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【Railsim】名鉄8800系 公開

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4月22日付けで、Railsim2向け車両プラグイン「名古屋鉄道8800系」を公開いたしました。

初の名鉄車プラグインとなります。北総7000公開後にとっとと作り始め、私的な事情で4月上旬に制作時間が多分に用意されたため、わずか2ヶ月程度で完成しました。
おそらく車両PIの制作時間最速記録を更新したと思われますが、振り返ってみると部品類にいくつか流用品があり、おそらくコレの恩恵も大きいかと。ちなみに内装資料もそこそこ用意できましたが、
北総7000のノリで作ると多分何百年もかかると思うので作るのやめました。その名残で展望室だけ簡易内装があります。

さて今作では、前作北総7000形制作時に実装した連結器の首振り機能に加え、名鉄車の特徴である「M式自動解結装置」のディティール及び挙動を再現しました。といっても岐阜方の先頭車のみ稼働するためかなり地味なものです。連結時に動作しますが、隠しスイッチとしてテストスイッチを仕込んだため、非連結時にも挙動を見ることが出来ます。

パノラマカーの特徴であるミュージックホーンですが、音源を用意することが困難なため、セルフサービスとしました。構文のみ先頭車の定義ファイル下部に用意してあるため、プラグインの改造がある程度出来る方であれば、音源の用意や設定を除けば簡単に鳴らすことが出来ると思います。
ちなみに当方で音源を編集してみようとしたところ、どうも上手くいかなかったため、使用するファイルのサイズや形式にはご注意ください。

その他、微妙な形態として、晩年に踏切事故に遭遇しスカートなしで運用に就いたモ8805を再現可能としました。

実車は言わずと知れた7000系パノラマカーの後継車で、走行機器こそ7000系からの流用品ですが、ハイデッカー式の展望室の採用やセミコンパートメント、ラウンジ室など豪華設備で構成され、デラックス特急として運用されました。
しかし時代の趨勢には逆らえず、1992年には後年登場した1000系に近い車内改装が行われます。展望室の座席配置の変更や、セミコンパートメントの仕様変更などが行われ、中間車に設置されたラウンジ室は撤去、通常の2人がけリクライニングシートが並びました。最終編成である8807Fのみが団体専用車として原型内装のまま残され、それ以外の編成は西尾線や津島線方面に乗り入れる特急列車として運用されました。
その後、特急列車の最高速度を120km/hに引き上げる方針となり、最高速度が110km/hであった当車は淘汰の対象となり、空港線の開業を見届けるようにして2005年3月までに全車が廃車となりました。

ダウンロードはいつものように下記URLからどうぞ。
それまで使っていたアップローダーの容量が埋まったため新しいアップローダーを立ち上げています。

https://jyouban6101.wixsite.com/reruraba-rs

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