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真珠を意味する、ふさふさした黄金色の花は国によっては違う花になるらしい(笑)。   紅鳶仕様の花の彩時記 8

マーガレット(木春菊)ってさ、『恋の告白の応援をしてくれる花にして、貞節と狩猟の女神に捧げられた花』なんだね。

「何?、いきなり」

うん。
この花を見ていて、改めて検索してみたりして、やっぱり好きだなぁって思った。

「そう言えば、昔から何氣にこの花の小物とか集めてたりしてたね」

そう。
今もそうだけどね( ´∀` )

ただ、ちょっと噴き出してしまったことも……。

「……ああ、花言葉の一つの『あれ』か」

そう、『あれ(笑)』。
折角の素晴らしい言葉なのにぃっっって。

「まあ、普通にそこに拘らなくても良くないか?」

うん、だからそのままスルーする(笑)ことにした。

「だね(笑)」





それで、花言葉なんだけど……

「おいっっっ」

ああ、それはそれとして、普通に好きだし(笑)。
『恋占い』『信頼』『愛の誠実』『心に秘めた愛』『真実の友情』『美しい容姿』とかね。

『花占い』に使用する花だ、と言うのもある。花びらが奇数だから『好き』から始まれば『好き』で終わるから、恋の応援をしているようだって聞いて、なんか嬉しかったり+。:.゚٩(๑>◡<๑)۶:.。+゚

「……花の色彩によっても花言葉が違ったりするんだよね?」

そう。
白と黄色とピンクはそれぞれにあるけど、最近の品種でもある赤や紫は個別の花言葉はまだないらしいから、その場合は全体の花言葉を使用するって聞いた。

現在はどうだか知らんけど( ´∀` )





「でもフランス(欧米?)だと、『マーガレット』と言っても違う品種を指すんだよね?」

みたいだね。
フランスだと、ヨーロッパ原産のフランス菊(英名 ox-eye-daisy)を『マーガレット』と呼び、イギリスや日本だと木春菊(アフリカ原産の多年草)を『マーガレット』と呼ぶ。

因みにフランス菊は木春菊よりも花が大きくて葉の形も違うんだって。





「……そう言えば、語源がギリシア語の『真珠』を意味する「Margarites(マルガリーテス)」だったよね」

そうそう。
でね、つい最近知ったんだけど。
もしくはすっかり記憶から抜け落ちていたかも知れないけど。
国道136号線(静岡県下田市から伊豆半島西海岸を経由して伊豆市修善寺を通り三島市に至る一般国道)の、南伊豆町から松崎町の間の道を『マーガレットライン』と呼ぶらしいよ。

「へぇ……」