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ねこの日の初一人映画

テストセンターからの帰り道、トンデモ映画の力を借りてブルーな気分をふっとばしちゃおうという軽い気持ちで「哀れなるものたち」を観に行った。
以下は、サントラを聴きながら文字化した私のぐちゃぐちゃな感想ですが、ネタバレは一切しておりません。

2時間ちょっとの映画にあそこまで心をグワングワン揺さぶられたのは初めてで。
世界観がきもちわるかわいくてクセになりそう〜とか、『ロリータ』と『変身(東野圭吾の方)』の話の筋を足して割ったみたいだな〜とか、途中まではその場その場の感想が心にぽんぽん浮かぶくらい落ち着いて鑑賞できていた。けれど、ベラが世界を知り始めたあたりから、もはや自分の頭で考える余裕をすっかり失うほどにずぶずぶ没入していった。鑑賞後はソワソワと無の境地の行ったり来たりで忙しなかった。二人組で観にきた人たちは、帰り道にどんな会話になるんだろう。

ケチだから、わざわざお金払って同じ映画に二度も足を運ぶ人の気持ちが今まであんまりわからなかったけど、私もこれなら何度でも映画館で観たい。
あと、翻訳前のセリフがどうなってるのか気になってたまらない場面がいくつかある。英語力があったらなあ〜

人を選ぶであろうこの作品、みんなに胸張っておすすめすることはできないけど、纏めようのない感想を誰かに聞いてほしくてもどかしくて仕方なかった。久しく更新していないインスタの本アカのストーリーとかに載せたら誰かから反応来るかな、とか考えたりしたけれど、やめてよかった。
とりあえずは心の内だけに、大切な記憶として残しておこうと思う。


時間つぶしに入ったスタバのかわいい店員さんからのかわいいサービス


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