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【Shadowverse】DOVセッカエルフ解説記事

●はじめに

こんにちは、AXIZ所属のRumoiです。

本記事ではDOV環境における『セッカエルフ』のデッキ解説をしていきます。

『セッカエルフ』は現環境においてTier最上位デッキの中の一角であり、今後もしばらくは環境の中心になっていくことが予想できます。

私自身このデッキをDOVリリース初日から、誰よりも使い続けているという自負があります。

自分がこの期間で得たデッキへの理解が皆様への助けになれば幸いです。

また、購入への参考程度に私の現在(21年4月25日現在)の戦績を提示しておきます。

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試行対戦回数自体はそこまで多くありませんので参考程度に。

※本記事では以下のような略称を使用します。

《瘴気の妖精姫・アリア》 → 《アリア》

《宿命の狐火・セッカ》 → 《セッカ》

《優美な猫姉妹・シャム&シャマ》 → 《シャムシャマ》

《追い風の妖精》 → 《追い風》

《エルフの呪術者》 → 《呪術者》

《妖精の弓使い》 → 《弓使い》

《フェアリーウィスパラー》 → 《ウィスパラー》

《森林の狼》 → 《狼》

《森林の狼》と《ウィンドフェアリー》の両方→ バウンスカード

《壊天災・ハレゼナ》 → 《ハレゼナ》

《虚無ノ哭風・グリームニル》 → 《グリームニル》

《魔獣の女帝ネレイア》 → 《ネレイア》


●デッキ構築

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私が現在使用している40枚がこちら。各カードの採用・不採用理由は後述
最新のデッキリストは記憶の軌跡→エレメントスラッシュ(5/10更新)


●デッキコンセプト

『セッカエルフ』はアリアの進化時効果でフェアリーウィスプやフェアリー全てを除去兼打点カードに変換し、相手の盤面を捌きながらライフレースで優位に立っていくデッキである。

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アリアと相性のいいフェアリーウィスプ、フェアリー、それらを生成するカード全てが低コストフォロワーであることから、それらの破壊数を参照するセッカ(以下この破壊数のことをセッカカウントで表記)や、プレイ回数を参照するシャムシャマのようなフィニッシャーとの相性もいい。

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セッカが疾走を持つセッカカウント=20になるのは平均8T、上振れ7Tなことは抑えておきたい(根拠は後述)。

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これらの2枚は盤面を処理する能力も非常に高いため、アリアを引くことができていない時の生命線にもなる。


●採用カード

①確定枠

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この30枚+後述するフェアリー生成の内最低6枚を確定枠と考えている。

確定枠の内ワンダーツリー以外のカードはどのセッカエルフでも基本的には3枚採用されており、議論の余地のないカードと考えているため個別解説は省略する。

《ワンダーツリー》

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複数ターンかかるものの、2コスで2ドロー,守護2体展開,4回復できる優秀なカード。

ハレゼナ前に守護を出して進化フェイスを防いだり、盤面を放置して受けるライフを元に戻すなど、ラグのある守護と回復を上手く活用することが重要。

特に、アリアを引くことができなかったゲームを遅延する能力はデッキ内で随一であり、枚数は落とせないと思っている。


②選択枠

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《記憶の軌跡》

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低コストフォロワーが多いこのデッキと相性がいい回復カード。追い風とも相性が良く、盤面を使わずに1ppで1プレイできるのは優秀。

序盤に単体で機能しないことや、セッカのカウントのために極力PPはフォロワーに余さず使っていきたいことから枚数は1枚に抑えている。


《エルフの呪術者》

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最低限のスタッツがあり、即時でフェアリーを生成するのでフェアリー生成カードの中では最も評価が高い。

このカードの進化時効果も有用な効果であり、特にvs清浄ビショップの選択不可守護の突破のためには必須である。


《妖精の弓使い》

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呪術者と同じく最低限のスタッツがあるものの、フェアリーの生成はラストワードでありタイムラグがある。

アリアの進化下で横に出るフェアリーに突進が付くのが偉いものの、それ以上でもそれ以下でもない何とも平凡な性能ではある。


《フェアリーウィスパラー》

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1/1スタッツが2コスとして見るには弱すぎるものの、唯一フェアリーを2枚生成してくれるカード。

手札にフェアリーを加えてくれるので、呪術者やプレイ回数系統のカード全般と相性がいい。


上記フェアリー生成カード3種類はどれも単体で強いカードではない。しかし、デッキの性質上2コスを返してアリアを引きに行くマリガンをするので、2コスであることを評価して全て3枚採用としている。

2コスとして出した際のトレード性能が重要であるため、優先度は 呪術者≧弓使い>ウィスパラーで考えている。


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