【CMJ砂漠の狐】6/19TSS対戦記録

6/19(土)にTSSで砂漠の狐を対戦してもらった。担当は連合軍。お相手いただいた風間さんありがとうございました。
また「砂漠の狐」が付録になっているCMJ158号には「allegro pesante」(快速に、重々しく)という『バルジ大作戦』のショートリプレイの原稿を載せていただいたので、楽しんでいただけたら幸いです。

作戦

CMJの記事を読む感じだと「枢軸軍必勝ですよ!!!」みたいな匂いを感じたので、連合軍でやらせてもらうことにした。有利だと言われている側をもって負けるのはちょっと悲しいからね。CMJで追加された選択ルールはすべて入れずにプレイすることになりました。

冷静に考えたときに、連合軍が最初にガンガン攻勢にでるインセンティブが薄い気がしたので、ハルファヤ峠だけは絶対落としてあとは移動制限なくなるまでジェリカン前で守備、制限なくなったらGOという予定。目標はVPか西方突破で勝つこと。

展開

作戦通りのプランを実施。枢軸軍はジェリカン前の防御が厚いのを見て、DAKをトブルク攻略に使用しましたので、それならばーということでハルファヤ峠攻略につかった部隊を使用してフォート・カプツォ、バルディアをひとつずつ攻略。このときもLOSTの影響を極限まで抑えるために、殴れるけど殴らないとかそういうことを徹底していました。
あと、バルディア攻略中の部隊がトブルクから急派されたDAKにすりつぶされるとたぶん負けるんで、バルディア攻略部隊を守るために、その後方に戦線を貼りました。なんという慎重派。僕の好きなカクテルはモントゴメリーです。

そのあとトブルクは攻略されてしまいましたが、その間に英軍はどんどん前進。とはいえ、うっかり1:4で振ると死ぬので、慎重に慎重に1-15でめくりながら前進します。7:1より1:4で振らせたほうが効率良いの本当に嫌ですね。

最終的にVPを数えたときに枢軸軍が最高の結果で12VP、連合軍が確定で13VPなので14ターンで枢軸軍投了でゲーム終了。無事に勝利できました。うれしい~。

感想

正直ノットフォーミーです。40年前のゲームだしなー、歴史だなーという感想。ちなみに、1981年は村上龍の『コインロッカーベイビーズ』、黒柳徹子の『窓際のトットちゃん』、筒井康隆の『虚人たち』が出版されたそうです。好きな本ばっかだ!有馬記念はアンバーシャダイが勝ってました。ノーザンテーストの後継種牡馬ですね。

機動戦してないので判断していいのか悩みますが、攻勢がすごく辛いなって思いました。移動制限が解けて連合軍がGo!の状態になっても、あんまり攻勢かけれなかったです。1-15でめくって嫌がらせするくらい。最後だけ強いスタック晒して攻撃仕掛けたかな。戦闘後前進が1ヘクスなのと、敵の戦力が分からないがきつい。

ベテランに挑む初心者の皆様はとにかく1:4で振らないように気を付けましょう。どこにいるか分からないDAKスタックがいるときはほんとに慎重にしたほうが良いと思います。向こうは手ぐすね引いて待ってると思うので…。

ルールについて

CMJ版のルールしか読んでないのですが、CMJ版では「初期配置の時点では囮マーカーは使用できません」と書いてあったのでその旨伝えたところ、EP版では特にそういう記述はなく、今までのプレイでも初期配置の時点から囮ダミーマーカー(裏面に数字のない囮専用含む)を配置してプレイされていたとのことでした。
「まあでもCMJでそうなってるなら…」ということで初期配置時点では囮ダミーマーカーは無しでプレイしていただけました。

というところから派生する問題だと思うんですが、DAK主力がどこにいるかわかりやすいので、DAK主力がまったく動けないように第1ターンで連合軍が囮ダミーマーカーと本物ダミーマーカーで囲っちゃった場合って、どうなるんですかね。第2ターンの特別ルールで枢軸軍はEZOCに進入できないっていうこととの突き合わせがどうなるのかちょっと疑問です。
当日はダミーマーカー自体はZOCを持たないため、マーカーに隣接して本物だったらその枢軸ユニットはそこでストップ、追加の枢軸ユニットをそこへは送り込めないことにしようかという提案をされたのでその通りにプレイしました。2ターンパスはちょっと枢軸軍きついですよね…。
この点についてはCMJ編集部に質問を送ってみようと思います。

6/25追記

ルールについてCMJ編集部に確認したところ、
ドイツ軍は明らかに囮ダミーマーカーであることがわかるダミーマーカーには隣接できるが、囮ダミーマーカーであるかどうか確実に判断のできないダミーマーカーには隣接できない、という回答をいただきました。

例えば、ユニットをそのまま置いて初期配置を行うのであれば、その初期配置したユニットの移動力を超える移動力を消費して移動してきたダミーマーカーは明らかに囮なので隣接できる。そのユニットの移動力の範囲内で移動してきたダミーマーカーには隣接できない。
また、最初からダミーマーカーを使用して初期配置を行うのであれば、連合軍ユニットで最高の移動力をもつ15MPを超える移動力を消費して移動してきたダミーマーカーは明らかに囮とわかるので隣接できる。15MP以内で移動してきたダミーマーカーは囮かどうか判断できないので隣接できない。
ということだそうです。 

また、本回答とは関係ないですが、ダミーマーカーには数字ボックスにユニットが置いてあるかどうかで機能が変わる数字入りの本物・囮のダミーマーカーと、囮専用の数字のない囮ダミーマーカーがあります。この記事ではなるべく分けて記載してありますが伝わってますでしょうか…。

皆さまに栄光の日々がありますように。

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