卒業設計を終えて。
【以前のブログからの移行:2018/02/16 公開】
卒業設計の発表を、2/14に終えました
発表が終わった瞬間から、反省点はまぁたくさんあって、あぁダメだったなぁみたいな、変に冷静になっていた。
それで先輩からいろいろとフィードバックを(反省点として)いただきつつどうだったのか反省と、設計それ自体とそれ以外のさまざまな課題とを挙げられては、もっともっとたぶんできたことはたくさんあったなと、視野がめちゃくちゃ広がったような、そんな発表直後だった。
そういうわけで終わった後から達成感というよりも苦い気持ちとか、次へ向かう気持ちの方が大きくって、それでもっとこうできたらよかったこうしたかった、こうやってやればよかった、って、いろいろと考えていることを、忘れないように、そして次への決意にできるように、そして自分の課題を克服したい一つのツールとするために、こうして書こうと、していた。
これからの課題にしたいこと。
・自分の相対的な立ち位置や、現在地点に対して、もう少し自覚的になること、そして周囲と見比べていくこと
抽象的/現実的、とか、さりげない/大きいスケール、とか、自分の認識と、自分のやっていること、そして自分のやっていることに対する他者からの評価、の乖離が思っている以上にあって、で、概して自分が思っていることよりもほかの人がどう見ているかのほうが、客観的な分だけ自分のことを言い当てていた。もっと客観的・相対的に自分のやっていることを見る目も必要なのだなぁと、、
・自分の得意なことをもっと伸ばすこと、強みをどうやって生かすのかに対してもっと戦略的であること
・自分の苦手なことが自覚的であればあるほど、もっと向き合ってもっと努力すること
・微妙なニュアンス、すごく小さなことに対する感性を、「それがいかにも大切であるように」きちんと伝えること。その感性は自分の特徴だと自覚すること。(伝えなければ伝わらないものだと自覚すること)
・他人に伝えることをあきらめないこと。伝えなければ伝わらないが、伝えようとしなければそれは無
・もっともっと、(詳細設計で/細かい細かいスケールで)いろいろたくさん考えて、たくさん考えただけもっともっと伝える、表現すること
・劣等感にさいなまれすぎないこと
ほかの人がやっていることはそれはそれですごく素敵なことで、でもそれと自分を比較するのは、まったく同じことをしているのではないのだから意味がないこともあるし、というかネガティブループにはまるようでは意味がないということ
・他人を、もう少し信頼すること、怖がらないこと
・言葉で表現しにくいことを考えているからこそ、それを言葉にして表現することにもっと挑戦していくこと、言葉にすることで単純化されていくことを極端に恐れない(容認する)こと
少しだけ、終わった後に感じてうれしかったこと。
・自分の設定した課題に対して、この課題を設定したこと自体に対して、評価があったこと(評価というか、その課題を設定したことに意味があったと考えてくれたひとがいたこと)
自分が設計する中で、地区のなかに「風(うごき、まなざし)をもたらす」という一つのコンセプトがあり、それがすなわち自分がここで卒業設計をすることで現実世界にも引き起こせたらいいなと思っていた。それが今回、その地区を扱って、お話を聞いてきた地域に対する一つの貢献というか応答の仕方なのではないかと、考えていた(むしろ無力すぎてそれくらいしかできないと感じていた)ので、課題設定に対して、振り返りの中で言及してもらえたこと自体は嬉しかった
・模型の世界観は、昔から一緒だねと言われたり、人海戦術でできる模型じゃない(のがまた面倒なところではある)とか、それなりに心を込めて丁寧につくったことそれ自体に対して多少、周囲の人に言及してもらえたこと
かわいい模型をつくることを目標にしていたので純粋にかわいい模型ができたのはうれしい。自分の作る模型が概して同じような世界観でまとまりがちなのは「自分にあれしかできない」ことの裏返しでもあるような気がしているけれど、それでも、卒業というある意味この2年半の集大成という意味ではまぁよかったかも、な、と。
・周りの人にたくさん支えてもらえたこと。友達、先輩、後輩、同期のおかげで卒業できたのは間違いない…あとなんかたぶん最後は素が相当出てしまった気がする、いいのか悪いのかわからないけれど、
抽象的な感想しか出てこない、笑、
いろんなことをうまく言葉にできずに、抽象的にまとめてしまうのもある意味悪い癖というか伝わらないなという反省もあるので、これからいろんな振れ幅をもっと持っていけたらなぁという所存。
支離滅裂でざくっとした所感だけれど旅行行く前に、わすれないうち、勢いのあるままにかいておかなきゃ~~~ということで。
次を見据えていこうという気持ちはすごくあるんだけれど、と同時にもうすこしじんわりと向き合ってい桁らいいなとも思っています
ただやっている中身だけでなく、強み弱みとか、いろいろと考えさせてもらえる環境のなかにもいられたことにも相当な感謝。
「自分にはできない」「苦手」みたいな先入観を、どうかもう少し、あと少し、破っていきたいと、少し決意して、なんとなく強くなりたいと、数日前の余韻を思い返しながら感じている。
わたしならもっともっとできたはずだと、自分が負け惜しみのように言うことに、多少なりとも同意してくれる、力づけてくれるまわりのひとがいたことも本当にありがたく、もっともっと頑張りたいなと、純粋に感じました。
終わったことによって、新しいスタート地点に立てたので。
ここからまた頑張ろうと。
(同期が撮ってくれた模型の写真かわいいので使いました。ありがとうございます)
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