海賊王女と王道の話

みんなお願い頼む見てくれ海賊王女を。

今なら、今なら!期間限定だけどTVerで見られるから!

どうか!届いて誰か!お願い!好きなのすごい!続編くれ!

って思っています。

なんでそんな好き好き言ってんの?って思いますよね、私も思います。

私が思うに多分、王道ド直球だから。王道大好き人間だから。

ド直球?それ面白いの?って思うよね??

大丈夫、面白いです。


そもそも王道ってなんだよ?って話なんだが

私が思う王道は

『王子様がお姫様を救う話』『弱者が強者に立ち向かう話』

この辺りだと思っている。(余談ですが完全に「赤髪の白雪姫」と「鬼滅の刃」を思い浮かべました)


そう、そして海賊王女はその両方を兼ね備えているのだ!最強だ!

その上、画もきれい、登場人物もひたすら豊かときた、逃げ道がない。さすがのProductionIG。

フェナと雪丸はもう当然、海賊王女沼のど真ん中にいるけれど、椿!

椿と双子はもう革命では??花梨も革命、真樺も紫檀も革命。好きすぎる。


本当にみんな好きすぎるんだが、やはり私は雪丸。

この人は海賊王女の王道担当なのか??と思うほど王道だと思う。

なんたって、離れ離れになっていた10年の間ずっと(この作品のお姫様にあたる)フェナを想い続けていたというんだからやばい。やばいやつです。そう、この物語の王子様です。

見たことない人にとったら何語?みたいな、ただの感想文になっていますが、雪丸の話を続けます。


この私がめちゃくちゃハマっている雪丸ですが、何に一番驚いたって中の人に驚いた。いや他の方々も12話の限られた時間の中で本当にすごい表現の連続で驚きしかなかったんだが、雪丸には触れないと気が済まない。

この人は王道を進んでいくくせに堅物で物静か。表現がどちゃくそ難しいはずだと思うのです。それをこうも、愛おしさが見え隠れするキャラクターにさせているのは演者さんの力もあると思うのです。マジで雪丸そのものすぎるんだよ…他の作品でお声を聞いたときにドン引きしました、違いすぎて。すごい。しかも私と同い年というんだからさらに驚く…もはや怖い

と、まあ、つまり、お姫様であるフェナに関わる"とある目的“を果たすため、王子様はじめその仲間とともに旅をするというお話なのです。

どうだろうか、私の熱は少し伝わっただろうか。


さあ、つづいて『弱者が強者に立ち向かう話』だが、

この作品、色んな強者が出てくるのだ、出すぎなのだ。

フェナに関わる"とある目的”、実は強者たちも狙っているものなのだ。

中でもアベル…というべきなんだけど私はランブルローズ…

女海賊というめちゃくちゃ良い要素をめちゃくちゃいい形でお出ししてくれたと思う。これもまた革命。(革命の話でもう1ページいけるのでは?)

現在11話時点でまたやばそうな強者が出てきましたね…あと1話で本当に終わるのか?終わらなくていいぞ

この強者たちに立ち向かうのが、雪丸をはじめとした侍たちになるわけだがこれまた良くて、それぞれの特徴を活かして戦っている。2・3・7・8話とか見てくれ、みんな好きになる。


ここまで読んだ人がもしいればお分かりだろうが、言葉ではもう伝えられないのだ。語彙力が限界なのだ。

美術や音楽も最強だ。なんなら私は音楽が梶浦さんだと知って海賊王女を見ることにしたくらいだ。

10話のラスト!サントラぜひ聞いてほしい…。

サイハテも合いすぎ、CDアニメ盤買ってしまった。

とにかく、とにかくだ、必ずオタクの胸になにか一つは刺さる作品だと思うのだ。


ただ、ただどうしても12話じゃ足りなかったんじゃなかろうか。

海賊王女の色んな感想やファンアートを目にしたけれど、否定的な感想も中にはあって、うるせえよ!と思いながらも納得してしまった。

テンポ感とかを思えば12話でちょうどいいけれど、これだけの登場人物がいて、これだけのストーリーがあるのだから20数話いってほしかったなというのが本音。だから最終回どうなるか分からないけれど、続編をくれ。頼む。来世の話とかでも良いからくれ。


話が飛び飛びになってしまったけれど、つまり何が言いたいかというと、

昨今新しい物語展開が好まれる中で、王道を貫きながら面白いことを模索する物語に出会えたことが本当に嬉しくてたまらない。

公式HP(https://fena-pirate-princess.com/)に、原作・監督等々を担当されている中澤監督の「物語も作り方も古くても良かった物を結集した実験作」というお言葉が載っていたのを見て、一生ついていきます!とさえ思った。


10月から今に至るまで、私の楽しみ喜びになってくれたこと絶対に忘れません。覚悟して最終回を待ちます、本当にありがとう。広まれ。



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