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遊具の仕上げについて、

おはようございます。今日も良い一日になりますことを願っております。

設置した遊具で怪我をしないように遊具の仕上げに関する規定が、BSI EN-1176-1: 2017(22頁)で示されております。

遊具の仕上げ
木製遊具は、割れにくい木材で作られるものとします。他の材料(例えば、ガラス繊維)で作られた遊具の表面仕上げは、割れ目をなくさなければなりません。
突き出た釘や突出したワイヤーロープ終端、そして突起した又は鋭利な構成部分がないものとします。粗い表面であっても、怪我のリスク(危険)があるべきではありません。遊具のアクセス(入退場)可能な部分に突出したボルトのねじ山は、袋ナットなどで恒久的に覆われているものとします。8mm未満で突出ているナットやボルト頭部に、バリがないものとします。

注記1: ナットとボルトの保護の例を下図に示します。
利用者が占めるスペース(空間)内における8mmを超えて突出する角部や端部および突出部は、突出部の端から25mm以内の隣接領域で遮蔽されてない場合、丸み(ラウンド)をつけなければなりません。
(丸みをつける端の)曲線の半径は3 mm以上であるものとします。

突出部が8㎜以下の場合
突出部の端から25mm以下の隣接領域で遮蔽されてない場合
突出部の端から25mm以下の隣接領域で遮蔽されている場合
突出部に袋ナットで覆われている場合
突出部に丸みがつけられておらず遮蔽されている場合

注記2 :この要求事項は、意図しない構成部分との接触による怪我を防止するためのみを目的としています。
(曲線の)半径3 mm未満の角や端および突起が鋭くない場合に限り、それらは遊具のアクセス(入退場)可能な部分にあることが許可されています。