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診断士

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令和元年事例1(設問分析編)

令和元年事例1(設問分析編)

私は令和元年度に中小企業診断士試験に合格しました。そして令和2年5月に中小企業診断士として経済産業大臣に登録されました。

中小企業診断士試験の合格までに9年かかっており、完全な多年度受験生でした。

合格までには時間を要しましたが、中小企業診断士試験、特に2次試験のノウハウは他の合格者よりは多いかもしれません。

個人ブログである「中小企業診断士けんけんの部屋」は個人ブログとしては皆様に支持をい

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事例4について

事例4について

今日は事例4について話したいと思います。

私の職業は銀行員です。当然財務は得意だと思われます。たぶん得意な部類だと思いますが、ただ事例4で得点を取ることとは別物だと思います。

その要因ははっきりしています。それは80分しか試験時間が無いからです。診断士試験が120分試験時間があれば余裕で得点ゲットが出来ます。

ただ80分という試験時間がいやらしいです。焦ると簡単に自滅してリカバリーが難しいで

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事例1対策 強みとは?

事例1対策 強みとは?

今回は中小企業診断士試験対策です。

事例1の強みについて書いていきます。

事例1は強みの維持強化が根底のテーマです。それは常に意識してもらいたい事ですので一緒に考えてみましょう。

平成25年事例1を題材にします。

第2問設問2

A社のオペレーターの離職率は、同業他社と比べて低水準を保っている。今後、その水準を維持していくために、賃金制度以外に、どのような具体的施策を講じるべきか。中小企

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事例3対策QCD

事例3対策QCD

事例3に繋がる1次知識を書いていこうと思います。運営管理が苦手な人は 読んでいただいて、イメージが出来ればと思います。私のブログは「これを読みこんで勉強してね」ではなく、さらーっと流し読みしていただくイメージで作っていますので。私もそんなに手の込んだものを作れる力量も無いもので・・・。

今日はQCDです。事例3の前提となる知識ですね。
Q:品質 C:コスト D:納期を略してQCDです。
略して

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令和元年事例Ⅰ(与件分析編)

令和元年事例Ⅰ(与件分析編)

中小企業診断士のけんけんと申します。

令和元年事例Ⅰ(与件分析編)をお買い上げいただき有難うございます。
ここでは令和元年事例Ⅰの実際の試験問題を用いて与件文の読み方、考え方を解説していきます。

実際の事例解説に入る前に中小企業診断士試験における与件文について説明します。

ここで皆様に質問させていただきます。
中小企業診断士試験2次試験における与件文とは何を意味するでしょうか?

これはいろ

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令和元年事例Ⅰ(解答プロセス編)

令和元年事例Ⅰ(解答プロセス編)

令和元年事例1の設問分析編、与件分析編に続いて解答プロセス編を書いていこうと思います。
私は普段「中小企業診断士けんけんの部屋」というブログで中小企業診断士の試験対策を中心に記事を書いています。
私は試験合格まで9年かかっている完全な多年度生です。ストレート合格で1年でサクッと合格する強者も多数いるのも事実ではありますが・・・。
でも私のように多年度に渡り受験勉強されている方が多いのも事実です。

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