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EEVEEでCyclesっぽいレンダリングをする方法

こんにちは、RRです。

Blenderを使っていて困ること、特に動画編集において困ること。

レンダリングが長い!!!!!!!!!


Cyclesは本当にきれいな画像を出力してくれますが、もちろん負荷も時間も鬼のようにかかります。情報量の多いプロジェクトだと、出力仕切る前にパソコンが落ちてしまうなんてことも。

そこで編み出したのが、「EEVEE」で「Cycles」っぽくレンダリングをする方法です!


EEVEEはなぜ安っぽい?Cyclesとの仕様の違いから考えてみよう


EEVEEがCyclesよりも品質で劣る理由、それは
「光の反射」にあります。

Cyclesは現実世界のように、光源から発せられた光が物体にあたって、反射して他のものにあたって、という計算をしています。

一方、EEVEEはこれを計算しません。「光が反射するのは一回だけ」ということです。だから、現実世界とはちょっと違って見えちゃうのです。

逆に言えば、「複数方向からの光を増やせば光の反射を擬似再現できるのでは?」と私は考えました。前置きが長くなりましたが、本題です。


強さ1のサンをいろんな方向に設置しよう

「サン」は、すべての物体に対して同じ方向から光を当てる光源です。
これを強さ1(場合によっては2とか3とか)に調整して複数方向から光を当てることで、なんとなく質感を出すことが出来ます。

とはいえ、全方向から当てたら意味がありませんし、リアルに近づけるにはうまい角度を見つける必要があります。どうやったらいいかとかは全然わからないので、皆さんの感覚だよりになります。頑張ってください。


注意しないといけないこと

CyclesをEEVEEにすげかえるということは、いくつかの機能が失われるということです。

例えば、VFXなどで使うシャドウキャッチャーなどの機能はEEVEEには搭載されていません。
他にも、ブルームの作り方もEEVEEとCyclesでは違います。

変な感じにならないように、EEVEEでレンダリングしても良いものか考えてからためしてみてください。

また、絶対Cyclesのほうが品質はいいです。余裕があるなら絶対Cyclesにしましょう。


シメの言葉が思いつかないので、これでシメということで。


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