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いやしのくすし-き

静岡県沼津市岡宮に鎮座する『岡宮浅間神社』のクスの木です。

案内板によれば樹齢は千数百年、幹周は8.0mで、樹高は21.0m。
ただ、それも目の前の存在感に全てを持っていかれる感が半端ありませんでした。

「……本当に凄い(語彙力っ)」

境内を東海道新幹線が横切って(?)ます。
「こだま」なら、窓から見えるらしいですが(確かに他の新幹線だとすぐに通り過ぎてしまうかも)。

静岡県沼津市岡宮(境内は宮前町まで?)に鎮座する『岡宮浅間神社』のクスの木です。

そこにいるだけで、それまで感じていた不快感がすーっと消えてしまったようです。

「あれ?」

取り敢えずは、参拝です。

しっかりと姫様にご挨拶をして、クスの木の方へ。

その間でも、時折新幹線が通り過ぎていきます。

「まあ仕方ないとはいえ……ちょっと残念」

それでも、枝や葉の揺れが、その樹木の存在自体が、穏やかで優しく自分を包んでくれているようで。

「癒されるぅ~」

前回来た時はそうでもありませんでしたが、今回は完全に独占状態でした。

「やったね(⋈◍>◡<◍)。✧♡」

因みに「クス」、と言うか「楠」の語源はいくつかあるそうです。
某websiteによると、「クスリノキ(薬の木)」や「クスシキ(奇し木)」の説などがあります。

楠は樟脳を取り、香料・殺虫剤・防臭剤などになるので「薬の木」。
「薬」は霊妙な薬効があるものを言うそうで、「奇し」と同源とのこと。