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JdG『Aspern-Essling1809』をちょっと紹介

今回はフランスのVaeVictis社から発売された『Aspern-Essling1809』をちょっとだけご紹介します。
ええ、そうです。JdGシリーズです!

2009年に発売されたゲームの第2版となっております。初版をもっていないので、どこが違うかは把握していません。すまん。

大陸軍の最初の躓きになったアスペルン=エスリンクの戦いのゲームで、収録されているシナリオは、戦いの1日目だけ、2日目だけ、そして2日間を通して戦う歴史的シナリオと、ランヌがもっと早くドナウ川の渡河に成功していたらどうなったかという仮想シナリオの全4本です。

ドナウ河に架かる橋が壊れると、フランス軍の増援が登場しなくなるという特別ルールが設けられています。1日だけのシナリオではあまり関係なさそうですが、2日間を通して戦うシナリオだといつ橋が壊れるかで展開が大きく変わりそうです。
一応、歴史通りの時間に橋が壊れるオプションルールもあります。真っ向勝負ならこのオプションは必須かもしれません。夜中に増援が来てくれないとフランス軍が辛すぎます。

アスペルン、エスリンクを取られ、橋は壊されで散々なフランス軍

1日目シナリオと2日目シナリオ、通しのシナリオをそれぞれソロプレイしてみたのですが、1日目はオーストリア有利、2日目はフランス有利、通しは橋次第という印象です。

2日目シナリオの初期配置

2日目シナリオは兵隊の数的にはオーストリア軍が多いくらいだと思うんですが、フランス軍の結束度7の方々(近衛兵)が来ちゃうんでそれが強いです。なので、橋が壊れて彼らが到着できなかったら最高ですね。

オーストリア軍はあまり勝負を急がず、ランヌかマッセナの戦死イベントがあってフランス軍の攻撃力が弱まるのを待ってから全面攻勢に出ても面白いかもしれません。

機動の余地があんまりなくて真っ向勝負!のシチュエーションですが、その分アツいですね。良い雰囲気です。仮想シナリオも試してみたいと思います。

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