(ゆる遍)四国八十八箇所霊場を巡る旅〜6番札所〜お寺で見つけたかわいいもの
続いています、ゆるいお遍路旅、略して「ゆる遍」
前回は、こちら。
6番札所 温泉山 瑠璃光院 安楽寺
温泉山と名がついています。温泉が湧いているのでしょうか。無料の立ち寄り温泉なんかあったりして? ちょっとワクワクしながらむかいました。
こちらが山門です。
ちょっとかまどのような形をしていませんか?
山門をくぐって境内へ。
もみじの紅葉が映えます。
こちらのお寺には、かわいいものが、たくさんありました。
手水舎の龍。首にきれいな色の数珠のようなものが掛けられていて、かわいい。
龍の鼻先も、丸っこくて、かわいい。
お遍路さんの標識? ピクトグラムが、かわいい。
急いでいるようです。
かわいいは続きます。
本堂の手前に、別の建物がありました。
近づくと福々しい仏様。なんとも可愛らしいお姿。
手前の泉には、お賽銭がたくさん。
こちらのお寺のあたりは、古くから温泉が湧いていたそうです。
そこへ修行中の弘法大師さまがやってきて、薬師如来を安置し、お寺をひらいたという言い伝えがあるそうです。
お寺にある井戸から、宿坊の大浴場に温泉が引かれているとか。残念ながら、宿坊に宿泊した人だけが利用できるそうです。
本堂の中へ。豪華絢爛でした。柱に描かれている絵も、たおやかでかわいい。
よく見ると薬師如来像の後ろには、十二神将が控えています。
(十二神将って薬師如来様を守る眷属(従僕)だそうです。姫を守るナイトのようでカッコいいよね)
ろうそくを立て、線香をあげて、般若心経を唱えます。
両替用の小銭やお線香を用意してくれています。
確かにお賽銭用の小銭が足りない時ってありますもんね。
こういうところも「おもてなし」の心でしょうか。
こちらのお寺、かわいいだけじゃないんです。
楽しいの! はい、どん!
お寺限定ガチャ。入っているものも、お寺限定です。
限定に弱いんです。やっぱり、やるよね。
500円玉を100円玉に両替してもらって、いざ。
ガチャに張ってあるがちゃの説明を書いている紙(写真の右上のところ)には、300円とあります。
100円玉を3枚入れました。ハンドルを回します。
……出てこない……??
よく見ると、ガチャ本体の「金額」のところには500円とあるんです。
え? 500円だったの? あと200円入れてみました。ハンドルを回します。
……無反応…
えーーー、500円もつぎ込んじゃったよー。
ここで、お寺の人に訴えるかどうか、迷うよね。お寺で煩悩丸出しだもん。
ううー、お賽銭と思って諦めるか……でも、ちょっともったいない……
うじうじ悩んでしまう。
こんなときは、コミュ力の最強のTちゃんに助けられる。
迷いなく、お寺の方を呼びに行ってくれました。ガチャを開けて、カプセルを一つ出して渡してくださった。ありがとう、Tちゃん!
気になったのは、このガチャの金額。
「これ、300円ですか? 500円?」
ほんとはどっち?
「300円です」
「ここに500円って出てますけど……?」
ガチャの本体の金額表示を指差す。
「あら、おかしいわねぇ」
ガチャの裏側を確認するお寺の女性。
よく見ると、500円と表示されるところは、ダイヤル式で、中身の商品によって金額を変えられる仕組みになっていました。
「前に入れていた商品の金額のままになっていたんでしょうねぇ」
なんてこったー!
「すみません、早とちりして500円入れちゃいました……」
恥ずかしながら、申告すると、200円を返してくださいました。
お手数をおかけいたし、大変申し訳ございません。
すったもんだで、ゲットしたのは、これ。
「頞儞羅(あにら)大将」だそうです。300円……
ぽっちゃりしていて、かわいい、かな。
お参りを終えて、お寺をぐるっと散策。
こちらが宿坊。めずらしい茅葺き屋根。欄干は修復されたばかりのようです。
安楽橋、渡ると向こうは極楽なんでしょうか。
ここも新しい建物のようです。ここも、もみじの赤と芝生の黄緑が美しい。
お寺を出て、駐車場へ帰る道で売店を発見。
ゆる遍ですから、当然、寄るよね。
徳島のお土産物と、ちょっとしたカフェスペースがありました。
この日は曇り空で、少し肌寒い天気。
でも、やっぱり食べたくなるのは、
ソフトクリーム。
アイスクリンのような食感、卵とミルクの味がしっかりしたソフトクリームでした。ちょっと寒い……
売店の脇にあったお寺の案内看板が、駅のホームの看板みたいで、やっぱりかわいい。
安楽寺はかわいいが詰まった楽しいお寺でした。
(いつか他のガチャもやりに行きたい)
マガジン、やってます。
サポートいただけると、明日への励みなります。