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盛岡生活記

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日々変わる盛岡、その時々の風景を忘れてしまわぬよう今日もnoteに盛岡を綴っています。いつか自分が読み返した時、誰かがこのnoteを読んでくれた時、 その風景を思い出せるように。
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2020年8月の記事一覧

note

岩手県盛岡市内丸に、その名もnoteというカフェがある。 櫻山神社のすぐそばにある建物、その外壁に刺さっている白い旗が営業中の目印。 通りを1本入って右手側にある小さな入り口、細くて狭い階段を慎重に上ると店のドアが現れる。 店内は温かい色の照明。 私は櫻山神社の通りが見下ろせる窓際の席が好きで、空いていればそこを選びがち。 至るところに本や雑誌、映画のポスター、お洒落な雑貨。 行く度に感性をくすぐられる。 ドリンクやデザートはもちろんご飯も食べられるから、いつど

四季の終わり

夏が終わるときは切なさを感じるのに、 冬が終わるときは春を待ち遠しく思う。 秋の侘しさと春の期待感。 どちらも季節の移ろいにすぎないのに、こんなに感情が極端なのは何故。 ◇ 今日の盛岡は快晴、むちゃくちゃ暑い。 ということで月初に岩泉で撮った紫陽花で涼しさを。 最近になって紫陽花の美しさに気づいた。 好きな花ベスト3に入ってる。 葉っぱがハート、めんこい。 今年はさんさもなくなって、夏の風物詩である甲子園もなくて、天気予報の数値でしか季節を感じられない。

響かない

さんさの太鼓も笛の音も、通りの雑踏も露店の呼び込みも、何の音も聞こえてこない盛岡。 毎年8/1~4は盛岡さんさ踊り。 どの日に行こうか誰と行こうか、手帳と顔を付き合わせながら計画を立てるのが毎年の楽しみだったのに。 今年はどの浴衣着ようかな、小物ちょっと買い足そうかなって悩むのが醍醐味だったのに。 最終日が終わると、「あーもう盛岡の夏が終わるなー」って無駄に嘆くのが恒例だったのに。 今日は8/5、盛岡の夏を感じきれないまま今日を迎えてしまった。 日中の暑さとカレン