バーターをがんばる

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●バーター ※wikiより

業界用語で「抱き合わせ出演」のこと

同じ事務所所属の、人気のないタレントと

人気タレントを一緒に出演させること。

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わたしはよくバーター(人気のないほう)として

ごはん会に呼ばれる。

とくにモデルみたいな美女(A子)と

自分が友達だった場合は、バーター出演が増える。

A子 → 男性に食事に誘われる。

A子 → その人に気はない(でも先輩だから断れない)みたいな時だ。

そんなときA子はこう言う。

「ご飯食べるの好きな友達も呼んでいいですか?」

ここでバーターの登場である。


〇男性の思惑

「今回2人きりになれず、残念だなあ。

 でもBちゃん(私)にもやさしくしておくほうが、

 今後のためいいだろう」


〇A子思惑

「先輩だから1回くらいはごはんに行かないと…

 2人だと不安…仲のいい子も呼んで2人きりは避けよう」


バーター出演はふとした時に切なくなるが、

・高いご飯がタダ ということと

・気がある男はどういう行動にでるのか を観察できる点で

うーん 参加しとこうかな という気になる。


バーターとして心掛けておく点は

1.決して出しゃばらず、空間破壊者にならない

 自己主張は避け、話のコシは折らず、車はさりげなく後部座席に乗る など。

2.二人の思惑をある程度満たす

〇男性に対して

  恩を売りたい(と思う)ので、おごりメシに多めの感謝を伝える。

  たまに長めにトイレに立ち、2人きりの時間をつくる

〇A子に対して

  次に遊ぶ話が出た時に

 「みんなで」行きましょう的なことをさりげなく会話に盛り込む    

かなと思う。


バーター歴を積んでいくと、

この人もしかしてあの人が好きでは?というレーダーが敏感になるのと、

空気を読む力がよくわからない方向に特化する。

あと、過去の出来事(時効)になってくると話のネタにもなるとおもう。


でも、立て続けに参加していくと、

なんだか自分に自信がなくなってしまうので

合コンや街コンに行って、「私だって需要あるかも」と

適度に勘違いするくらいがちょうどよさそう…。


それにしても、世の男性陣は

お気に入りの子とごはんに行くはずだったのに

バーターが増えたとき、どう思っているのかなあ。

ちょっとだけ気になりますね。

おしまい

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