『盗作』のレビューとは少し違いますが、『盗作』を買った私のヨルシカに対する思いを綴らせていただきます。(レビュー期待した方はすみません… 時間過ぎてるので許してください😭) 私はヨルシカと出会い、人生で初めてCDを自分のお金で買いました。本当は買うかどうかもとても悩みました。まだバイトもできない学生で自分のお金はほとんど使わず、いざと言う時のために取っておいているので… 私の親の世代などCDを買うことでしか音楽が聴けなかった人達の中には、子供の頃から一途に集め続けた好き
音楽に疎い、文学に疎い、芸術に疎い。 そんな私はこのアルバムを聴いて、「なんて美しく、残酷なのだろう。」と思った。 色で言うなら透明な黒だ。水に絵の具を垂らした時のような、煙のように畝る黒。でも真っ黒じゃない。元は透明で、所々薄い部分が意地でも残ってやると言わんばかりに見え隠れするような、そんな黒だ。 「音楽泥棒の自白」から始まり、「花に亡霊」で終わる。曲順的にいえば絵の具を垂らしてしばらく経った完全な黒からだんだんと時間が巻き戻っていくようなものだろうか。 この曲順