#18 発酵～MISO & SAKE編～
発酵大ブームが広がる世界。やはりコロナ禍でおうち時間が長かったことが影響しているのかな？それとも、資本主義が行き過ぎた中で疲れた人たちが、人間が介入しない発酵ワールドにはまっているのかしら。
わたしはどちらにも当てはまる、発酵大好きな人。先日のNoteで書いたKOMBUCHAのワークショップのあとは、SAKEのワークショップにも行ってきた。
ある日、Veritas というオーガニックスーパーで、いろんな商品の生産者を見ていたら、ガルバンソ（ひよこ豆）のお味噌を発見した。どんな人が作っているのか気になって探してみたら、バルセロナがあるカタルーニャ州の小さなメーカーさんのよう。
麹の自家製で仕込んでいて、お味噌や塩麴みたいなもの、お酒なんかも販売している。ちょうどワークショップを開催しているということで、こんな面白い機会はないと思い、参加することにした！
バルセロナから車で2時間ほどの場所にあるDelta de l'Erboという三角州？の手前に、KENSHOの工房は位置している。「地中海の酒」という看板が目を引く。
ワークショップは、田んぼの見学と試食の2パートに分かれている。まずは田んぼにいって、どんなところでお米が耕されているのかを見た。今年は干ばつもあったせいで、いつもより大変だったそう。また害虫も増えているらしい。やはり、農業こそ自然の力と人間の知恵を組み合わせたものだから、気候変動の影響をじかに受けているよう。
そして、肝心のテースティングはすごくおもしろかった。塩麴、ガルバンソのお味噌、日本酒、豆腐のお味噌漬けなど、日本の食卓に並ぶ発酵食品を、スペイン風にアレンジした形になっていて、とてもおもしろかった。
とても小さいブランドだけれど、すごくおもしろい取り組みをしていると思った。発酵パワーがどんどん世界に広まっていくとよいな。
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