24A二十 もう春かい

酩酊時の身体と思考が乖離している感覚を味わいたくて昨日も酒を飲んで1日を終わらせてしまった。
アニメを観たり本を読んだりするつもりだったのに。そして今起きた。
どうしてこんな事になってしまったんだ。

纏まった時間がある時に限って何も出来ない事が多い。
逆にやらなければならない事がある時には、それを先延ばしにしてしまう。今から出掛ける準備をしないといけないのに、ご飯も食べず日記を書いている。
夏休みの宿題は決まって31日まで終わらなかったな。未提出を教師に怒られる夢は未だに見る。

掃除、洗濯、炊事。やらなきゃいけないタスクが溜まっている。やり出せばそんなに大変でもないと知っているはずなんだけれど。




いつの間にか暖かくなって来たな。
もう4月か〜なんてふと思ったけれども、その4月は終わりかけている。時間は相対性だと、改めて認識させれる。

当たり前を当たり前と上手く認識出来ないまま、身体だけが成長していく。このまま衰えていく一方なのだからそれはむしろ退化か。こんな文章を書いている場合では無いだろう。


椅子に掛かったままの冬服を仕舞わねば。一度洗濯しなくてはね。ハンガーが足らないだろうな。春服も出さないと。あー何もかも面倒臭い。※繰り返し

こんな感じ思考が堂々巡って一歩も動けない。
「高野さんを怒らせたい」というYouTubeチャンネルで、高野さんにサビ前でループするリンダリンダを聴かせ続けるという企画をやっていたけれど、僕の場合人生がサビの前でループし続けている。
このままカタルシスの解放がない。常に一定に、起伏なく繰り返していく日々を送るのだろうか。
人生は企画ではないから、もっと最悪だな。




■37さんの「dop」を何度も聴いている。

映像も歌詞もリズムも全部好きだ。
こんなにハマったアーティストは久しぶりかもしれない。
歌詞が本当に良い。■37さんの言葉のチョイスはとても琴線に刺さる。
ラストの「まだわからないで ただいかれないで まだある方へ 君の待つ方へ」の所で涙腺が緩む。
僕には此処ではない何処かへ行きたいという気持ちが常にあって、そういうニュアンスの含まれる歌詞には心揺さぶられてしまう。

概要欄に載っている歌詞には歌われていないものもある。■37さんのXのポストでそれが聴けるので聴いてほしい。







古典部シリーズの原作を全てaudibleで聴き終えた。めっちゃ良かったな。
アニメは観た事あったけれど、原作にしかない良さがたくさんあった。

特に折木の心情描写が丁寧に書かれているのが良かった。アニメだと物臭なだけにも感じられる折木の態度も、実は本人なりに逡巡しての事だったりするのが良い。
折木がちゃんと古典部のみんなと一緒にいる事を悪くないと感じている所も嬉しい。
アニメと違い折木の一人称視点で物語が進んでいるのが効果的に働いているんだろうな。
元々好きだったけれどより好きになった。
えるたそよりも折木の方が可愛いとさえ思えた。


今の所古典部シリーズは完結していない。
「いまさら翼といわれても」の終わり方がやり切れなさ全開なので続きが読みた過ぎるのだけれど、2016年に刊行されてからまだ続編の音沙汰は無い。辛い。
ここ最近はそんな隙間を埋めるかの様に氷菓のアニメを観ていた。あーしんどい。米澤穂信先生お願いします、続き書いて下さい。

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