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産業能率大学(通信課程)編入までの経緯

子供二人を育てながらフルタイム勤務をしつつ、社会人学生として産能短期大学入学・卒業後、2020年10月から産業能率大学へ3年次編入した経緯や学習の記録を、徒然と綴っていこうと思います。

なぜ通信制大学という選択をしたのか

育児と仕事と勉強をこなすには通学での学びは厳しい事と、何と言っても学費の安さです。

通信制は基本的にレポートの提出と試験で単位取得が完結するので、時間的制約は緩いです。スクーリング(対面授業)と試験は期日が決まっていますが、スクーリングは年間通して複数日程で開催されていることが多いかと思います(各大学や科目によります)。

また、通信制は通学と比べ、一般的に学費が非常に安いです。
下記リンクは参考ですが、一般的な「大学の学費」より随分と安いと感じられるかと思います。

通信制大学はどれくらいの学費で通えるのか:学費保険の教科書
https://hoken-kyokasho.com/correspondence-univ

特に産業能率大学の場合、授業料・テキスト代・スクーリング(対面授業)費用・試験受験料等々、全部込みで年額20万円です。
入学・編入には更に書類選考料が1万円、入学金3万円(編入は2万円)がかかりますが、他の費用はありません。(2020年10月時点)
産能短大から産業能率大学への編入の場合は書類選考料は免除です。

産業能率大学を選んだ理由

高校卒業後すぐ就職し20代前半で結婚出産と人生を歩んできたので、そのうち大学に通ってみたいな~…とぼんやり考えていたところ、当時お世話になっていた税理士さんから「産能良いよ!」と教えて貰ったことがきっかけです。

その税理士さんは高校卒業後、スイミングインストラクター→会計事務所(事務)→産能短期大学入学→短大卒業で税理士試験受験資格取得→税理士取得→独立、とキャリアを積まれた女性で、とても素敵な生き様に憧れました。
また、産能は子供が居ても単位を取りやすい&学費が安い、とも教えていただけました。(単位の取りやすさは後述)

実際に産能短期大学入学に入学したのは、それから5年以上後になります。

産能短期大学(通信課程)は3年半前に卒業

現在の職場(経営コンサル)に派遣で入った時、自分と周囲の知見レベルに差がありすぎ、「これはいかん!」と一念発起して派遣2ヵ月後の2015年4月産能短期大学(通信課程)に入学しました。

当時長男が中学1年生になったばかり、次男が小学5年生。
長男の受験を考えると、短大なら何とか学費を捻出できると考えました。

配本された全科目+追加履修して1年半で68単位を修得し、2017年3月に無事卒業しました。

2018年4月からは派遣登用で正社員になったのですが、採用に際しての面接では働きながら短大を卒業したことがかなり好印象となったのも幸いでした。
私の知る限り専門・短大卒以下は(おそらく十数年以上)採用していない企業なので、社会人になっても学び続けてきちんと成果を出したことが良かったのだと思っています。

短大時代のことは別記事にて書く予定です。

単位の取りやすさについて

産能短期大学に入学した後、単位の取りやすさは実際に感じました。
基本的には、産能短期大学も産業能率大学も、

テキストを読む→レポート(マークシート式又は記述式)を提出(基本レポートのみ、または基本レポート+応用レポート)→科目習得試験
または
テキストを読む→(あれば事前課題、4単位科目は基本レポート)→スクーリング2日間(授業15時間+課題+最終試験)

にて単位が取れます。
記述式レポートやスクーリングの課題、科目習得試験及びスクーリング最終試験では300~600字程度の記述を求められる問題が多くでますが、逆に言えばそれ以外での難しさは、現状あまり感じていないです。
卒論も選択科目ですので必須ではないです。
また、2018年からだったかと思いますが、必修科目が無くなりました。
スクーリングは、きちんと出席し、かつ課題と最終試験をそれなりに出せば、落とされることはほぼ無いかと思います(欠席や遅刻早退等は容赦なく落とされます)。

卒業までに必要単位数が取れている事、そのうちの規定単位数をスクーリングで取得していることが卒業条件となります。

この単位の取りやすさが、短大に続いて産能を選んだ理由でもあります。

産業能率大学(通信課程)への編入のきっかけ

大学への編入は考えていたものの、子供達の学費の心配をしなくても良くなってからかな…と考えていましたが、通帳に振り込まれた特別定額給付金を見たときに決意しました。
本来であれば長男が高校3年生で塾代や大学の費用に一番悩まされる時期の筈だったのですが、長男が高専に進学した為、子供の学費支払いが当初の予想より後ろ倒し&減少する見込みとなったことも大きいです。

子供達には「俺達の給付金なのに!」と案の定言われましたが、1万円ずつ渡して何とか納得してもらいました。ありがとう (*´ω`*)

「私+子供二人分の給付金-2万円+貯金」で2年分の学費42万円を確保し、12万円(編入料+授業料半年分)を振り込んで大学生としてのスタートを切りました。

なお、通信制大学は入学・編入試験が無い所が多いと思います。
産能短大・産業能率大学も、ともに試験はなく、願書を出して入学金を支払えば短大生・大学生です。

情報マネジメント学部 現代マネジメント学科 通信教育課程

入学後に届いた学生証を見て初めて知った所属学部名です。
産業能率大学の通信制は、どのコースを選んでもこの学部・学科名となるようです。(2020年10月時点)

コースは『ビジネス教養コース』を選択しました。一般教養+経営系基礎が主体のコースです。
選んだ理由は「一番楽そう」だったからです😅
と言うのも、短大では前出の税理士さんに憧れて税理系コースを選択したもの、数字のあれこれで非常に苦しんだことがありまして、大学では税務会計系はやらないと決めていました。
短大で受けた心理学が面白かったので心理系コースも悩みましたが、まずは単位取得を第1目標にする=楽そうなコース、となりました。

産能短大、産業能率大学では、1~3年生は選択したコースによって既に科目が決められており、新年度に一括してテキストや提出レポートが配本(宅急便で送付)されます。
4年生は未取得科目から36単位を自分で選択できますので、来年度は心理学系や、興味のある情報系の科目を選択予定です。

編入時認定単位(失敗談込み)

産能短大卒業→産業能率大学への編入は、産能短大で取得した単位が全て認定されます。
なので68単位を取得した状態で3年生スタートとなりました。

また入学前に取得した資格で単位認定されるものもあります。

産能短大卒業・産業能率大学 単位認定資格
https://www.sanno.ac.jp/tukyo/feature/unit.html

この資格単位認定で大きなミスをしてしまいました。
私はそもそも短大入学前に簿記3級を取得していたのですが、短大入学後の認定申込は申請期間を失念(かなり短いです。10日間だけ)、そしてこの大学編入では合格証明として添付した合格通知書コピーでは認定出来ないとの記載を見逃した為、あえなく簿記3級分は単位不認定となりました。
2単位の為に簿記3級を受けなおすかは悩みどころです…。

産能短大、産業能率大学への入学編入の際に資格による単位認定をとる予定の方は資格の「合格証書又は合格証明書のコピー」をお忘れなく!

同時に申請した今夏取得のITパスポートは通知書ではなく合格証書のコピーを添付したので、無事に単位認定される見通しです。

終わりに

以上が、私が産業能率大学編入までに至った経緯となります。
通信制大学への入学・編入を考えている方のご参考になれば幸いです。
次回以降は、各科目を受講した感想や成績等を記録していきます。

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