だろう 4年生?ぐらいだろうか・・・ 男子は女子に比べて精神年齢が低いとは言うが どうやら本当のようだ ここは四国の田舎町だし、なおさらなのだろうか? まだやっている・・・ 昼休みの長めの休

はしゃいだ帰り道

久し振りに散歩にでた 誰も居ない 町の王者の気分だ 走り回ってやろうじゃないかっ 雨が降ってきた パラパラしてしっとり濡れる 雪に変わった ベットリ濡れる 足が冷たいから壁に登った どんどん上に行ってみた 降りれなくなった・・・ 長い間、ずっと「おーーい!おーい!誰かー!」と叫んでみた 前の家の物干し台の扉が開いて、若い男の子が出てきた 助けてくれる感じがする 部屋に戻って行った 「おーい!オーーい・・・」 戻ってくると手に何か持っている男の子

一年の計は元日にあり

新しく生まれ変わったみたいに清々しい 1月1日 毎年晴天が続く 2021年の今日はどこへも行かない初めての元旦 よし!ウォーキングを始めよう! 元旦に決意をする それは単に「意識付」ではなく 人生にとって意義深いことだと思う だから歩くんだ 決意をして、行動する それが人生を前に進めるのだ ・・・ テクテク 毎年人で賑わう場所も、今年は誰も居ない そんな場所を歩いてみる ああ・・・ なんて気持ちが良いんだ・・・ 善いスタートだ・・・ 今年は

真実は今もわからない

彼は嘘をつかない ーーー 小学生の頃 テストというものに緊張感は持たなかった しかし5年生になると「頭が良いとか、悪いとか」 周囲の声が聞こえるようになってきた それでもさほど気にならなかった 友人「あー今日テスト嫌だなー」 彼「お前勉強した?」 友人「全然してな〜い、まじでヤバイわ〜」 彼「僕も全然してない!」 ・・・ 答案が返ってきた日 彼は0点だった ーーー 中学生の頃 どこの家庭でも少しずつ母親がうるさくなってくる 彼の家も例外ではな