'22.1.9 中京11R シンザン記念 GIII

本日の中山メインのニューイヤーSも的中し、幸先好い3日間の競馬のスタート

◎ ⑨ レッドベルアーム
◯ ② ラスール
★ ⑭ モズゴールドバレル
△ ⑩ マテンロウオリオン
△ ⑪ デルマグレムリン
△ ⑥ カワキタレブリー

馬連B ⑨②⑭⑩
ワイド流し ⑭ - ⑨②⑩
三連複F ⑨② - ⑨②⑭⑩⑪ - ②⑭⑩⑪⑥

|判断|
血統から推定する適性などから本命と判断する。とはいえ未知の部分は多く、これまでの実績からは、軸としての信頼までは置けないためボックス買いとする。
◯ラスール:ルメール騎手が「新しいグランアレグリアです」と言っていることからも能力は高いと思われる。数多くの名馬に乗ってきた騎手の言葉は重い。育成元の天栄牧場の評価もイクイノックスと同じレベルのようだ。
★モズゴールドバレル:新馬戦はタイムは平凡だが、レースぶりにはキラリと光るものがある。調教の良さも含めて一発に期待。
△マテンロウオリオン:前走が圧巻。非凡な能力を持っていることは間違いない。展開面や適性のリスクは残る。

|能力|
前走の東スポ杯は、イクイノックスから1.0秒差の5着と平凡。おそらく実力と見ているが、新馬戦・東スポ杯とまだ本当の能力を発揮できるコース・馬場を走っていないと考えている。数々のGI馬を調教してきた陣営が相当高い評価をしているので、心拍数や乗り心地などから非凡な能力を持っているということだろう。ただし、前走ではスタート後に挟まれて興奮したのか、行きたがる素振りを見せたように、気性面は幼くリスクではある。

|血統|
父はハーツクライ、母は未勝利馬のレッドファンタジア。母は未勝利馬ではあるものの、産駒としてレッドベルオーブ、レッドベルジュール(レッドベルローズも個人的には重賞級のポテンシャルを持っていると思う)は重賞勝利馬であるように、血統的なポテンシャルは高い。母父 Unbridled’s Song、母父はStormcatと相当スピード能力が高い血統である。それにハーツクライの力強さが加わって上手くバランスが取れている。5代まではインブリードは少ないが、全体的には高速血統因子のオンパレードである。今の中京はパワフルさに加えてスピードが必要なため血統面では適性が高いとみる。

|展開|
出走メンバーを見渡しても逃げ馬が見当たらないため、ミドル〜スローペースになる可能性があり、トラックバイアス、コース形態から先行有利。そのため高いスピード能力が求められる。同馬のスタートは普通だが、気性的にも前目に位置する可能性が高く、展開面のリスクは低い。

|調子|
中間の調教では栗東CWでも好時計を出しているように調子そのものは良い。最終追い切りでは気性面を意識してか芝コースで軽めの追い切りにとどまった。

|騎手|
鞍上は療養中である主戦の福永騎手にかわり川田騎手であり、信頼がおける。特に気性面で不安が残る同馬にとっては頼もしいパートナーだ。



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