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'22.3.21 中山11R フラワーC GIII

◎ ⑨ キタサンシュガー
◯ ⑧ ダイム
▲ ③ シンティレーション
△ ⑥ モカフラワー
△ ⑩ デインティハート
△ ⑤ ニシノラブウインク

馬連N ⑨ - ⑧③⑥、⑧ - ③⑥
ワイドB ⑧⑨③
三連単F
⑨ > ⑧⑥③⑩ > ⑧⑥③⑩⑤
⑧ > ⑨⑥③⑩ > ⑧⑥③⑩⑤

キタサンシュガー
1月23日に中京で行われた新馬戦は全体のタイムは1分37秒4と遅く、上がり3Fは34.4秒と見た目は普通、レースのラップタイムも注目する点はなく、至って平凡。ただし、レースを見ると坂を登ってからのラスト1Fのスピードには目を見張るものがある。目測10.9秒。スローペースではあるが、この時期の中京コースにしては極めて速い。心肺機能の強さなど不明な点が多いが、高いスピード能力には魅力がある。

血統面では、兄弟には父は異なるがサルビアやアンブロークンがいる。父がキタサンブラックに代わって、スタミナ・パワー・スピードが増している。母系から見ていくと、母父Mamoolはブガッティ大賞などの独GIを2勝した馬である。その父はIn the Wings、母父はWoodmanであり、いずれも種牡馬としては大成功を収めた馬だ。Woodmanは種牡馬になってから渡米して米ダートGI馬を複数輩出しており、その点では日本の高速馬場にも適性があるといえる。母母父のAshkalaniは仏GIムーンランドロンシャン賞などGIを2勝しており、牝系は生粋の欧州血統である。

父キタサンブラックは、ブラックタイドとシュガーハートの産駒であるが、ブラックタイドの母は欧州血統、シュガーハートのルーツは欧州血統であり、全体的に見ても欧州血統が色濃く、パワー・スタミナ・スピードを受け継いでいる。

距離は2000m以上でも活躍できそうで、小回りの1800mを器用にこなせるかという点がリスクがある一方で、今の力のいる中山は適性が高いともいえ、血統分析からもレース適性度は高いという結果であり面白い存在である。

人気にはなっているが、新馬戦に続いて本命としたい。

ダイム
対抗ではあるが本命に近い位置付け。新馬戦・未勝利戦と味のある競馬をしており能力は高い。この馬も欧州血統であり適性は高いと見ている。

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