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ポッドキャストの配信方法とは?収益化や音声配信の特徴も解説

ポッドキャスト(Podcast)とは、インターネットやアプリで音声配信をできる仕組みのことです。海外ではもちろん、日本でも既に数々のアプリでポッドキャスト配信が出来るようになり、注目を集めています。

特に、ポッドキャストでは世界中の配信を無料で聴ける聞けるようになり多くの人が拝聴、配信されているのです。著者も、ポッドキャストのプロとして音声配信を聴いています。

この記事では私の視点から、注目されているポッドキャストを初心者でもすぐにできる始め方と、収益化する方法や、将来性について紹介します。

ポッドキャストとは何か?

ポッドキャストは、インターネットや主にアプリから音声配信をしたりそれを聴いたりすることができる仕組みです。正確には、ポッドキャストの定義はインターネット上の音声配信すべてを指すわけではなかったのですが、最近では音声配信をまるごと「ポッドキャスト」と呼ぶことも増えてきているため、ひとまずこの記事では音声配信の全般を指すことにします。

本来の定義でのポッドキャストとは、どこかに音声ファイルをアップロードすると、RSSというシステムが更新情報を飛ばし、「ポッドキャスト対応サービス」(Apple Pocasts, Spotify, Amazon Music, Facebook, Google Podcast, Radiotalk など)で聴けるという仕組みを指します。

いすれにせよ、ポッドキャストや音声配信をするからと言って、特別な多くの専門知識を身に付けたり、多額の資金を用意する必要はありません。

一時期、話題となり利用者が増加したSNS「Clubhouse(クラブハウス)」などは特に難しい点はなく、知り合いとコミュニケーションや音声配信でファンを集めたりと活発でした。
大半のポッドキャストは、アプリを通じて無料で音声配信できるものばかリなので、初心者でも始めるハードルはそこまで高くないでしょう。

個人でもパーソナリティになれる

ポッドキャストでは、音声配信の経験がない個人でもパーソナリティ(主に配信の流れを進行していく人のこと)になることができます。
理由音声配信やラジオ番組をしているのは数年前から芸能人が配信しているのが目立ちましたが、それ以外の一般人でも自分の番組を作り、音声配信を続けているユーザーもたくさんいます。

一般人が音声配信をしても聴く人がいないのではないかと、思う人もいるかもしれません。しかし、積極的にリスナー(番組を聴く人のこと)の意見を聴いたり、絡んだりするなどファンを大切にするパーソナリティは長期的に音声配信を聴かれている傾向です。

つまり良いパーソナリティは、自分の番組を聴いているファンを意識して、音声配信をしているパーソナリティはリスナーに配信を聴かれ続けて、パーソナリティ自身も番組を続けることに繋がっています。

ポッドキャストでの配信方法

ポッドキャストの配信方法ですが、これは特に専門的な知識は不要です。
ラジオ番組と聞くと難しいイメージがあるかもしれませんが、ポッドキャストはそれぞれのプラットフォームが簡単に音声配信ができるように分かれおり、初めてでもそこまで難しくありません。

ポッドキャストによっては審査が必要なケースもありますが、例えば個人パーソナリティが多い音声配信アプリの「ラジオトーク(Radiotalk)」がおすすめです。ラジオトークならアプリをお使いのAndroidやiPhoneからインストールして会員登録すれば審査もなくすぐ音声配信をすることができます。

まだポッドキャストで音声配信をしたことがないならラジオトークをインストールして音声配信を始めてみましょう。

ポッドキャストの録音方法

ポッドキャストで音声を録音するならまずはマイクを用意しましょう。
AndroidやiPhoneには内蔵されたマイクがありますので、別途マイクを購入する必要性は必ずしもあるわけではありません。しかし内蔵マイクではプロ仕様の音質や音声と比べると劣りますので、その点にこだわりたい方はまず外付けのマイクを購入しましょう。

マイクの選び方ですが比較的に安価で使いやすいのはピンマイクでしょう。ピンマイクなら服の襟元やシャツの開いた部分に付けられますし、両手が塞がらないので自由に動きながら録音することができます。また、ピンマイクは他の置き型のコンデンサーマイクと違って収納がしやすく、持ち運びもしやすいのがメリットです。

つまり自宅で録音するのはもちろん、歩きながら録音することもできるので、移動が多いような方におすすめでしょう。AndroidやiPhoneでピンマイクを使って録音したい人には以下の商品がおすすめです。

これはスマホの録音できるアプリを使用して、高音質な録音ができるコンデンサーマイクです。イヤホン端子をお持ちのスマートフォンに接続し、ピンマイクに付属しているクリップで服の襟元やシャツの開いた部分などに固定できます。

360度の集音ができる全指向性なので、全方向の音を録音するのに最適です。本体には外部ノイズに強い真鍮が内蔵されており、高感度で低ノイズの高音質な録音ができます。

もしくはPCで録音をしたい方には、以下のピンマイクがおすすめです。

こちらはパソコンで使用できますが、他にもスマートフォンや拡声器・録音機・カメラなど多様な機種でも使えるので、ポッドキャストで音声配信をしたいけど他にも使えるマイクがほしい方には便利でしょう。

本体はサイズも小型なので、YouTubeの撮影などでマイクを目立たさせたくない時にも最適ですし、他のピンマイクと比較しても小さく、集音性の面でも抜群とコスパに優れています。

他にもポッドキャストで音声を録音できるピンマイクは多数ありますが、ここでは特におすすめのピンマイクをピックアップさせていただきました。

ポッドキャストの編集方法

ポッドキャストで音声を編集する方法ですが、パソコンから編集するなら編集ツールを使うのがおすすめです。

録音した音声を編集をしなくてもポッドキャストで音声配信をすることはできますが、ノイズや自宅のエアコンの音、不要な音などを部分的にカットすることで、聴いている人が不快にならずに済むからです。

トークや音声配信に慣れている人は不要かもしれませんが、これから音声配信を始める初心者には上手に喋るのは難易度が高いでしょう。

パソコンから編集するツールですが、OSがWindowsの場合は「Audacity」がおすすめです。このツールはMP3ファイルの編集や、不要な音声のカット、音声のペーストやコピーなどを直感的に編集ができる点が使いやすいでしょう。マイクを繋いでのアナログ録音などの作業がしやすいので無料な上、初心者にもおすすめです。

OSがMacの場合は「GarageBand」がおすすめです。不要な音声のカットやBGMの追加に音量の調整なども可能で、初心者でもかなり直観的に操作しやすいツールになっています。

ポッドキャストで音声を編集する際はパソコンから編集ツールを使うのをおすすめしましたが、もっと簡単で手短に録音して、編集せずに配信したいという人にはラジオトークのアプリもおすすめです。

ラジオトークでは、アプリ内で録音から配信まで一貫して行えますが、その場合、好みのBGMをつけたり細かい編集はできないので、録音した内容はそのまま配信することになります。ラジオ番組としては編集をした方がぐっと聞きやすくなるのでおすすめはしましたが、ラジオトークを使うのは一番手軽に配信できる方法です。

おすすめなフリー音源サイト

ポッドキャストで音声配信をするならフリーの音源サイトはいくつかブックマークしておきましょう。

今は個人で音声配信をする人が増えています。しかし、初心者の人が音声を録音しても単調な音声です。そんなときはフリーのBGMなど音楽素材を使い、印象的なラジオ番組に仕上げることができます。

フリーBGM・音楽素材の無料サイトとして有名なのは「甘茶の音楽工房」です。このサイトは「癒やし」や「明るい」「楽しい」などBGMのイメージから探せて、オーケストラやポップスなど音楽のジャンルからもBGMを検索できます。

また、現在でもいろんなBGMが更新、追加され続けているので新しいBGMを使ってラジオ番組を差別化することも可能です。

商用利用も可能なフリーBGM・音楽素材の無料サイトは他にも多数あります。それぞれのサイトにある曲の特徴や合わせやすい音声もあるので、自分の目的に合ったサイトの音楽素材を利用しましょう。

ポッドキャストは無料で始められる

ポッドキャストは無料の音声配信のアプリやプラットフォームを使えば無料で音声配信を始められます。

そもそもポッドキャストで音声配信をする場合は、ほとんど無料のアプリから配信することができるので、アプリ自体にお金がかかることはありません。とはいえ外付けマイクなど有料の編集ツールを使えば別途で費用はかかってきます。

今では無料でかつ日本語対応など簡単に音声配信ができるプラットフォームが多いため初心者が初めて音声配信を始める場合でも、特に迷うことはない設計になっていることがほとんどです。

なのでこれから音声配信を始めるとしても、ポッドキャストは無料の音声配信のアプリやプラットフォームを使えば無料で音声配信を始められますので安心してください。

ポッドキャストの配信を聴く方法

ポッドキャストの配信を聴く方法はスマートフォンならアプリをインストールするだけで好きなラジオ番組を聴くことができます。とはいえ音声配信のアプリはたくさんあるのでどれを選べば良いのか迷ってしまうでしょう。

たくさんある中でもラジオトークは、芸能人も多く使っている一方で、人気上位を占めているのはむしろ個人パーソナリティが多く、親近感を持てるポッドキャストなのではないかと思います。

ポッドキャストの配信を聴くならまずはラジオトークがおすすめです。次にアプリをインストールや使い方について解説していきます。

アプリをインストールする

まずはラジオトークを以下のリンクからダウンロードしていきます。

次にアプリを開くとログイン画面が開きます。そこからSNSやお持ちのGoogleアカウントを選択して登録します。ホーム画面は、興味関心によってパーソナライズされているため、人によって異なります。たとえば、以下の構成です。

ラジオトークのトピックス
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まずはこちらを聴いてみよう
フォローした番組
新着トーク
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ラジオトークではアプリのアップデートによって構成は変化しますが、以上のようにカテゴリーごとに配信が振り分けられており、初めてでも番組が選びやすくなっています。

登録なしで好きな番組を聴ける

先ほど紹介したラジオトークではプロフィールを特に設定しなくてもすぐ好きな番組を聴くことができます。

好きな番組、気に入った番組はフォローしておくことで、新着通知から配信のお知らせを受け取ることができるので気に入った番組はフォローしておきましょう。

また、ラジオトークではおたより機能など、配信者と繋がりを持ったり、コミュニケーションをとれる点も音声配信を楽しめる特徴です。

結論としては、自分の番組やプロフィールをすぐに設定しなくてもすぐに好きな番組を聴くことができるので手軽さでもメリットがあります。

ライブ配信も無料で聴ける

ラジオトークでは通常の録音による配信とは別に、ライブ配信を無料で聴くことができます。

ライブ配信は特に人気が強く、ラジオ番組を初めて他のパーソナリティと交流を深めたい人が利用している傾向があり、ラジオトークを楽しめるコンテンツの一部です。

ホーム画面から分かる通り、ライブ配信に力を入れている利用者が多く、多数のライブ配信がピックアップされています。

ラジオトークを楽しむなら、まずはライブ配信に参加してみるのが良いかもしれません。

ポッドキャストで配信されている番組

ポッドキャストで配信されている番組は多数ありますが、ラジオトークの場合は芸能人よりも一般人の個人パーソナリティの収益化が拡大しています。

個人パーソナリティでは芸能人よりも番組として劣るのではないか、という疑問をお持ちの方もいるかもしれませんが、ラジオトークの個人パーソナリティは芸能人とはまた違い、これまで世に出てきていなかった、「独自のバックボーンを持ち自分の言葉で語ることができる人」がリスナーの親近感を生む配信をしている傾向にあります。

結果としてそんな個人パーソナリティの親近感のあるラジオ番組がリスナーに愛されており、連続的に人気番組が生み出されているのです。

ラジオトークの人気パーソナリティ

ラジオトークでは芸能人以外にも多数の人気パーソナリティがいます。その中でもおすすめなパーソナリティに行っているインタビュー記事をまとめました。

お寺ジオさん
仏教に関して兄弟で語り合うコンテンツが人気を集めている「お寺ジオ」です。コンセプト「耳からご縁を結ぶ寺」を元に、2020年の年末にRadiotalk上で「オンライン初詣」といったイベントも開催しました。

埼玉県北葛飾郡杉戸町のお寺「妙見山 上原寺(みょうけんざん じょうげんじ)」 の副住職兄弟という肩書きを持つ2人、仁部前誠(にべ・ぜんじょう)さん、仁部前叶(にべ・ぜんきょう)さんのユニット 「お寺ジオ」として番組を制作しています。

お喋りピエロさん
いろんなトーカーやリスナーとコラボをしつつ、友人のお喋りパンダさんをはじめとする4人組で多彩な雑談を繰り広げる番組「泥沼アワー」を制作している、関東地方で営業職として働く40歳の男性、お喋りピエロさん。

ラジオトークで活躍するトーカーとコラボ形式で配信する番組『バーガーピエロ』を制作したり、コンセプト「面白そうな雑談がたまたま耳に入る」を掲げて自身のプライベートを交えて繰り広げる雑談が人気を生んでいます。

ガクヅケさん
ネクストブレイク筆頭芸人のそれぞれ赤裸々な心情が発露される番組「ガクヅケのあつあつやりとりラジオ」を制作しているガクヅケさん。

本業のコント師としても飛躍の年を迎え、『キングオブコント2021』ではセミファイナリストに進出するなどの経験から、同時に単独で生配信を行うなど、ヘビートーカーとして人気の配信者さんです。

ラジオトーカーうえださん
ときおり下ネタも取り入れる雑談スタイルをテーマに発信する、ラジオトーカーうえださん。彼は京都生まれ・京都在住の29歳で、大学の事務職として勤務するかたわら、2020年3月に番組『ラジオトーカーうえだの夜中に笑って欲しいラジオ』を制作しています。

コンセプト「笑って欲しい」を掲げて、積極的な収録配信とライブ配信を行いつつ他のトーカーとコラボしたり、長時間のライブ配信といった、ユニークな企画が人気を生んでいます。

内海あささん
普段は会社員として働きつつ、「心に傷を負った飾らないトーク」をテーマで配信をする番組『忘れてみたい夜だから』を制作している内海あささん。

世界を小さく平和にしていきたいサラリーマンとして、最新のサラリーマンが気になるニュースをお届けしています。また、TBSラジオ『爆笑問題の日曜サンデー』ニッポン放送『NEXT-RAD』などをはじめとする地上波ラジオにも出演したことがあります。

くぼいすさん
元体育教師のコーチをしている柴谷拓耶さんとタッグを組み、パラスイマー(水泳選手)として活躍する久保大樹さんが、大会出場の話などパラスポーツの舞台裏を伝えるトークや、日々の練習後に収録しているフランクな自身の振り返りをテーマにトークする番組のくぼいすさん。

東京2020オリンピックが開会する前日、2021年7月22日の深夜に、MBSラジオ『あどりぶラヂオ』で2時間ほどパーソナリティを担当するなど、パラスポーツへの思いを語った経験もあり、スポーツ好きの方は必見の番組です。

中トロ議長さん
自営業をするかたわら、20年以上にも渡るプロのラジオパーソナリティとして、日常生活で感じたことをテーマに、ユニークな切り口と引き出しの多いトークを繰り広げる中トロ議長さん。

ラジオトークでは365日、毎晩22:30ごろから1時間のライブ配信を1年以上も継続するなど、コミュニティFM界で圧倒的なリスナー数を誇り、リスナーからのメールも殺到しています。

BSディムさん
日中は会社員として勤務して、個人でコラムニストとしても活動する中で、自身の番組「オカマが気になる一億のコト」では日常生活に対してキレ味の鋭いコメントを繰り広げるBSディムさん。

ダイレクトに自分の気持ちを伝えられる音声配信で、コンセプト「オカマが気になったことを1億個しゃべるまでトークをやめられない」を掲げて独特のスタイルで収録を続けています。

むいむいさん
中国・浙江省出身の30代女性のむいむいさんは、大体5分で聴ける中国人のラジオをテーマに、語学・人生哲学の話題も話したり、通訳・イベントMC・YouTuberもできるマルチな配信者さんです。

テレビ朝日の深夜番組『ブイ子のバズっちゃいな!』にもレギュラー出演するなど経験をもちながら、ネイティブレベルの日本語で、「日本愛」の溢れるキャラクターを発揮しています。

ゆとりフリーターさん
1995年生まれでフリーターとして8年以上も働いているゆとりフリーターさんは、自身の番組「ゆとりは笑ってバズりたい」で日常生活をテーマに、出会ったユニークな人々のエピソードや、リスナーからたくさん届く悩み相談を、テンポのよく聞き取りやすい語り口で配信しています。

これまで地上波ラジオでのパーソナリティーや、雑誌でのコラム連載をされるなど、自身のラジオ番組から多大な影響力で多くの人から愛されているパーソナリティです。

そんない竹内さん
営業マンとして働く50歳男性のそんない竹内さんは、会社員として勤務しつつ、自身の番組「そんなことないっしょ」で、2021年4月19日に、ラジオトークで行われた「トークの日」というライブ配信イベントで、24時間の続けて配信を挑戦し、最終的にはみごと100万円分のギフトをリスナーから獲得しました。

自身を初心者と語りつつ1人ひとりの方に熱量をこめて配信するスタイルがリスナーから愛される要因となり、今ではトーク配信で生計を立てる「専業トーカー」として活躍しています。

ラジオトークには他にも人気パーソナリティがたくさんいます。まだアプリをダウンロードしていない方は以下のリンクからどうぞ。

ポッドキャストの配信で収益化する方法
ポッドキャストの配信で収益化する方法はプラットフォームによって異なりますが、ラジオトークでも収益化する方法があります。

ラジオトークでは「Radiotalkパートナープログラム」「投げ銭機能」などで収益化を狙うことが可能です。

では、ラジオトークの収益化について解説していきます。

投げ銭機能で稼ぐことができる
まず、ラジオトークでは投げ銭機能で稼ぐことができます。

仕組みとしてはライブ配信中に視聴者から送ることができる「ギフト」に応じて「ポイント」を受けとれて、それを現金やギフト券と交換することができるのです。

ポイント交換をする場合は、マイページから「ポイント交換申請」を行い、「RealPay」に会員登録をする必要があり、会員登録後に再度ポイント交換申請でRealPayで発行されたID等を入力すればポイントが交換できます。

ラジオトークでは通常の収録配信では稼げなく、ライブ配信で稼いでいる配信者がいます。

ポッドキャストの配信と将来性について
ラジオトークを含めたポッドキャストの配信と将来性についてですが、今後は音声市場がさらに伸びることが予測できます。

2021年の1年間を振り返るだけでも、代表的なテック企業はすべて音声市場に参入しています。Twitterはポッドキャストアプリ「Breaker」を買収、Spotifyはライブ音声アプリ「Locker Room」を買収。Facebookは「LiveAudio」をリリースし、フィードでPodcast配信にも対応。Redditは「Reddit Talk」を発表し、Apple Podcastsはサブスク機能を公開。Twitterはその後「Spaces」を実装したことで音声配信が加速し、ClubhouseもAndroidが公開され海外では成長を続けています。

ポッドキャストは20〜30代を中心に、多くの人が通勤中や就寝前などのスキマ時間に活用しているプラットフォームです。YouTubeなど動画市場が伸びてから情報収集が動画から音声に移り変わっていくことが推測できるでしょう。

動画広告が多く配信されてきましたが音声広告も少しずつ伸びてきており企業から個人への仕事が普及すれば、音声で稼ぐ時代がくるかもしれません。

つまり音声市場は今後も拡大を続けていく、グローバルでも期待が高まる市場なのです。

音声配信の初心者は、ラジオトークから始めてみよう
ここまでポッドキャストの配信方法から解説してきましたが、初心者は簡単に音声配信ができるラジオトークから始めてみてはいかがでしょうか。

ポッドキャスト多数のプラットフォームが進歩して、配信方法や収益化も普及してきています。まだ音声配信に慣れていなくても、今から始めれば将来的には音声で稼ぐ仕事にもキャリアアップできるかもしれません。

音声配信の時代が主流になる前に、今からでもラジオパーソナリティとして活躍できる準備をしておきましょう。


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この記事を書いた人

成瀬良輝(なるよし)
フリーランスのライター。Podcastを通して収益化を達成。
ビジネス系の中でもBtoB向けの執筆が得意。
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