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クモを見つけたので引き返して撮った

秋が終わろうとしている

10月の終わり頃、
「スタッドレスタイヤどうする?」
と、パン屋に勤めてる母の元へ車を見繕ってくれた方が訪ねてきた。

その日の夜、家で母からその話を聞いた。
「いくらくらいするの?」
と聞くとおおよそ10万円とのこと。
思わず、「え、高!、、、、、、自分でネットとかで探してみるわ。。。Uさんにはスタッドレスタイヤは他にあてがあるみたいやで大丈夫です、とかそんな風に言っておいて」

とそんな風な会話をして、スタッドレスタイヤをなんとか低価格で納めようと、雪の話題を出される度に思う秋を過ごす(思うということだけをした)

思えば、今年は冬を待ち遠しく思う気持ちの中にスタッドレスタイヤを買わなきゃ行けないから雪は降らないでほしいという邪念がつきまとい全面的に冬を待ち遠しく思えなかった。全面的に冬を待ち遠しく思える秋なんてあったのかというとそんな秋はなかったようにも思うけど、これからくるかもしれないな。スノーボードもやりたいし、雪が降る景色も味わいたい。職場の駐車場の雪かきにも励みたい。のに、スタッドレスタイヤのお金、、、自分がめちゃくちゃ好きな車だったらスタッドレスタイヤのお金のことも受け入れれるかもしれないとか、買ってもらった車なのに不純な思いが溢れてきていた。そして、お金はどうせ工面できないからと、考えることも先延ばしにしていたら12月になってしまった。

高山ではちょうど12月に入る頃、市内の方でも初雪が見られるなどして、スタッドレスタイヤの必要性が増していっていた。夜の気温はマイナスになり、いよいよ普通タイヤでは乗り切れない。というところで、来週平湯に行く予定が入る。平湯では何年か前の冬、対向車がきていたら衝突していたであろうタイヤの滑りを経験している。スタッドレスタイヤをはいて車を運転していたがそれでも隣にのっていた友人に怖い思いをさせてしまった。

というわけで昨日Uさんに電話をして、「すみませんが、やはりタイヤが必要なのでお願いしてもいいですか?」とお願いすることとなった。

車を買う時もそうだったけど、私は決断力に欠けいつもギリギリになって決めることとなる。のちにその決断は肯定できない結果となる。

そうこうして、今朝ようやくタイヤをスタッドレスタイヤに変えた。結局何故かトータルで17万円くらいといわれ、当初の10万円はなんだったのだろうと思いつつも、なんだかいつも迷惑をかけているなとか思ったら問いただせずとりあえず9万円だけ納めてきた。

と、ここまでスタッドレスタイヤについての軌跡を大雑把に振り返ってみて、なんだかとても苦い記憶をこうして文章にして残すことになるので嫌です。

が、せっかくなので残します。

そして今日潔く髪を切ってきました。先日何年かぶりのパーマをかけたばっかりなのにそのパーマも約2カ月でお別れ。潔く髪を切ってきました。潔よいショートヘアという言葉を聞いてから頭から離れず髪をきることとなる。

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