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第1回RTA in biim 主催によるクッソ激烈に臭い雑記④

親しい人、まだ距離がある人
ボイスで喋る人、チャットオンリーな人、たまにしか参加しない人、
何でも出来るけど忙しい人、まだ経験が浅い人、
やる気に満ち溢れている人、疲れている人、
淫夢大好きな人、汚いものはNGな人などなどなど

運営21名、お手伝い6名。これに咥えて運営除く走者28名、
私ならこうやってまとめるわ。

天国と地獄の第2回プレ大会 その2

第四走者 ネシャーマ VS きゅー(・∀・) DQⅠ異種並走 
21:25スタート。
様々な感情が込み上げる中、最後のRTAが始まる。
結論は出た。本番までもう1か月しかない。

(次の運営会議で向き合って指摘しよう。本人にとっても遠回しに言われるよりいいだろう。なるべく簡潔に、人格や失敗への言及はNG!)

それともう1つ決めることがある。
第3回プレ大会開催である。

ぷれやります

建前上は意見を伺っているが、どうみても
「やれ(圧)」
「やります!(条件反射)」である。

すかさず採決を取る辺りがまさにそれである(その日は空けろ)。

ぷれやります2

というわけで本番中に急遽開催を決めた。
妙に活き活きとしているのは気のせいだろうか。

さてドラクエRTAである。ゲームボーイ版とスーファミ版との異種並走のため結果が読めない。GB版に限ってはOPがあるため、初っ端から差がついてしまう。

だがこの並走がすごい!
絶妙にシンクロしているのだ!

ぷれやります3

違う機種なのに何度もシンクロするのだから見逃せない。
視聴者も運営も食い入るように見つめる。
そしてラストの……(ネタバレ防止)

ドラクエ1並走はこちら
https://www.twitch.tv/videos/966167527

閉会式
放送枠は熱気に包まれていた。
慌ただしいなか走者に来ていただき、完走した感想を語って頂いた。怒られると思ったが、妙に盛り上がっている。

枠を閉じた後は走者や運営を交えてボイチャ交流会がはじまった。
「並走最高でした!」
「次回は並走を改良したい!」
「グレート狂一郎って糞だよね」

おいおいおい、盛り上がっている中悪いけど、苦肉の策で第3回をやることになったんだぜ?裏ではミラー班が反省会モードだった。

こういう時、前向きに捉える人と後ろを振り返る人と2つに分かれる。
私はというと・・・

秋やぼ「いやー、ドラクエ並走最高でしたよ!(ゴマすり)」
走者「事前に走らせて頂いたおかげでイメージができた!」
秋やぼ「うん、うん!」
走者「他所では絶対に出来ないエロゲーRTAをやらせて感謝します!」
秋やぼ「うん、うん!!

あれ思いついたの俺なんだ!!!

考えてみれば、閉塞感の塊みたいなbiim兄貴リスペクトに突如として現れた公認大会。そこで日の目を当たらないエロゲーを走れるなら協力的にもなる。

終わって見れば走者に助けられた日だった。
特にグレート狂一郎は良い。ハイドライド3が巻いて終わってしまったため、私が無理を言ってトークで場を繋いでもらったのだ。
その気配りと機転の良さを見いだせたのが大きい。
何より他の走者も細かい所までチェックしているのがいい。


彼は次期Ribを背負って立つ男だと確信した。


糞みたいな冗談は置いておいて、その日は寝ることにした。
反省会は明日でもできる。明日できることは明日やろー。

誰が為の大会(3月末)

第2回プレ大会翌日の朝(3/28)
ばっども~にんぐ~

深夜までお喋りをしていたので頭が痛い。
忘れる前に昨日の反省点を洗い出そうと、重い腰を上げてパソコンを立ち上げる。

ふとニコ生を見てみるとミラー班の1人が放送をしている。
彼は最後のDQを担当して頂き、途中で音声を切り替えるフレシキブルな対応をしてくれた。
「おはようんち」(労いの言葉)をかけるべくキーボードに手を置くと、例のミラー班と会話をしている。

某氏「〇×△□なんたらかんたら~~~~~、本番は大丈夫ですかね」
大丈夫な形にするために君に直接言うセリフを考えている所なんだよ。

R氏「ミラーは開始直後に細かいことでやることが多くて大変ですね~。始まってしまえばあとは楽なのですが」

人は自分の空間では本音が出るもの。Discordでは特に何も言わなくても、誰も見ていない所では気が緩むのである。
邪魔するのも悪いので作業用BGM代わりにwordを開く。

だが何かが引っかかる。細かいことってなんだ・・・?

視聴者が求めるもの(3/28昼)
突然だが、私は面白い動画作りの秘訣に
・落ち着いて時間を取れる環境作り
・細かいミスを減らす基礎
が大事だと考えている。

大会運営にも当てはまると思い、走者が安心して走れる環境とスマートなミラー切り替えが大事と考えていた。つまり完璧主義である。
(だからこその反省会!洗い出せ!指摘しろ!!)

第2回は視聴者にアンケートのご協力をお願いしていた。
一夜明けた日には約50通も届いていた(感謝)

(どうせキッツイご意見ばかりなんだろう、悪いね私が主催で。今はそれでいい、有用な意見を拾い出して視聴者と私の意見を交ぜて伝えたれ!)
だが予想に反して好意的な感想が多かった。特にドラクエへの満足度は超高かった。運営への批判は1通もなかった。

た、助かった。走者たちには感謝せねば。でも本当にいいのか?
裏では結構ミスが多かったんだぜ?

恐らく、細かい所に気が付いている人はいると思う。
だがそれ以上に面白かったのだろう。

こうなると非常に悩む。視聴者はそこまで求めてはいないのだろうか。
走者は十分に満足している。
なら運営はどうなのだろう。
全員が楽しめるにはどうすればいいのだろうか。

3/28夜
Discordを開くと何人かが細かい反省点を挙げていた。
誰のミスという個人名を出さない辺りに優しさを感じた。

ここは私も反省点を書いて、他の方も続けて書いてもらうように・・・

いいところ

や~めた!
金が絡まない大会でお通夜とか誰が得するんだか。
駄目な所は受け入れて、良い所を伸ばしたほうがいい!

なぜこの気持ちに変わったのか自分でも不思議だが、これが功を奏した。
運営全員が1人1個以上、本当に良い所を書いてくれた。

後で聞いた話
K氏「まさかポジティブな意見を書けと言うとは思いませんでした」
秋やぼ「まぁ僕が言わなくても他の方が反省点を書いてたからね。これ以上暗くしてもだめでしょ」
K氏「てっきりまた雷を落とすのかと思いました」

カケフくんは密教でありカルトであり有害図書に認定します。

主催の役割(転機)

運営陣の士気があがったはいいけれど、ミラー周りの課題が山積みだった。ざっと問題点を洗い出す。

珍しく頭を働かせる(3/29)
問題・原因・なぜの順
1.開会式の段取りミスと古いツールを使ってた
→ Discordやスプレ見ていない疑惑
→ 情報量が多すぎて煩雑。見る気が起きない?

2.細かい事が多い
 → 慣れていないから?それともミラーに負担が多すぎる?
 → というか何に困っているの?どうすれば軽減できる?

3.各班がバラバラである
 → 指示する人がいないから?なら主催が指示するの?
 → 主催が不在の時はどうする?そもそも他班が何やってるか把握できない?

(こりゃ"スプレに書いて"、"@everyoneや@here"を使って、"Discordでお知らせして"、"ボイチャ会議"で発言しても、相手が会議に参加しなかったり、聞き逃したり、どこか他人事と思ってスプレも読まなければ意味がない。だからこそ傭兵システムを提案したんだが)

過去の愚痴は置いておいて、逆に考えた。Discordを追わなくて、スプレを見るのも最低限で良く、かつミラーの負担を減らす方法を考る。

ならば私もツールを使い洗い出そう。
※ツールとは本部ミラー枠で専用の枠のこと。右クリックで走者情報を変えられる優れもの。

以前からツール自体は軽く触っていたが、本番を想定して使うのは初めてだ。ついでにツールフォルダの中身やファイルも軽く覗く。
うむ、ツール自体には問題ない。

では本番の工程が問題なのか。
ツール起動  → 枠を取る→ 走者紹介を流す → 時間になったら走者枠を流す → 画面合わせ、音量調整 → 走り終わったら走者紹介に変える → ループ・・・

1つ1つは簡単だがやることが多い。チェックリストを作ってもいいが負担の大きさには変わりない。ならば・・・

解決方法は分かった。
あとは浸透させる方法が問題だ。20人もいれば聞き間違いも生じるだろう。
そう言えば以前にBEEPさん絡みで、事前の連絡が無かったため予定外のタスクが生じた。つまり"この表"を使うことになっても誰かが損をする可能性がある。

さて一晩また考えた。


動く(3/30)

ミラー班の1人が回線の都合で枠を取るのが難しいと報告を受ける。
これ幸いとばかりに「チェック係」を設けることにした。
本部配信の音量や並走時の画面などをチェックして、ミラー枠と連携する役目だ。

(よし、まだ悪運は失ってないな、あとは自分次第だ)
この期に及んで逃げる算段はしないが、振り返ると私は大したことをしていない。

biim兄貴と言うネームバリューに人が集まり、
閉塞感が漂う空気をなんとかする気運に恵まれ、
失敗しても運営陣や走者に助けられて、
世間がコロナの影響で5月の予定が空く人が多く、
Rijのお陰で世間にマイク配信が浸透して、
走者にもスポットライトが当たる風潮となった。

とにかく運とタイミングと天地の気運に恵まれている。あとは優秀な運営陣をどう繋げるかがポイントだろう。

まずは各班(日程班、Twitter班、TK班、ミラー班)の有力者にマニュアルの内容や当日の担当などを聞きまわった。中にはスプレを読めば分かるものもあったが、重要なのは主催が興味を持っているのを周りにアピールするためだ。

簡単なやり取りを済ませると、次は現状の問題点を聞き出して、自分はこういう表を作りたいという提案をした。裏で作ったのを唐突に見てください!と伝えるよりも、事前に協力を仰いだ方が理解してくれる。

お次はDMでミラー経験の浅い人に"ある表"を作るから完成したら見てくださいと頼む。流れを熟知している人に見せるよりも、不安な人でも一目で分かるものが作りたかった。

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そして出来たのがこれである。

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なんてことはない、当日の流れを可視化した表である(作成時間8時間)
ミラー班の作業工程を減らすには、現行の配信環境では不可能だ。ならば判断を下す役割を他班にゆだねることにした。

先述通り、音量などの表側の判断はチェック係が担当する。不備があればその都度、指示してもらうのだ。
TK班は切り替えの判断を明確にした。具体的には「完走したので枠を切り替えてください」などの合図を送る。裏でやり取りする負担を分散させた。

そして、この進行表の真の意図は命令系統を「チェック係&TK班」 → 「ミラー」へ一本化することで、"全員"の負担軽減である。

例えば、本部枠が音量をミスする。
気が付いた方々が「小さい」「もっと大きく」「聞こえない」と連絡する。これはいけない、1秒でも早く気が付いてもらうためにと複数人が指摘している。ミラーからすれば誰の言葉を聞けばいいのか混乱する。
何よりも傍から見ているスタッフが疲れるのだわ。

本大会は12時間×4日間の大規模開催である。何かあれば全員で動くと消耗が激しすぎて身がもたない。そういえば「些細な事でも気が付いたら発言しましょう!皆さんで大会を成功させるのです!」といったニュアンスの話を聞いた気がする。やる気があって結構だが、100%の力を出し続けるのは不可能だ。真に全員野球をやるなら組織的な動きができるシステムが肝心だろう。

要は流れ作業で頭を使わない!連絡も最小限!
人間だからミスはつきもの、即座にカバーする体制にしましょう!
他の人は一視聴者として楽しみなさい!というか右枠で盛り上げろ!
といった感じである。
主催は予定外のトラブルがあった時に初めて動くぐらいでいい。

この進行表の欠点は、表でカバーできないトラブルとTK班の負担が心配だ。
前者は運営Discord内で専門のチャンネルを設けた。報告があった場合に待機している人が即座に対処する。
後者はTK班と話し合い、スタッフ募集をした。

喜ばしいことにExcelに詳しい方が、本番を想定した日にち毎の進行管理表を作成してくれた。かなり見やすいので連携が深まった。

おっと言わなくても分かる、読者はなんで早く作らなかったのだと思うだろう。それは全て主催の怠慢である。現場の混乱を招いたのは申し訳がなかった。

ただ1つ言い訳をさせてもらえば、万人から見て分かりやすいものほど苦心して作っているもんだ。誰かさんのなんたらシステム動画もそうでしょう?あの方の凄い所は「あんなの俺にでも出来る」と思わせておいて、誰よりも繊細で大胆に編集している所だ。
私が作成した表は大したことないけれど、各班の役割と担当の適正を測り、20人超が全員納得できるには時間がかかるのだ。

その日のニコ生
秋やぼ「・・・(中略)というわけで、運営内で調整とかなんとかしてますね」
biim「えらい」
秋やぼ「色んな人の了承を得るのは疲れますね」
biim「根回しは大事」
秋やぼ「でも本当はこんなことしたくないんです。リアルの仕事と同じですし。みんな良いように動いてくれるのが一番なんですが」
biim「それは子供の言い訳だよ」
秋やぼ「・・・・・・」


くたばれ!R〇TAGa〇me〇rs(4月上旬)

対立構造(4/1)
この時期はまともに働いている人なら超忙しい為、今週のボイチャ会議は早々に無しと決めた。私も進行表の他に、ミラー班のシフトも組まなければいけない。それとは別に本大会の紹介記事の執筆もある(大忙し)

元々は「あのサイト私も書き手の登録をしているんで、中身の記事を書いてみませんか~」といった感じの話を受けたので、
秋やぼ「いいんですか!?ではついっち頃すをついっち大好きに変えて記事を作ります」といった流れだった。しかし私も多忙だったので、とある肩に執筆を任せた。

残念ながら体調が悪化したとツイッターで呟いていたので、私が引き継ぐことになった。頼んでから数週間経っていたが、1文字も書いていなかったようなので構成から考える羽目に(これ引継ぎでも何でもないね・・・)

何人かのご協力のもと、一週間で書き上げることができた。急ぎの割には完成度もなかなか。サイト様に載せる用に推敲(編集)もして頂いた。さあこれで我々の紹介記事が!!!!!


ボツりました。


うん、やっぱりな。ボツ理由もかなーーーーり詳しく教えてくださいましたし。割かし予定調和だと思いつつも、ボツった事で逆に興味を持ってもらえたのでnoteで晒すことにした。

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ふつうでさーせん。
ちなみに後日、簡易記事がサイト様に載った。
(俺触ってないよ!触ってないよ!)と焦ったが、我々を好意的に考えてくれる人もいたようだ(感謝)

全体練習(4月中旬)

さて第2回プレでもう1つ観察していたことがある。それは走り終わってから切り替えるまでの待ち時間は何秒まで許されるか。

実例をあげると
1.第1走者が予定タイムを大幅に巻いて終わり
2.スタッフの指示により走者に感想を言ってもらい
3.終わりますと合図を送ってもらい
4.その後も「あぁ緊張した」などの些細な雑談をしていて
5.まだ終わっていない事に気が付き
6.再度ありがとうと礼を言う。
さあどのタイミングで本部枠を終わらせる(切り替える)か。

別に正解も不正解もない。早く終わったなら紹介動画を流せばいいし、雑談を聞くのでもいい。恐らく大半の方は3番の「終わります」で切り替えるのがいいと答えるだろう(マニュアルもそう書いている)。

残念ながらプレでは③から5分後(⑥から1分半後)に切り替わった。
遅い、遅すぎる。視聴者も困惑してコメント率が減っていく。
(走者が終わると言っているのに何を待っているの?)と、どつきたくなる思いを我慢して、本部枠の冷め具合を観察して次回に繋げることにした。

結論を出すと、この許せるタイムラグは③から15秒だ。30秒でやっとかと思い、45秒で遅いと感じ、1分で大事故だ。えっ、15秒で!と思うかもしれないが、走者の気持ちになって考えると分かる。
走り終わった時点でやりきった感があり、ハイな状態で完走した感想を述べて、さあ後は合図を送って終了である。
15秒なら視聴者もコメントをうつ暇があるけど、30秒も待たされたらたまったもんじゃない。

本番ではあらゆる事態が想定されるが、少なくとも走者には気持ちよく終わってほしい。そこで、進行表を確認する意味合いもこめて、各班合同の実演を行う事にした。

実を言うと私は練習しない派である。今までのRTAも調査やチャート構築は真面目にやるが、そこで完結している人だ(走者の屑)
その私が今回ばかりは必要と感じた。今回の決め手は各班の連携にある。

他所のイベント運営では進行表やら実演などをやっているのか知らないが、我々が不安を取り除くには練習しかなかった。

とはいえ練習自体は和気あいあいと進んでいた(と思う)
私自身も最低限出来ればいいと思っているので、特にスパルタ監督染みたことはしなかった。上記の許せるタイムラグも心の中で18秒に拡張した。

さて全体練習で走者の役をやるため、自分のコミュで枠を取った。するといつもの兄貴が遊びに来たので、ついでに聞いた。

秋やぼ「なんかEDに使えそうな動画はないすか」
biim「すっ・・・


そして5月本番から1週間前の4月24日。
失敗すれば後が無い第3回プレ大会が始まる。(続く)



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