楽しいお仕事教材


上司が業務でよくありがちなシチュエーションを

ストーリー仕立てにしてイラスト付きのパワーポイントをつくって、皆に考えさせていた。


その1

店長「Aくん、この店の売上が上がる企画を考えてくれ」

A「へい、分かりました!」

ー数日後ー

A「ランチタイムはごはん1杯無料で満足度UPさせ、口コミの評価を上げる(間接的に売上UPにつなげる)のはどうですか?」

店長「それって、具体的に、どれくらい売上が見込める予定なの?」

A「・・・」


Aくんは果たしてどうしたらよかったでしょうか。



その2

A「店長、このあいだの案、利益が出る方法を考えていたのですが、女性限定にすることで、黒字化できそうです!」

A「具体的に売上を試算して、できそうな方法を考えてみました!」

店長「別に、お米にこだわらなくても、パンの食べ放題でよくない?」

A「・・・」


Aくんは果たしてどうしたらよかったでしょうか。


2つとも、私はよくやってしまう。この事例から以下のことを思った。

・思いつき案は、たとえ感覚的にうまくいきそうでも、なぜうまくいきそうなのかを言語化して、なるべく見込みを立ててみることと、

・一つの方法や手段にこだわりすぎないこと(=売上を最高の効率で上げるという目的を見失わないこと)

なぜうまくいきそうなのか?を突き詰めて考えていると、まるでその手段しかないようにも感じてしまうので、突き詰めつつも、これは効率よく目的を果たすことが本当にできているのだろうか?を冷めた目で見ることが大事だと思った。自分が考えた案は、愛着があって、どうしてもこだわってしまうので・・・。

会社においては手段にこだわらず「何のために」をつど考えて行動できることが大事なのだなあと感じたのでした。

おしまい

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