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GZ-08・ウィルシュータの仕組み

古い歴史がある金属の抗菌力
 人類にとって金属の抗菌力の歴史はとても長いです。ヨーロッパでは銀食器、日本では銅鍋などを使うことで食中毒を防いできました。化学腫は分からなくとも、そういう知恵が身についていたんですね。凄いですね。

 近年はチタンやプラチナなども耳にするようになりました。とにかく金属には、カビが生えたり腐って悪臭を放ったりもしないので、菌やウイルスが生育出来ないのは何となくわかりますね。

なぜ金属元素が菌やウイルスを殺すのか

 ここではインターネットで誰でも検索できる文献や記述を引用しますが、金属元素の抗菌・抗ウイルス性については、実はまだ完全には解明されていないと言われています。特定の菌やウイルスに対して不活化効果があることは認められているものの、その基になるメカニズムは多くが不明だそう。しかしながらウィルシュータの主成分である酸化亜鉛は、突出して安全度が高い成分ということで、世界中で研究者の注目を浴び、様々な実験において抗菌活性の事実が発表されています。また、亜鉛がコロナウイルス感染症の治療薬の可能性に触れている論文も複数存在します。

GZ-08・ウィルシュータのメカニズム

GZ-08・ウィルシュータの亜鉛成分が菌やウイルスを不活性化するメカニズムも、活性酸素説、ph説、酸による説、アニオン説、イオン説など、今までに多くの先生方の考察をお聞きしました。ウィルシュータの作用は複合的なので複数が当てはまっているかも知れません。

 そんな中で、実際に緻密な検証と測定を行い、亜鉛が菌やウイルスをやっつける仕組みについて具体的に解明されている文献も存在しますので、その一例を紹介します。

 ZnO粉末は大腸菌および黄色ブドウ球菌に対して極めて高い抗菌活性を示し、その抗菌活性に作用する化学種がZnO粉末表面から発生する過酸化水素水であることが分かった。
 抗菌活性はZnO粉末の濃度の増加、粒子径の低下および表面積の増大に伴って強くなった。
〈文献〉Journal of the Caramic Society of Japan 106[10]10071011(1099) 亜鉛活性に及ぼす酸化亜鉛粉末特性の影響

 このZnO粉末とは酸化亜鉛の粉です。ウィルシュータの成分そのもの。菌を殺す正体が、酸化亜鉛の表面から発生した過酸化水素水であるとの結論が導かれています。

 発生した過酸化水素はスーパーオキサイドなので強い酸化作用、つまり“焼く”作用があります。タンパク質が焼かれるということは、菌が持つ細胞壁は破壊され、ウイルスが持つエンベロープという殻にいたっては細胞壁ですらないから、やはり酸化されて死ぬと考えられます。

 そう考えると、ウィルシュータの不活化試験では菌でもウイルスでも良好な結果が出るのも納得できます。全身にかけても飲んでも無害(但し飲用にはしないで下さい)なウィルシュータが、ウイルス不活化試験で強力効果を出すのですから、こんなに安全で役に立つ除菌剤は他にないのです。

 そして酸化亜鉛の力は、濃度が上がるほど、また粒が小さくなるほど効果が強くなるそうです。それによって表面積が増えることと、元々小さい菌には同じように小さい方がアタックしやすいのでしょう。

亜鉛化軟膏の成分と同じです 

亜鉛華軟膏:「酸化亜鉛」を含む軟膏です。酸化亜鉛には、患部を保護し、炎症をやわらげる効果があります。おだやかな消炎作用で、皮膚保護薬として 
長期でも安定して使えます。

 GZ-08・ウィルシュータの主成分は、医薬品にも使用されていることが分かります。過酸化水素水なんて危ないじゃないか!というご心配は無用です。本当に危ないものなら軟膏として使われることはありませんし、赤ちゃんの離乳食やサプリメントに添加されることもありません。ウィルシュータは、海外では火傷の治療にも使用されています。新陳代謝を促進し、人や動物の傷ついた肌細胞の再生をおだやかに助ける成分で出来ているあることは紛れもない事実なのです。

菌が耐性を獲得しません

前号でお伝えした「薬剤耐性菌の本当の恐ろしさ」ですが、菌にとって、薬の使用と薬剤耐性獲得は因果関係にあるので切っても切れない問題です。GZ-08・ウィルシュータは薬剤を使っていません。金属に対して、菌が耐性を獲得する可能性は低く、存分に頼っていただいてもリスクがありません。



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