vol.1_RETHINK PAPER PROJECTとは!?
皆さん、はじめまして。私は"RETHINK PAPER PROJECT"を企画・運営しております、シミズサトシと申します。よろしくお願いいたします。
本日は"RETHINK PAPER PROJECT"の、記念すべき第1回目です。
さて、初回の本日は"RETHINK PAPER PROJECT"の概要と、このプロジェクトにかける想い、そして、私の簡単な自己紹介をさせてください。
■自己紹介
あらためまして、皆さん、はじめまして。"RETHINK PAPER PROJECT"を企画・運営しております、シミズサトシと申します。
私は、福井県越前市というところで生まれ育ちました。福井県といえば、越前ガニをはじめとした海の幸、恐竜、東尋坊、永平寺なんかが有名です。
個人的な話をすると、昭和63年3月生まれの33歳です。3が多いですね(笑)33歳、ぞろ目です。高校まで地元福井で過ごし、大学進学とともに上京しました。大学では経営学を専攻しました。大学卒業後は、メーカーに就職して4年間勤めました。その後、地元福井にUターンして、現在は家業を継いでいます。
性格は、人見知りの陰キャです(笑)人前に出るとか大勢の輪に入るといったことが大の苦手です。
特技といった人に誇れるような能力はないんですが、無理やり挙げるとすれば、字がきれいです。字は人間を表すと言いますが、小学校の時通っていた習字の先生に「あなたは素直な字を書くね~」とよく言われていました。僕は、素直らしいです(笑)
趣味は、旅行と音楽鑑賞です。旅行といっても、僕は、旅の道中が好きで、何気ない風景とか、そこで音楽を聴く時間が好きだったりします。中学生の頃、2pacっていうラッパーが好きだったんですけど、数年前に大人になって初めてカリフォルニアに行ったとき、車の中で彼の代表『California Love』を聴いたとき、人生で1番興奮しました。
僕のことを一言でまとめると、パッとしない、字がちょっとだけきれいな、33歳、陰キャです。
■"RETHINK PAPER PROJECT"とは
僕の人となりが分かったところで、この"RETHINK PAPER PROJECT"がどういったプロジェクトかを説明していきたいと思います。
"RETHINK PAPER PROJECT"というくらいなので、紙に関するプロジェクトです。
先ほど、家業を継いだという話をしました。僕の地元は、越前和紙の産地なんです。僕の家業も越前和紙に関わる仕事をしています。
思い返すと、僕は、地元が越前和紙の産地だったこともあり、小さい頃から紙との距離が近い人生だったと思います。
実は、越前和紙の産地には、川上御前|《かわかみごぜん》という女神さまのかわかみごぜん》という女神さまの伝説があるんです。
ものすごーく端折ると、
という伝説です。
#ものすごーく端折りました
この女神さまは、現在でも、産地内にある岡太神社という神社に祀られていて、産地の人たちにとても崇拝されています。
そのせいか、僕は紙に対する想いが強く育った気がします。ちなみに、地元の小学校では「紙漉き音頭」という踊りを、生徒全員もれなく踊らされます。(今でもあるのかな?)就職活動は全て紙関係の会社を受け、実際に就職した会社は紙加工のメーカーでした。
さて、僕が"RETHINK PAPER PROJECT"を始めようと思った最初のきっかけは、地元に戻り、和紙産地の衰退を目の当たりにしたことです。和紙の需要は落ち、生産者も少なくなり、後継者となる若者は数えるほどしかいません。当然ですが、自身の身も心配になります。
「この仕事を続けていって、未来はあるんだろうか。」
そこから、自身の仕事について頭の中で整理を始めました。
家業は創業以来、紙の加工をしてきました。製紙メーカーさんが抄いた紙に加工を施すという仕事なので、モノを売っている訳ではありません。技術を通じて、紙に付加価値を与えるという仕事です。紙の価値を理解していないとできない仕事です。
そこで、自身に問いかけました。
「そもそも紙の価値って何だろう。」
この疑問に、僕は正確に答えられませんでした(笑)
もうちょっと踏み込んだ話をします。
明らかに、100年前と今では、紙の価値は変わっていますよね。加えて現代は、変化の波が早く不確実世の中で、紙の価値も刻一刻と変化しています。
また、人権という考え方が生まれたのも最近ですよね。人々の考え方に多様性が生まれています。更に、情報の受発信の媒体がマスメディアからインターネットに移り、その傾向は一層強くなっているように感じます。
僕の頭の中で、「家業」についての問題意識から、「社会」についての問題意識へと急激に飛躍しました(笑)
そして、紙の価値と真剣に向き合うことを決めました。
#決めたんかい !
これから、現代の紙の価値を定義していきます。
"RETHINK PAPER PROJECT"のミッションは、「紙の価値を再定義する」です。
■"RETHINK PAPER PROJECT"の進め方
では、"RETHINK PAPER PROJECT"の進め方をご説明します。
みたいな感じで、やっていこうと思っています。
まずは、インプットですね。
あ、先に発表しますが、最初のテーマは「紙の歴史」です。
断言しておきますが、紙の歴史、めっちゃ面白いです!そして、とっても考えさせられます。現代の紙の価値を捉えるための直接的なヒントがあるかというと、正直なさそうです(笑)しかし、間違いなく、考えるための素地が身につきます。最初のテーマに非常に相応しいと思いますので、是非、お楽しみに。
そして、3つの方法で発信していこうと思います。
この媒体がオススメ!というものはございません。皆さんのシチュエーションや、都合の良い媒体でご視聴頂けたらと思います。
■僕の想い
最後に僕の想いをつらつらと書きたいと思います。
先ほどの薄っぺらい自己紹介でお気づきだとは思いますが、僕は、これまでの人生で何の夢や目標もなく、ただただ欲望のままに生きてきました(笑)しかし、ここにきて、人生で初めて大きな問題意識を持ちました。これまで何の結果も出していない、ただの蕎麦好きの陰キャが、動きます。
僕の尊敬する歴史上の偉人の一人に、高杉晋作がいます。言わずと知れた幕末の攘夷志士です。彼は、当時誰もが無理と考えていた明治維新に向けて、たった一人で立ち上がりました。下級武士とはいえ、それまで突出した結果は出していません。しかし、たった一人で幕府に立ち向かいました。彼の決意に魅せられた仲間が一人二人と増えていき、気づけば形勢が変わっていきました。そして、その結果は皆さんが知っての通りです。
彼の取った行動自体の善悪はどうでもよくて、問題意識に対するエネルギー放出の仕方が桁違いなところがとても好きです。それまで何も成し遂げていない男が、いきなり日本の未来を変える行動を起こし、成功に導いたんです。本当に凄いことです。彼は、明治維新の世を見ることなく、直前で病死しました。
これは、高杉晋作の辞世の句です。解釈は彼の人生を以て、人それぞれですが、何とも言えない感情が詰まっているように感じます。
紙は、現時点で、私たちにとって、明らかに必要不可欠な素材です。そして同時に、本質的な価値が揺らいでいることも間違いありません。だからこそ、私たち自身や社会の本質を捉えて、紙の価値を問い直す必要があると感じています。
何だか堅苦しいことも話しましたが、紙の未来が「おもしろく」なるため、色々とやっていきたいと思っています。
私は、とても高杉晋作を引き合いに出せるような人間ではありませんが、このエネルギーを放出して、少しでも社会のお役に立てたらと思っています。
それでは、本日はこの辺で失礼いたします。最後までご視聴いただき、ありがとうございました。
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「紙の価値を再定義する」をミッションに、現代の紙の価値を問い直す、RETHINK PAPER PROJECT!
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#rethinkpaperproject #紙 #自己紹介