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モジャンボと戦いたい

はじめに

こんにちは、ルーたんです。みなさん最近はポケカ楽しんでますか?

横浜で久しぶりに大型大会が開催され、今後シティリーグも控える中でモチベーションが高まっている方も多いことでしょう。私は横浜CLに参加をして、残念ながら4-3でドロップをしてしまいました。初めての大型大会ということもあり少し不安もありましたが1戦1戦とても楽しくポケカができ、参加して良かったと感じました。みなさんも是非、参加できる機会がありましたら出てみることをお勧めします。

さて、今回の記事は特に横浜CLの振り返りというわけではなく、大型大会の練習の片手間で秘かに研究されていたモジャンボデッキのお話です。

みなさんはモジャンボのテキストをご存知でしょうか?実はモジャンボというポケモンはカード化されている回数が多く、どのモジャンボなのか?となる方もいるかもしれません。今回使用するモジャンボはこちらです。

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こちらリミックスバウトのモジャンボです。とてつもない躍動感です。ミュウツー争奪戦の時にお世話になった方も多いのではないでしょうか?

テキストを見てわかる通り1エネで10+30nの打点を出すことができます。モジャンボはこの技で相手のポケモンを1パンもしくは2パンで倒して、勝ち切ろうというコンセプトのデッキになります。ただ、モジャンボ単体では相手のポケモンの逃げるエネルギーの数によってダメージが決まってしまいとても2回で倒せるまでには至りません。そこで、モジャンボの打点を補強するいくつかの要素が必要になってきます。

まず、逃げるエネルギーを増やす代表的なカードで言ったらこのポケモンが出てきます。

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みんな大好きアブソルですね。小学生の頃は伝説のポケモンだと思っていました。このデッキの強さはこのポケモンを複数採用するところによる恩恵が大きいです。その点については後ほど解説いたします。このポケモンを4匹並べるだけでモジャンボが1エネで120点以上出せると考えるとかなり強いです。ただし、アブソルの特性はたねポケモンにしか働かないので注意が必要です。進化ポケモンやVMAXポケモン相手には打点を伸ばすことができないので、そのようなデッキと対峙した際に何枚のアブソルを並べるのかを考える必要があります。

次にモジャンボの打点を補強するカードとして挙げられるのはこちらです。

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反逆クラッシュに入っていたガラル鉱山になります。モジャンボのダメージを60点上げると書いてありますね。実はモジャンボデッキの研究の歴史は長く、モジャンボの前にテッカグヤGXというポケモン(ソーナンスの方が有名かもしれないです)がいました。テッカグヤGXの技も相手の逃げるエネルギーを参照するポケモンでしたが、当時逃げるエネルギーを増やすスタジアムとしては、ラナキラマウンテンかアクア団の秘密基地しかありませんでした。いずれも逃げるエネルギーを1つしか増やすことができなかったので、ガラル鉱山は革命的と言えるカードになっています。

では、これらのカードを用いた実際のデッキレシピはどのようになるのか見ていきましょう。

デッキレシピ

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非V・GXの1進化ポケモンがメインのアタッカーになるデッキはデッキの大半を回す札(ボールやドローサポートなど)にした方が良いと思います。さらに安定度を上げるなら、リセットスタンプをクロバットなどに変更しても良いと思います。

基本的な戦い方としては、サイドを3-2もしくは2-3で取ってラスト1枚をバーストGXで締めくくるのが理想の戦い方になります。デデンネを取るために必要な逃げるエネルギーは5になります。アブソル2体+ガラル鉱山で取ることができます。

ピッピ人形はお互いの逃げるエネルギーを増やす関係上確実に逃げることのできる札として採用しています。モンジャラが進化できるかどうか現状の手札で判断できない場合や、最後のバーストGXを奇襲する際に前に出します。

たねポケモン主体のタッグチームにはかなり有利に戦うことができます。(アブソル4体とガラル鉱山をおけると3神も1パンで倒すことができます。)横浜CLの結果を見るとルカメタやセキタンザンが多いとのことで環境に有利に戦うことができるかもしれません。小ズガは過剰なアブソルを前に為すすべがないので有利に戦えると思います。(フリージオは小ズガ対策ではないです)

ゼラオラGXとハイド悪エネルギーだけは泡を吹いて倒れることしかできないので諦めてください。

このデッキの強みはアブソルスタートの確立が高いことです。アブソルスタートすることで仮に後手を取ってしまっても相手の動きに制限をかけることができます。また、このデッキのもうひとつの勝ち筋としてLOを狙うことができます。過剰な逃げエネの要求下で相手が自由に動くためにはポケモン入れ替えを使う必要があります。しかし、ポケモン入れ替えはデッキに最大4枚までしか採用することができません。そのため、毎ターンポケモン入れ替えを引くために相手は大量のリソースを削りながら戦うことになります。序盤モジャンボでビートをしながら、相手のリソースを確認しましょう。毎ターン博士の研究などを使っていたらLOを狙う線が出てくるので隙を見てボスでポケモンを縛りながらフリージオで止めましょう。LOへの比重をもう少し大きくするならフリーザーGXなどを採用してみても面白いかもしれません。

まとめ

モジャンボデッキは如何だったでしょうか?使いたくなったと思う人が一人でも居たら嬉しいです。今回の横浜CLでBレギュレーションが落ちてユニットエネルギーやアブソルとお別れするのではないかとびくびくしていましたが、まだこのモジャンボは戦うことを許されたようです。ご存知の方も多いかと思いますが、反逆クラッシュに似た性能のダイノーズがいます。こちらもユニットエネルギーでウツロイドなどと組んでみるのも面白いかもしれません。逃げるエネルギー参照ポケモンはちょくちょく登場しているので、何か気に入ったポケモンで考察すると良いかもしれないですね。

最後に今回の横浜CLで使った構築を載せて供養してあげようと思います。どこにも載せないのも可哀想な気がするので。

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※追記

LOのプランをさらに重視する場合モンジャラは「どくどく」ではなく「からめてひっぱる」を使う方が良いと思います。

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