第1回RTA in biim 主催によるクッソ激烈に臭い雑記⑤ 終わり
この大会を持って引退するつもりでした
背水の第3回プレ大会(4/24)
まずはスケジュールを見てくれ。こいつをどう思う?
すごく・・・本番より濃いですね(禁句)
集まって頂きありがとうございます。
今回の目標はミラーの練度を高めることだ。ミラー担当は7人いるので、1作品につき1人のミラーが担当する。つまり毎回のように枠が切り替わるのだ!視聴者からすれば邪魔くさいが、文句はニコニコに言ってくれ!
また、並走のミラー練習したいけれど並走者が見つからない。そのために同一ESTのゲームを無理やり異種並走として組むことにした。
面白さ?走者の気持ち?知らん!
走る順番はミラー担当のシフト都合である。トップバッターには疾走感のあるアクションが最適だが、よりにもよってエロゲーである。
だが!しかし!我々は形振り構っていられなかった。
そして失敗が許されない第3回プレ大会が始まる。
第1走者 猫猪 魂魄妖夢と淫妖の洞窟
おもしろかった。裏方も順調でした。
第2走者 うづきちゃん VS グレート狂一郎
ウルティマ6 偽りの預言者 / 妖怪道中記 異種並走
滅茶苦茶だったが狂一郎兄貴のトーク力のお陰でなんとかなった。
裏方も順調でした。
第三そうしゃ・・・
はい、お気づきかもしれないが書きます。
めちゃくちゃ順調でした(ご満悦)
練習って偉大だなぁ(感無量)
となると第3回プレ大会のアーカイブがTwitchにあるから、見てくれとしかいいようがない。あれが全てだ!順調すぎて本当に書くことがないのだ!!
省くのも何なので、こちらの裏話をば。
第9走者 秋やぼ VS Renne アイドル八犬伝並走
はっきり言えば大トリに相応しくない。
biim界隈的にはR?MJや星をみるひと並走、
4月末の話題性はDQ3やサガフロリマスターとがあるにも関わらず、アイドル八犬伝である。
うん、すまぬ。走り終わったら閉会式に行けるからいっかー、というクッソ弱い理由である。間違っても目立ちたいからではない。
さて私自身だが、全く練習していない。リアルの仕事の都合により前々日に家の引っ越しで忙しいのだ。はなからミラー練習に付き合うための並走参加である。
とはいえ申し訳が無いので、右枠(並走では真ん中)に載せるための画像だけは一杯用意していた。
※ゲーム内で元タレントの田代まさしをモチーフとしたキャラが出てくるのです。クワマンは出ません。
もちろん、グーグルドライブで共有化している(かんぺき)
頼れる子分にも〇分〇秒に田代を刺しこめ!と強く伝達している。
ふっふっふっ、走りと喋りがうんkなら右枠で誤魔化せ作戦である(動画投稿歴8年)
さて完走した感想ですが、
やめて!石を投げないで!最期に歌ったからノーカン!ノーカン!
閉会式後
とくに反省することもないので、走者と運営とで雑談をした。
どういう流れか忘れたが(すっとぼけ)
アイドル八犬伝での画像差し込みがウケた話となる。
田代はいつの時代でも我々を楽しませてくれる。
ここでR氏とT氏がちょける。
「僕たちの顔画像を田代とクワマンに差し替えるのはどうですかね」
「だったら名前も変えましょう」
「なら並走用の進行チャートも最後に「しゃぶ」とつけて」・・・
深夜特有のトークが繰り広げられた(例のアレ誕生)
特に意味もなくクワマンの画像を用意したのが、まさかこんなことに
決起集会(4/29)
第3回プレ大会は大成功に終わり、不安の種は無かった。
あとは決起集会だ。走者を呼んで意気込みを語って頂くアレである。私は引っ越しの荷解き(と体調を崩した)もあるので、副主催に司会と素材の用意をご依頼した。
これがまぁ大成功!いい仕事をしてくれる!
顔が広い人は司会もうまいもんだぁ。
微笑みデブに射撃の才能を見出したハートマン軍曹のような気持ちで、彼に対する認識を改めた。
そういえば謎のアラビア文字付きはbiim兄貴に聞いてつくったようだ。
訳すと
アールティーエーインビイム
ついっちころす ぜんいんけつをなめろ
終わった物に興味などない
彼はこの画像"だけ"を用意するのにニコ生で1時間半も放送して仕上げた。並々ならぬ情熱の持ち主だ。もし私ならご参加される方の名簿と走るゲームの画像を用意する(凡人)
参加走者は計13人。内運営3人なので10人もご参加して頂いた。プレ大会を3回もしたことで認知度が広まったおかげだろうか。
(とはいえ、大会経験者から見ればうちはまだまだだろう。怒られないようにしよう)
自己評価の低い主催であった。
さて走者の意気込み語りで特に気になったのは「参加した経緯」だ。
Aグループ(ガチ勢枠)※当日は4人1組でDiscordに入りました
「楽しそうだから」
「視聴者さんに教えてもらったから」
「自分の好きなゲームを広めたいから」
「T兄貴を世界一位兄貴と勘違いして(中略)メガテンで応募したけど秋やぼ兄貴から別のゲームで誘われて」
うんうん、いい理由だわ。特に楽しそうは嬉しい。
大会発足時からこの大会の意義について悩んでいたので励みになった。
本当に申し訳ないが、biim兄貴公認の時点で出場するメリットはない。Rijのように名誉?海外の大会みたいな賞金?ねぇよそんなもん!!!!というかホームページ代で赤字だよ。
自分なりに走者への還元を考えて知り合いにご相談もしたが、結局何もできなかった。それにも関わらず、大勢の走者や運営が信じてご参加してくれたのはありがたい。
Bグループ(中間枠)
「エロゲを走れるから」
「biim一門として参加できるから」
うむ、エロは大事である。
Cグループ(biim系枠)
E兄貴「秋やぼ兄貴に誘われたから」
K兄貴「秋やぼ兄貴に誘われたから」
U兄貴「秋やぼ兄貴に(ry
G兄貴「秋やぼ(ry
Z兄貴「秋やぼ兄貴に誘われたから。まさか私が誘われるとはいよいよ参加者に困っていたのかと思って入ったら、結構多くて困惑」
( ;^ω^)
いや、普段そんなに横と繋がりを持たないので、まさかご参加してもらえるとは思っていなかった(人見知り)
何となくだが、この4日間はうまくいく気がした。
大会1日目(5/1)
いつもの時間に目覚めて、いつも通りに朝食を作り、日課のラジオ体操をして、いつものローテンションで開会式を終える。
自分でも不思議なほど落ち着いていた。
天地を喰らうRTA中に敵地拠点がシャドーBANされた時も、
(あっ、シャードBANってのがあるんだ。( ´_ゝ`)フーン)
どこか他人事のようだった。
夕方になると虫兄貴のスレイヤーズが始まる。右枠で遊びがいがあると思い、運営スタッフ(1名)とボイチャをしながら、適当に画像をその場で探して差し込んだ。
その後は席を離れる。諸々の家事を終えてパソコンを開くと例のタカヤノリコが映る。ログをさかのぼると運営スタッフたちが我先にと画像をぶちこんでいた。
よかった。その日は私と他1名しか差し込んでいなかったので、野球拳のおかげで皆のタガが外れたようだ。
これで心置きなく引退できる。
大会2日目(5/2)
この日も淡々と開会式を終える(平和ねぇ)
ハイドライド3並走で右枠の人をボロカスにイジってテンションを上げる。何であの人プロレストーク専門になったんだろう。昔はまともだったのに。
そんなことはどうでもよく、次のカケフくんがすごい!あの激ムズゲームを喋りながら走るのも凄いが、裏のDiscordにて自分で画像を差し込んで本部右枠に反映させているのだ!イカれてる(誉め言葉)
残念ながら並走者は現れなかったが、大会終了後に運営内でクラスター発生。何人ものスタッフがカケフの理不尽な敵配置に怒りを覚えた。
そして星をみるRTA中に敵地拠点が正真正銘のBANをくらう。
(あっ、やっぱりー)
ついっち民には悪いけどニコニコで見ればいいよ~~あは~ん。
とはいえ原因は究明したいので、緊急で走者を交えた会議を開くことに。スタッフたちも予想通りと思っていたらしく、むしろ美味しいという結論に至った。
しかし、Twitchで放送する走者的に外部の配信サイトのみのミラーはどうなのと疑問が上がる。正直滅茶苦茶焦ったが、そのTwitchで走る走者の話ではニコニコからのミラーは別に規約違反ではないと説明を受ける。
た、助かった。いつの間にか、走者も運営のお手伝い(助言)をするようになっていた。奇妙な事である。
会議後に心配になった走者から、大丈夫でしょうかと聞かれるも、すぐさま返答して事なきを得る。
何の問題ですか?(レ)
そうこうするうちにドラクエ並走となるが、視聴者のコメントがBANの話でもちきりとなる。流石にRTAを無視して同じ話のループはどうかと思い、閉会式にて走者第一である旨をお願いした(ネシャーマ兄貴、きゅー(・∀・)兄貴すまねぇ)
また、同RTA中に荒らし弾幕(〇〇〇〇最強!を繰り返すやつ)が出たので、ミラー担当に注意喚起した。OKのリアクションをもらうがDQ担当は何もしようとしない(ニコニコの仕様上、放送枠を取っている人しかNGにぶちこめない)
コメの流れが早すぎて追えなかったのかもしれない。NGへ入れる基準を精査して、翌日に整理した形で周知した。対応が後手後手になってしまい反省。
これは私の持論だが、コメントをしないでROMる視聴者は9割いると思う。その視聴者こそが大事なのだ。よくある話で「コメントをしてくれる人はありがたい」と聞くが、あれは1割もいない。
目の前のコメント(動画や生放送、外部の掲示板も含めて)だけに耳を傾けていては、9割の心が掴めないのだ。だからこそ誰もが不快に思う荒らしコメントの放置は重く受け止めた。
ドラクエRTAも終盤に差し掛かる中、知り合いから「BANの原因がわかった」と連絡を受ける(忙しいなあ)
そんなもん親父殿のおちんこBBだろうが!と返したかったが、アナリストをしている方なので一応話を聞くことにした。
色々と資料を見せてきやがったが(面白いけど今は興味ない)、某氏の嫌がらせ通報らしい。
だからどうしたと思ったが、無視するのも悪いので翌日の開会式にて感謝の意味を込めて、調査会社(皮肉)の友人からのタレコミがあったと伝えた。
予定外のトラブルと連絡で疲れたまま、その日のトリであるミスティッククエスト並走が始まる。ミラー担当も交代となるので気持ちを切り替える。私と他1名はDiscordのボイチャに入り冷やかs・・・エールを送る。
この枠がまたすごい!!!
田代(ちょろざこ兄貴)の軽快なお喋りに何度も草を生やし、
クワマン(リロイングマン兄貴)の華麗なプレイングで視聴者は魅了。
そして裏方もすごい!ミラーをしながら駅伝の進行表を動かしているのだ!!
いや~~この時間帯は本当によかった。陰鬱なムードを変えてくれた。
トリに持ってきた日程班、ミスティッククエストを走ったことがあるミラー担当、そして微妙だったアイドル八犬伝が田代とクワマンを生み出す見事な好プレーだった(自画自賛)
大会3日目(5/3)
この日は世界記録が連発した。
ついでに天使の詩もなんかあったそうです。
閉会式で愛の告白がありました。
以上
大会最終日(5/4)
異常な盛り上がりを見せた大会も終わりを迎える。
第2回・第3回プレにて見事な走りを見せてくれたシオン兄貴、続いてウスイ兄貴によるゼルダのパチモン、Eip兄貴の珍しいガバにより視聴者合計数は過去最高の8000人を超える。
色々と語りたいが、後日にでも第1回Ribの中でも特におすすめ作品として紹介する(必ずやるとは言っていない)
さて、クッソ長い文章(5回分合わせて約40000万文字)にお付き合い頂いた読者なら、最後に何があったかご存じだろう。
1.アバドーンRTA完走後にBAN
2.その場で閉会式を5/7に変更して4日間を終える。
3.閉会式でTAOを走る、走者インタビュー、大会MVPを決める。
という流れである。
だが本当にやりたかった進行は以下の通り。
1.アバドーン終わり
2.閉会式を始める
3.・・・と見せかけて、TAOを走る
4.最後に真の閉会式。走者を呼んでワイワイワールド(談笑)
裏のミスにより一部でTAOがバレていたが、一応のサプライズ企画である。そしてこれが事実上の引退作である。
引退と書いたが、正確に言えば「なんとなくやめる」だ。
私は趣味の範囲で投稿しているので、「引退」は説明が面倒な時に使う表現だと思う。原因は色々ある。家庭の事情や仕事の負担増、他の趣味(ボドゲ)を見つけたなどの積み重なりだ。面白味も何もない理由で心苦しい。
今回、兄貴公認大会を初開催できたのはいい機会だ。
決して崇高な志があったわけでもなく、万全の準備ではなかったにせよ、力を合わせて1つのイベントを成し遂げたのは最後の爪痕として十二分だ。
別に大っぴらに引退します!と伝える気はない。たまに生放送でゲームをしたり、気が向いたら単発で投稿するかもとも考えていた。Twitterでも自分の事は喋らないタイプなので、静かに消えるつもりだ。何よりも引退発言は薄っぺらく聞こえてみっともない。
だからこそ次回開催については明言を避けていた。
他に主催をやりたい方を冗談交じりに(実は本気で)呼びかけた。
1時間半ほど私のRTAに使わせて頂く旨は運営陣に伝えていた(引退は流石に伝えていない)
アバドーンのミラー担当にだけは、当日の段取り相談と"最後に無茶をやれる"と遠回しに伝えていた。
U兄貴にも素材を用意しているので適当にぶち込んで欲しいと頼んだ。
さあ、あとは走って終わりだ!!
20:00 Zelda’s Adventureが終わりを迎える
私はアバドーンRTAにて、本部枠で駅伝の進行チェックを担うため、早々に閉会式の準備を裏で進める。
20:30 6つの金貨1週目終了
Jackpotレギュを走っていいと聞かれたので、主催権限で了解する。
終わり間際にスタッフ及び走者が連絡を取るチャンネルにこう伝えた。
4日間を労う意味で引き下げたのもあるが、臨機応変に進行するには私一人に権限を集中させるのが手っ取り早い。忘れずにドーンの開始時刻が遅れる旨を両走者へ伝える。
20:45 5分遅れでアバドーン開始
最後の走者(大嘘)ということもあり、会場は異様な熱気に包まれる。その時の視聴者コメントをテキスト保存していたので、振り返る。
大半は応援コメントだが、極一部の人は期待?のコメントを見かける。
「BANされてこそ伝説になるんだよなぁ…」
「配信自体が事故のようなもんだし・・・」
「BANRTA」
運営もそれに乗っかりネタコメントをする。
ガバを見るよりも明らかだが、これはダチョウ倶楽部の「押すなよ!」と同じお約束ネタである。面白いと思うかは人それぞれとしか言いようがない。私?TAOで何を喋るか一杯いっぱいだったよ。
ついでに走者の紹介を簡単にば。
左枠U兄貴:運営スタッフ。担当は文書作成と調整役。私とbiim兄貴とは古くからの知り合い。別にプロ走者ではないが、私の前座として大トリ(偽)を任される。本部枠では彼の声が流れる。
右枠Y兄貴:運営手伝い。Twitterとエロゲ面接担当。今大会で知り合う。エロゲ系は彼が主導になって面接をしていた。BAN回避のスキルは絶対の自信を持っており、数々の走者を「中途半端な隠し方では迷惑になります」と指導(落選通知)した。ボイチャ交流会では年齢や職業、身の上話を自ら喋ってくる。
さてRTAが始まる。右枠Y兄貴のガン攻めチャートが見事に決まる。この辺りはエロ担当の面目躍如である。
一方、左枠U兄貴はtkb隠しにFE聖戦のアーダンを使う(かたい!つよい!おそい!)。
視聴者のハートを掴むが、運悪く恐怖のみずき姉さんに捕まる。時計塔に至ってはキャラ落下死マスを踏んでしまい、本来の調子が出ない。彼が裏で練習している姿を知っているだけに辛い。
私はチェックポイントで手一杯。右枠の文書差し込みは他のスタッフに任せる。
biim兄貴は普通にチャートの解説をしていた(なぜこの人が一番冷静なの)
開始から40分。右枠Y兄貴はもうすぐゴールだ。しかしU兄貴はまだ時計塔の入り口付近。
この時計塔からが非常に厄介で、敵キャラが5種類ほどいるのだが、うち2種類も女性の性器が見えてしまう。
時計塔を抜けたあとも、短い通路ではあるが裸の雑魚キャラが出てくる。
Y兄貴はご自身のエロ同人画像で隠すという荒業で切り抜ける(どうみてもアウトだが、Y兄貴の言い分ではこれはセーフらしい。ツッコむ気にもなれい)、U兄貴はというと、
ずーーーーーーーーっと全裸騎士団で画面を隠すチキンプレイ。これではイベント中も何をやっているのか分からない。日々、視聴者が何を望むか、どうやればエロを極められるかを模索する我々運営として、芸術点の欠片もない隠し方は許すはずがない。
上記の画像はテキスト保存していた過去ログである。ユーザーID1582258とはbiim兄貴のことである。
私と兄貴はU兄貴の枠に乗り込み、やるなら正々堂々一瞬の隙をついて隠すように指示。BANの責任はちょろざこ兄貴が全て負うから!!!!!!
これを受けてU兄貴は永久画像隠しを諦め、敵が出てくる瞬間に隠そうとする(妙技)
あんのじょう、ハプニングが起きる。一瞬ではあるがあられもない姿を晒してしまう。へたくそ。もっと上手くやれ。
間の悪いことに「いいだろう、この区間は裸の雑魚はでなかったはずーーーーーー」と言った直後に出る始末。もちろん、視聴者は「草」を連発する。
私も裏で大笑い。裏で私と兄貴が文句を言って、その直後に雑魚出現を見誤ってこれである。RTA中の事故ならしゃーない。
とはいえ1.5秒しか割れ目が確認できず、BANされるかは微妙な所だ。
通報されまくったら終わりだが、ニコニコがどう判定するか。
裏では運営スタッフが協議する。様々な意見が出ていたが、ひとまずこの放送枠のまま閉会式を行うことにした。BANされようがされまいがニコニコの仕様上、放送を続けること自体は可能なのだ(不思議)
ここで右枠Y兄貴が暇を持て余したのか、自作のエロ同人ゲーの宣伝をし始める。彼から(強制的に)聞かされた身の上話で、就職直後に会社をやめて同人で生計をたてているのは知っていた。運営としても「いついつ発売するから買ってね」と宣伝の協力をする。
U兄貴がエンディングを迎えようとする頃、この男が口を開く。
時間的にY兄貴が暴走する前での発言である。
一体何のことか分からなかった。現に視聴者は誰も気が付いていない。恐らく、私と視聴者はこれのことを言っているのだろうと考えた。
どうみてもアウトです。本当に(ry。
一応、運営にも聞いてみることにした。
どの場面を差しているのか分かるだろうか。
実は全員言っていることがバラバラなのである。
というのも、間の悪いことにY兄貴が暴走しだしたタイミングと被る。
私はさっきの画像の事だと思っている。
下から3番目の兄貴はRTA中に隠しを失敗したことに言及している。
それ以外は以下の画像"など"だ。
場が混乱してきたのでbiim兄貴の発言を拾う余裕はなかった。
さて雲行きが怪しくなってくる。
依然として草のコメントは多い一方、右枠への苦情も増えてきた。
左枠はエンディング中なので余韻に浸っているが、誰も聞いてない。
57分29秒、U兄貴ゴール。恒例の完走した感想タイムだが閉会式22:00まで残り数分。ここで1つ判断を下す。
「閉会式は22時10分からとします」
これには理由がある。まず、TAOのRTAにはU兄貴の協力が必要なのだ。彼は右枠に画像や文章を差し込んで、面白おかしく彩ってくれた。走った直後の彼に今すぐ準備をしろと言うのはあまりにも酷。10分でいいから呼吸を整える時間が必要と感じだ。
そして表向きの大トリはU兄貴とY兄貴だ。ハプニングはあったものの視聴者の熱気は最高潮だ。なのにいそいそと閉会式に突入するのは素っ気ない(不自然)
よって私の頭の中で描いていたのは以下の通りだ。
1.閉会式は10分から。その間までお二方は完走した感想をば。
2.BANされてもこの枠は続行。閉会式を行う。
3.ミラー担当はトークが終わり次第、閉会式に切り替える指示を出すから待機。
そうだ、全ての段取りの責任は私である。
以下、時系列に沿って書き記す。
完走した感想が始まる。
右枠はRTAを引退する発言をするが、誰も聞いてない
左枠はクッソ真面目に4日間のお礼を言う(〆の挨拶が早すぎる)
右枠は自作エロ絵をドアップで映し始める。
左枠は22時10分に閉会式開始と気づく。
主催をゲストに呼ぶ。私も最後は2人で喋りつつ閉会式をしようと乗り込む。
右枠は更に暴走。視聴者も騒然とする(いやもういいって)
左枠は私の声が聞こえないと苦情を受ける(一生懸命場を繋げようと喋っているのにー)
裏の運営内部もざわつく。
この間、ほんの2分。私は色々と察する。
(あぁ、BAN確定だわ。視聴者もざわついてきた。あっ、そうだ!)
1つの案が浮かぶが、理由が弱いので保留とした。
ここでbiim兄貴が動く!!一瞬の性器を見逃さず、スクリーンショットを取って証明しやがった!!!!
ほんとろくでもない人だな!!!(リツイート済み)
当然ながら兄貴のキラーパスである。私がTAOを走ることは知っていたので、滅茶苦茶にしてやろうという限りなく悪意に近い愛である(多分)
空気を変えてくれて内心感謝した。
それと同時に案を実行することにした。
閉会式&TAOの延期だ。
「biim兄貴とU兄貴のせいで収拾がつかなくなりました。このような場で走者様をお呼びして感想を語って頂くのは失礼です。何よりも視聴者に申し訳が無い。よって仕切り直しと言う形で土曜日に延期とさせて頂きます。それでは4日間ありがとうございましたー!」
こう言おう。これならいいオチになる。
大会2日目で敵地拠点がBANになった際の教訓を生かした案だ。
ではU兄貴を労いつつ、頃合いをみて通知と4日目用のEDへ・・・
※画像は一部加工しました。
この辺りで心が折れました。
うん、なんというか……
自分自身にまず腹が立ちましたね。早く閉会式にうつればよかったとか。即ミラーを切り替えるとか、指示出しの仕方とかに。
視聴者は完全に右枠に目がいってしまった。草というコメントが減り、苦情コメントも増えて収拾がつかなくなった。
呆れた私は力弱く「もう土曜日に延期でいっかー」と宣言。U兄貴は笑いつつも冗談と受け取りスルー。
私が指示できる状態でないことを鑑みて、運営陣が協議したうえで右枠を非表示にする。同時に私もDiscordに土曜日に延期する旨を伝える。
あとは視聴者へ正確に伝えるだけだ。
書き起こし
秋やぼ「僕のわがままで申し訳ないんだけど、さすがに閉会式やっている最中にBANされて、途中で走者が喋っている間に声が途切れたら走者さんに申し訳ないんで」
U兄貴「そうですねー、このまま閉会式いっちゃいましょっかー」
秋やぼ「閉会式はね・・・」
U兄貴「ん?」
秋やぼ「土曜日にします」
U兄貴「なん・・・だと」
人間って本当に驚いた時はガチでBLEACHのコメントを発するそうだ。
主催もじぼうじきになっているのか、日本語が怪しい。
U兄貴「まぁこの流れでBANを食らってもなぁ」
秋やぼ「いや~むしろ早くBANされてくれよ」
少しでも場を和ませようと捨て身の会話を繰り広げて終わった。
なお、終わり間際になって滅多に発言しなかった某副主催が「BANされても放送がとまるわけではないっす」との情報提供。
先にS兄貴が伝えていたのもあったが、(この流れで無理やり閉会式をしても)そういう問題じゃないだろと一喝。更に落ち込むのだった。
大会最終日 その2
視聴者に閉めの挨拶を済ませると、運営と走者の連絡チャンネルでもお疲れの挨拶が始まる。悪いが私は顔向けできる状態ではなかった。
気力を振り絞り感謝の意を伝える。
タイミングがいい(悪い?)ことに、右枠のY兄貴と本部ミラー枠にBAN通知が来る。U兄貴のチラおっぱいはセーフらしいが、もうどうでもよくなった。
この後、運営と走者をボイチャにお呼びして4日間のお礼と謝罪をした。
翌日(5/5)
ブルーな気持ちで目覚める。ボイチャ雑談の大半は4日間の振り返りで面白かったが、ミスを引きずっていた。
雑談中に走者からBANされた場合、タイムシフトは消えるのではと心配された。これについては大丈夫。
私の知り合いにKMIという人物がいる。彼はTwitter上で風刺漫画を通してでしか自分の意見を言えないつまらない男だが、ある日泣きながら地べたに額をつけてこう言った。
「AKYBさま、今までの非は謝ります・・・わたくしもお導き下さい!」
使い道のないヒトモドキなので苦労したが、彼のコミュから本部枠をミラーするよう心の中で願った。彼は人望が無いのでフォロワー数0人。通報される恐れはない。誰も見てないからだ!(タイムシフト保存うまお)
※まぁ実際は向こうからミラーすると申し出があっただけです。
とはいえご心配をおかけした件は申し訳が無い。事前に周知したい所さんではあったが、私自身もKMI氏のことを忘れていた(真実)
閉会式(5/8)
20:00スタート
今日はタイムキーパーもミラーもいない。1人だ。
4日間の軽い振り返りを終えると、TAOを始める。
U兄貴と一緒だったのがたのしかった(こなみかん)(内輪受け)
22:00頃 走者インタビュー
司会は副主催とK氏改めカケフ教祖様に任せる。
副主催については人たらしのロクデナシなので、無難に司会をこなすだろう。教祖は2月の告知放送でカケフネタをかまして笑いを誘ったので、ワンポイントリリーフとして括約してくれるだろう。お手並み拝見である。
さて何人来てくれるだろうか。
4日目の失態があるので愛想を尽かされたに違いない。運営を除いて5人来てくれればいい方だろう。
ところが!予想に反して約25人ほどの走者が来て頂いた(感謝)
おかげさまで、1人5分の30分と想定していた時間を大幅に超えた。結果的に土曜日へ延期したのは正解だった(悪運王)
これだけ多いと司会も大変だが、教祖様は凄かった。走者1人1人のRTA中に起きたスーパープレイや事故を的確に覚えていて、トークを引き出していた。後で聞くと走者のRTAを片っ端から見ていたようだ(狂人)
彼はプペルやオウムを越えた。
走者の中にはこの大会を通して他のRTAにも興味を持った方や、感動的な怪文書を掲載してくれた方もいた。
どこを縦読みすればいいのでしょうか。
後で人づてに聞いた話によると、裏の段取りや連携を非常に高く評価してくださる方が何名かいた。ひとえにタイムキーパーやチェック係、ミラー班たち1人1人が頑張ったおかげだ。
気が付けば引退という気持ちは消え失せて、今しばらくbiim兄貴の保護下でお世話になる事にした。
こうして4か月の準備期間と4日間のRTAinbiim~ついっち頃す~大会は幕を閉じた。2012年7月に動画投稿を始めてから色々あったが、間違いなくこの4か月は最高の期間だった。
完走した感想
全5回の記事で言いたいことは言ったのでとくになし。
だけでは味気が無いので、この記事を書いた経緯などを書き記します。
本大会後にアンケートを実施したところ、400件ほどの回答を頂きました。読む前は苦情が多いと予想していましたが、ほぼ全てが温かいご感想や真面目なご意見ばかりで驚きました。中には運営として希望される方や、次回もご参加されたい方が結構いたので、私自身もその気になりました。
嬉しい反面、素直に受け取れませんでした。
昨今、RTA大会はニコニコやTwitchなどで毎週のように開かれます。
マクロ的な視点で言えばRTA業界全体が盛り上がっていますね。
視聴者にとっては選択肢が広がる一方、ミクロ的な視点(この場合、我々運営やbiim兄貴側)で言えばパイの奪い合いです。
3日後には「あぁ、そんな大会もあったね」と思われるのがオチです。
次回の開催も考えているなら、胡坐をかいてる場合ではありません。反省すべき所は反省して、次に繋げてより楽しい大会にしたいものです。身内でこじんまりとするのもいいけれど、高みを目指したいじゃん?
また、客観的に見てもこの4か月は物語としても成立しています。
閉塞感が漂うアングラコンテンツに、知名度はあるけど何も考えていない主人公が唐突に大会を宣言。それに便乗する者、心配して付いて来る者、知り合いだけど距離があった者などが1つの目標を達成するために協力しあいます。それを影から見守るお師匠様がいれば、露骨に敵視する光の走者もいます。光の走者の中にも協力する者が現れて、いつしか無視できない規模にまで膨れ上がります。
初めは何をやっていいのか分からず右往左往としますが、練習試合を通じて成長していき、表の大会と引けを取らない形となります。
そして某大規模大会と日程がもろに被りますが、大勢の人たちが見に来ます。大会は盛り上がったものの、最後の最後に・・・。
振り返ると漫画みたいな展開ですね。
正直、私のRTA動画より面白いです。
ならアンケも踏まえて、1から10までちゃーんと書ききって自分自身への(戒め)としつつ、今後イベント運営を考えている人に興味をもって貰おうと思いました。
ん?本当に裏側を書く必要があるのかと?
一切ありません。まともな神経の方なら美辞麗句とちょっとした反省点でも書けばよろしいでしょう。
逆に言えば、隠す必要もないのでは?
不正に一部の人だけが金銭を得たなら許されませんが、我々は何1つやましい所はありません。BANという一番大事な規約を違反しただけです。
読んで頂いたら分かる通り、開催まで試行錯誤の連続です。それを解決したのは私ではなく、どこかの天才が「俺こんなことやってやったわ!」とヒーローぶるわけでもなく、全員で1個ずつ地道に模索しただけです。
もちろん、本部ミラーで使うツール(画像を差し込める機能)やホームページのミニゲームとかはスペシャリストあってのものです。でもそれを運用する人や周囲に浸透させる人、画像を差し込む人などがあって初めて輝くと思います。そこにフォーカスを当てないでこの大会は語れません。
ですので、全5回の記事では「RTA」とはほぼ無関係の構成としました。いい大人が全体練習する経緯や運営組織構造の解説、ド素人主催の横暴に失敗だらけの連続。書く必要のない要素しかありませんね。ですが面白い大会って動画編集と同じく、地味でつまらないものの積み重ねですし。それが出来ない人は7年もbiim兄貴と付き合えません。
さて反省すべき所はいくつかあります。1つ1つ洗い出していては書ききれないので、Discordに張ったものを転載します。
私はこの大会を通じて、人と人との繋がりを再確認しました。RTA大会なのでゲーム選びやテクニック、うちで言えば右枠のツールも大事です。
けれど走っている人とそれを支えている人も主役です。そのコミュニケーションこそが今後の発展のカギを握ると思います。
とはいえ、動画でも大会でも中の人が表に出すぎると鬱陶しいから、多少はね?(バランス)
今後と「主催」「スタッフ」について
しかし、biim大会の発展を担うのは私が主催のままでよろしくありません。
私は組織(界隈)とはいずれ腐っていくものと考えています。その原因の1つに、同じ人物がトップに居座り続けるため硬直化しているからです。継続的に成長し続けるためにも、血の入れ替えは必要です。
私では考え及ばぬ方面に優れている方が舵をとることで、この大会はもっともっと面白くなると思います。極端に言えば、収益化をして機材でも購入して、ビックなイベントを開く感じになってもいっかなぁと思います。私は知識も人望もないのでやりませんが・・・。
本稿を読んでスタッフをやってみたい!主催をやりたい!いずれは自分の大会を開きたいから経験を積みたい!という方がいたら、一緒にやりましょう。少なくとも私が主催であるうちは定期的に大会をやるつもりです。
ミラー・タイムキーパー・Twitter投稿・書記・何かしらのスキルをお持ちの方など、お待ちしております。
スタッフ募集および走者募集はこ↑こ↓
https://discord.com/invite/S5nNR8s6Zq
ホームページはこ↑こ↓
https://www.rtainbiim.cyou/2021-summer/
後日談(5月某日)
閉会式から数日後、自分のコミュニティにて振り返り雑談をする。
メンバーはいつものメンツ(私・biim兄貴・U兄貴。他はTSで見てそう)
主にアバドーンRTAで10分も差が付いた箇所を分析した。特にb兄貴はドーンにお詳しいだけあって、我々に分かりやすく解説して頂いた。
そして話題はBANの話となる。
biim「RTA中のBANでオチたかったね」
あ^~その方が撮れ高がいいっすねぇ~(動画勢並感)
となるとU兄貴が全ての責任を負うので面白そうだ(ゲス顔)
当時は落ち込んだが、今では冗談交じりで見るぐらいに回復していた。
biim「Y兄貴が何度も事故ってたよね」
???あ~はいはい、最後の暴走のことですねわかります。
秋やぼ「事故ってたのに45分でゴールしてすごいですね」
biim「運よく出なかったのもあるけど」
・・・??
話がかみ合ってない気がする。
biim「おれはみていた」
質問するのも迷惑だろうと思い、自分で調べることにした。
まずはコメントログを抽出してみる。
複数回にわたって右枠Y兄貴の隠し忘れについて言及していた。
おかしい、誰もが最後の暴走と認識したはず。
お次は動画を0.5倍速で再度確認することにした。
すると・・・
!?
み、見えている!!!!
タイム的にもリアルの時間的にも先にY兄貴が事故っていた!!
他にも検証して見ると、時計塔に突入してから何度も隠しを忘れるミスが判明した。いや、本当に忘れたのだろうか?
左枠U兄貴は私とb兄貴に煽られてからの一撃だけだが、右枠は一瞬ではあるが複数回も晒している。
残念ながら彼は大会本部Discordにて、"走り終わったあとのエロ絵公開について、自身のコミュでは何度も晒しているがクリエイター奨励プログラムに登録できていたのでセーフだった"という旨を残して立ち去った。今となっては真意を聞くことはできない。
上記の画像以外で出現した雑魚は鎧だったので、運よくtkbモンスターは見えなかった。だから誰も気が付かなかったのだ。
いや、1人だけ気が付いていた。
その男は・・・
私は以前にもまして深い畏敬の念を抱く・・・わけがなく、
ほんとしょうもないことにだけは変に気が付く人だなぁと再認識した。
尊敬?付き合い方?変わらんよ。こんなの今に始まったことじゃないよあの農家のおっさんは。
第1回RTA in biim 主催によるクッソ激烈に臭い雑記 完
RTA in biim summer 2021に続く
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