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眼鏡を取ったら


 漫画でメガネをかけているキャラは、メガネを取れば3になるか、めちゃくちゃ澄んだ大きい目が出てくるかの二択である。後者の方が割と多い様な気もするが、正直、羨ましい。だって普通眼鏡をかけたら瓶底の私なんかはしじみくらいの眼球になってしまうからだ。これまじで。いくら元の目が大きかったとしてもこればっかりは抗えないのだと思うと、コンタクトに伊達眼鏡をしたくなるオシャレ女子の気持ちも分かる。

 かくいう私も学生の頃から今に至るまでコンタクト使用派なのだが、目のサイズはともかく視界の端がよく見えない、レンズが曇る、フレームが歪むという三拍子が解決されるのが嬉しくてコンタクトにした気がする。特にミニバスをやっていた時期は眼鏡が致命的に邪魔だった(だからバスケが下手だったのでは無く、元から運動神経がない)。まあ八割がた格好つけたい気持ちからコンタクトにした気がしなくもない。なくなくもない。

 ただ最近、右目にコンタクトが合わない。度が合わないとかではなくて、なんか合わない。初めは「これがよく言うゴロゴロか…!」と感動していたものの、何も嬉しくない。眼科に行こうとするも、平日は厳しいし休日はだいたい午前中しかやっていない所が多いうえ、その午前中すらも予約が満杯ときた。さて、どうしたものか…と思った矢先予約が空いたとのことで早速行ってみるとドライアイと診断が下された。

 ほう、ドライアイ。まあ音ゲーが好きな私にとって瞬きは命取りであるから、目をかっぴらいて過ごしてる時も無くはないが…。何を隠そう私は目薬を指すのが死ぬほど苦手なのだ。顔もマスクもびしゃびしゃになるほど水滴を垂らさないと目に入ってくれない薬を様子見の1週間分処方されたが、果たして1週間持つのか。

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