お休み期間中にラジオ探究 ②

このお休み期間中、日本国内のラジオ放送は、radikoを使って聴いておりますよ。昨年は忙しくてたまに大阪のFM802を短時間聴くぐらいでしたね。またFM802というステーションは、とにかく曲を多く掛ける、日本では珍しい側面を持つラジオ局。そのおかげで京阪神を中心とした関西地区で、特に若いリスナーに絶大な人気を誇ります。

なので長らく関東のラジオを聴いてなかったんですよ。最後に東京に行ったのが、2017年? 大阪に最後に行ったのは2019年でこっちが最近と言うことで、大阪の思い出が印象深いことも手伝ってますね。ですので、今回は関東方面を多めに聴いておりました。

J-WAVEがこんなに喋るステーションだと言うのを忘れていました。それが最近のTBSラジオが「J-WAVEの真似をしている」と言われる所以なのですね。もちろんオシャレな音楽も掛かるのですが、トークもそれなりの分量ある感じ。

で、今回注目したのがTOKYO FMですね。それこそ少し前までTBSラジオが連続で関東地区の聴取率ナンバー1だった訳ですが、いつもJ-WAVEと競争を繰り広げていました。ところが今はTBSラジオが落ち、J-WAVEとTOKYO FMで凌ぎを削っているそうです。

2017年頃はまだTOKYO FMは低空飛行気味で、東京の現地でもそんなに聴いてなくて。そのイメージしかなかったTOKYO FMですが、今回聴いてみてビックリですね。特に全国ネットでない、TOKYO FMローカル枠が良いと思いました。(関東人の特権かな?(笑)) J-WAVEも喋るのなら、同じぐらい喋るTOKYO FMもそれなりに良いのでは?と思い、聴いてみたらズバリその通りでした。

朝の「ONE MORNING」から「Blue Ocean」。さらにお昼前から「ALL-TIME BEST~LUNCH TIME POWER MUSIC~ supported by Ginza Sony Park」、13時からの乃木坂46から「山崎怜奈の誰かに話したかったこと。」、15時からは稲垣吾郎さんも月火に登場の「THE TRAD」。17時からは以前「SCHOOL OF LOCK!」を担当していたマンボウやしろさんの「Skyrocket Company」。

朝から夕方・夜にかけ、非常に聴きやすい、敷居の低い、でも決してガヤついてばかりいるわけではない、明るくもはしゃぎ過ぎない雰囲気で全体的に進んでいきます。特に「ALL TIME BEST~」に関しては正午を挟むので、仕事の休憩中に聴く人が多いのを踏まえ、ヒット曲を新旧洋邦織り交ぜて極力トークを挟まないメドレー方式を導入。曲紹介でも時報前やCM枠に入る前に、明けたら誰の何という曲を掛ける…というのを予め言っておく。これは欧米圏の音楽を1日中掛けるステーションと同じ手法です。

更には「山崎怜奈の誰かに話したかったこと。」にビックリです。僕は甘く見てました、「乃木坂」という看板を。山崎怜奈さんはラジオ好きらしく、東京からradikoを使って地方のラジオ番組のヘビーリスナーをやっていたらしい。それから千葉bayfmの番組でも長く担当した実績もあり、今はTOKYO FMの午後の帯を一人で担当しています。とても聞き取りやすいお声。早口でも聴きとりやすいって、何なの?(;^ω^) お声がラジオ向き。もちろんルックスも抜群に可愛い。

なので、平日のこれらの編成は、僕的にはずっと聴けちゃうんですね。番組は概ね2時間単位で区切ってはあるんですけど、区切りながらも1日の流れを考えて編成が行われている感じがしました。

僕の知ってるTOKYO FMじゃなくなってた…。ぜひおすすめしたいです。

あと。僕の地元にあるJFN系列局も、1日の流れや、過去の実績に囚われない、今の状況を踏まえた番組編成に期待したいところです。僕の「とりあえずJFLのほうから聴いていこう」という習慣は、まさにその局から来ていますので。(ちょっぴり毒を…w)

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