時間

タイトル :生の短さについて
著者名 / セネカ  出版社 / 岩波文庫
評価 ★★★★★


■この本に辿りついたキッカケ

〜休みの日の朝〜
AM8:00『えーと、今日は家の掃除、買い物、勉強をしよーっと』
AM10:00『まだ10時だし、11時になったら始めよ』
PM12:00『やべっ、何もしてないや。。。ご飯食べてから始めよ』

NETFLIX鑑賞中

PM18:00『結局今日は何もしてないや〜、ま、明日にしよ』

…っと、こんな1日を過ごすのは珍しくないですよね


どうもこんにちは。絶賛資格試験勉強中のKNOBです。
今日のテーマは時間です。

みなさんは自分の時間をどれだけ自分のために使えていますか?
自分はnetfilx社に半日あげちゃいました…

そんな後悔もありつつ手に取ったのが、
セネカ著の『生の短さについて』でした。

▪︎本編

本書はセネカの親戚でもある、パウリヌスに当てた手紙だ。

パウリヌスは、古代ローマの食糧長官で今で言う『穀物番ベーシックインカム』のお偉いさんであ
る。
そんな彼に対してセネカは「そんな仕事君じゃなくてもできる。本当に君がやるべきことは他にあるのではないか?」と諭す内容であった。

セネカ曰く、やりたい事は老後にやろう!のように、物事を先延ばしにしている人には人生が1000年あっても短く感じるだろう。

多忙になり、欲に溺れ、そして怠惰に過ごす。

こんな人生だといくら時間があっても足りない。

本来、人間に与えられた時間は何かを成し遂げるには十分だ。

なのになぜ、君は自分の時間をたやすく人に渡したり、本来やるべき事に使わないのか?

もっと自分の人生のことを考える時間を持つべきではないのか?

自分の時間、相手の時間を尊重していくべきではないのか?

…続く

■感想

このようにセネカは時間に対する彼の強い思いを手紙に込めた。
そんなセネカも古代ローマの政治家だったものの、自分の全財産を国に全て寄付をし政界を去ったそうです。

自分自身の時間を何に使い、年を重ねていくか、そんなことを考えさせられた書でした。
netflixやyoutubeを見ている暇はないですね…

■MEMO

一度読んだだけで本書は理解できないと思ったので、また感じたことがあれば追加UPします。

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