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幸福

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幸福に関するモノローグ
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感謝とはいまの幸せを定着させるための儀式である。

見返りを求めなければ穏やかな気持でいられる。

大きな喜び、ささやかな喜び。 死んでしまえばさして違いはない。 日々ささやかな喜びがあればそれでいい。

思いどおりにならないのが当たり前。 だから思いの数を減らせばよい。 さらに言えば、思いをなくせばよい。

自分軸は重要だが、それに固執して不寛容になるのは愚かである。 自分軸を改善していくことも自己の幸せにつながる。 そのための努力や忍耐は惜しまない。

欲と幸福は反比例の関係にある。

貧しさは豊かさと比べるから惨めだと思ってしまう。

他人の幸福を自分のこととして喜べと言われる。 人を妬むと悪い影響が出るからそれを戒めているのだろう。 でも自分にも関心があることだと心底喜べないのではないか。 よい対策がある。 それは自分の価値観を他人に合わせないことだ。 自分に関心のないことなら他人の喜びを妬むことはない。

物事には、ある側面を見ると間違っているように思えるが、別の側面を見ると正しいように思えることがある。 何かを判断して間違ったと悔やむときはその側面しか見ていない。 別の側面を見れば正しいかも知れないのに。 いつも幸せな人は物事のいろいろな側面を見ているのである。

拒絶されることを怖れない。 その勇気が思いがけない幸運をもたらす。

幸運は不運の顔をしてやってくる。 それに気づいた者だけが幸運をつかめる。

幸運は環境が整いタイミングが合ったときに正体を現す。 幸運をつかむには日頃の努力とタイミングを合わせる感性が必要だ。

憎い相手を許すのは自分の幸せため。

何も期待しない。 いまの自分に与えられている幸せに感謝する。