【GCACW】10/3,11 HCRs3マクレランオポチュニティ対戦記録

GCACWのHere Comes Rebels のマクレランズオポチュニティシナリオをVassalで遊んだのでその記録。南軍担当。対戦いただいたシン・コジラさん、ありがとうございました。

コジラさんとは以前も同じシナリオで対戦していて、恐らく4回目?
1回目 21南軍 × vs 〇 コジラさん北軍
2回目 21北軍 〇 vs × コジラさん南軍
3回目 21北軍 〇 vs × コジラさん南軍
の記憶です。
全ての対戦で北軍が勝利しており、南軍はちょっと厳しいのでは…という雰囲気が二人の間で立ち込めていたのですが、ちょっと試してみたい作戦があったのでお願いして南軍をやらせてもらいました。

南軍の作戦

マクレランオポチュニティ

プレイの記録の前に、南軍の作戦を簡単にまとめておきます。星印の最重要目標シャープスバークへ向けての進撃路はおおまかに図の太矢印のように3つあります。上から、北、中央、南と呼ぶことにします。ハーパーズフェリーの後ろ側を通っての?印も一応ありますがここを通られちゃうときはたぶん、どうやっても負けるときでしょう。北軍は手持ちの6個軍団を、この3つの進撃路に割り当ててシャープスバーグを目指します。

南軍はこれら3つに分かれての攻撃を全て防ぐことはないと思っています。2つは守れると思いますが、残る1つはどうしても手薄になってしまうかな、と。なので勝利のためには、南軍は3方向から来る軍勢のどれかを痛撃して、戦闘力を削いで残りの攻撃に備えるということが必要になってくると思います。そのような思考から、初手でフランクリンを強襲するという作戦に行きつきました。

一撃を加えたら、あとは絶えず相手にいつでも二撃目を入れますよ~というカードをちらつかせながら、シャープスバーグへじりじりと撤退していきます。

さてうまくいくでしょうか?

1日目

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ロングストリートを活性化して、さあ強襲だ!1以外なら次の活性化で総突撃だぞ!というところで出た移動力のダイスは1。神がかり!薄いところ引ける日だと思うことにします。

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さっき払った税金の還付で、南軍が4回連続で手番を取り、ジャクソンがフランクリンを裏から攻撃できる位置につけました。
ロングストリートを南側に送っているため、アーミステッドやマクロウズ、ライトなどの初期配置が南のこまごましたユニットを、ロングストリートでまとめて活性化することで、少ない手番で移動できているのも自慢です。

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ジャクソンの突撃は大成功し、南軍は一挙6VPを獲得しました。何より目標になったスミス師団が士気喪失レベル2になっているのがでかいです。士気喪失レベル2から通常の状態になるのには、3ターン必要なのでスミス師団は実質戦線離脱です。まず、南への一撃は成功しました。

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南が片付いたら今度は中央です。3010のヘクスの防御は騎兵ユニットと歩兵ユニットを重ねて、サムナーの軍団が1ユニットで来れば砲兵修正-1だし、フッカーが寄ってきたら騎兵退却と、普通の活性化で逃げちゃうという工夫。
リー+ロングストリートのいる3112には4SPしか置いていませんが、戦術値で-1、山で-1が取れるのと、rかRでも2712あたりまで逃げれるので、逃走後のヘクスからでも司令官の活性化で動かせるユニットは数が多いため、デメリットはほぼ無しと判断してぶちこみました。

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1日目は概ね予定通りの進行。北軍のハイスタックが寄ってきたら、1歩退却。戦闘が起こってDの結果でも自発的退却で撤退。というやり方でひたすら北軍の疲労度を無駄撃ちさせることに尽力しました。何とかごまかしていますが、しかしよくみると実は南軍戦力は割とボロボロなので次の日が怖いです。

こちらの損害は1,500人、北軍は4,000人でした。

2日目

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スチュアートで敵の騎兵をパクパクとしていたら、北軍はコックスの軍団をばらしたまま前進させてきました。チャンスです。ジャクソンを向かわせます。

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ジャクソンの急襲は北軍の手番が1回挟まったことで防がれてしまいましたが、今度はリー+ロングストリートによるコックス本隊への突撃のチャンスが生まれました。

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突撃はきっちり成功し、コックス軍団本隊をボコります。また、この戦闘後前進でマクレランも包囲できました。うひょー。しかし、この後のジャクソンによるマクレランへの突撃判定は6が出て失敗。うむむ。

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その後、北軍が反撃に出ますが、兵力の優位が戦術値と砲兵値の修正と相殺されてしまい、大きな戦闘修正は立たず、ダイス目も走らずで損害が嵩みます。狙われた南軍ユニットは自発的退却で撤退し、戦線を収縮させます。
しかし、南でフランクリンの2個師団が来ており、ジャクソンの背後が非常に危険です。ただ南軍には、南に差し向ける兵力が無い…。

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よし!中央を片付けて南に向かおう!ということでジャクソンのヘクスにいた予備兵力を使って、フッカー軍団に攻撃。これが側面ボーナスの計算を間違える大チョンボで、+3で振れると思っていたら、+-0。見事に負けました。しゃーない。

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2日目は南軍に大凡ミスがありましたが、しかし、アンティータムクリークの前で北軍を抑え込むことに成功しました。ターンの早いうちにコックスを潰走させたのも大きな戦果です。

南軍の損害は3,000人、北軍の損害は10,500人でした。北軍は中央での反撃時の損害がきつかったようです。大兵力で攻撃すると損害もまた大きくなってしまいます。

3日目

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勝利条件的にシャープスバークさえ取られなければ勝ちなので、朝っぱらから南軍はシャープスバークに向けて一目散に撤退します。
北軍はフッカー、フランクリンが突撃を敢行しますが残念ながら攻撃は失敗し、さらに損失が増えます。そして、その報告を受けたコジマクレランは投了を宣言しました。

最終的に南軍の損害は3,000人、北軍の損害は13,000人でした。

感想

このシナリオの南軍側で勝利することはひとつの目標だったので、達成できてうれしいです。初手フランクリンは失敗しましたが、ジャクソンが代わりにやってくれたので結果オーライですね。局後の感想では、コジラさんから「北軍は北にもっと軍を送るべきだった…」というものがありました。ただ、そうすると北軍の中央がもうちょっと薄くなるため、南軍はコックス、マンスフィールド、フッカーのどれかを喰いきれたかもしれません。とはいえ、迂回されて無理矢理前線を押し上げられるのもきつい…。難しいところです。

南軍はひとつひどい凡ミスがありましたが、その他は現在持ってる戦闘技術の最大値を出せた気がします。ダイスも走ってくれました。殊勲は戦果を挙げ続けてくれたジャクソンとスチュアートでしょう。

チャンスはぶっこむ。北軍が寄ってきたら1歩後退。自発的退却で戦線収縮。この辺がコツかもしれません。自発的退却は疲労度0で移動できる(しかも延長行軍判定なし)ようなものなので、かなり強いですね…。

皆さんに栄光の日々がありますように。

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