お遍路

(ゆる遍)四国八十八箇所霊場を巡る旅〜9番札所〜

ゆるいお遍路旅、略して「ゆる遍」は続きます。
なんの情報もありませんが、ぶらぶらと気楽にお寺をめぐりませんか。
前回は、こちら

9番札所 法輪寺

お腹も満たされ、午後の部へ。

こちらも、8番札所と同じ阿波市土成町にあるお寺。
駐車場から道を挟んだ向かいの商店に、人だかりが。駐車場には大きな観光バス。神戸ナンバーです。どうやら、バスで八十八箇所を回るツアーに出くわしたよう。
観光客は、手に手にレジ袋を下げてバスへと吸い込まれて行きます。彼らが何を買ったのか興味がありますが、先にお参りをすませましょう。

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山門は、かなり古めかしくて、堂々たる風情。
いいですね。

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こちらの手水舎も龍。ここまで見てきて、手水舎の基本は龍なのではないかと考えるようになりました。そういえば、龍神といえば水の神様でしたね。今更……

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本堂も、質実剛健。
境内は、とても綺麗に整えられていて、こぢんまりとしていますが、とても気持ちのよい空間です。

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一方で、こんな可愛らしい石仏もあったり。

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こちらのモミジも素晴らしい。

さて、お参りをすませ、駐車場に戻ると観光バスはとうに過ぎ去り、先ほどの商店は、閑散としていました。
お店をのぞくと、おまんじゅうや飲み物など、お遍路の合間につまめるようなちょっとした食べ物が売られています。中でも、ずらっと並べられていたのが、徳島名産のさつまいも、鳴門金時。
ちょっと細めでしたが、ざるに5、6本入って、たったの200円。安い!
「おじさん、鳴門金時もらうわ!」
1ざる手に取ると、店番のおじさん、にっこり笑って、
「これ、うちで取れた鳴門金時。見た目はアレやけど味はうまいよ」
レジ袋に入れてくれながら自慢げに話してくれました。
「よーけ(たくさん)あるけん、おまけしとくな」
と、数本おまけしてくれる気前のよさ。これもお接待なのかも。
ありがたく頂戴しました。
おじさんありがとう。毎朝味噌汁に入れて、おいしくいただきました。

隣のお店ではうどんなんかも売っていました。たらいうどんを食べたすぐで、食べられなくて残念です。
また来よう。

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次は、今回一番行ってみたかった、10番札所切幡寺です。

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