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【ニューヨーク生活あるある日記🗽】人間に区別や境い目など要らない

ワシントンDCの自然史博物館で、思いがけず頭がフル回転し、混乱しながらもたどり着いた考え。

人間に区別や境い目など要らない。みんな同じ

肌の色や言葉、体格や性格。特徴が少し違うだけ。

その想いに至るスタートは人類の遠い遠い祖先たちの展示から。

1, Sahelanthropus tchadensis ; 700万〜600万年前
最古の人類。
と言われてもチンパンジーかゴリラにしか見えない。

2, Australopithecus afarensis ; 270万〜210万年前
直立歩行をしていた。
うん。立って歩く動物ですね。

3, Australopithecus africanus ; 270万〜210万年前
集団生活をしていた。
でも動物の群れのイメージですね。

4, Paranthropus boisei ; 230万〜120万年前
固いものを噛み砕く、ほほの骨と筋肉が発達。
まだ人間とは、、言えないかな。

5, Homo erectus ; 189万〜14万年前
道具を使い、弱者や老人の助ける。
あ、この方は、、人間ではないでしょうか?うん、人間ですね!

6, Homo heidelbergensis ; 70万〜20万年前
うんうん。

7, Homo floresiensis ; 70万〜5万年前

うん、かなり自信を持って、人間と言わせて頂きます。

7; Homo neanderthalensis ; 43万〜4万年前
言葉を使い、死者を埋葬。
はい、こちらはもう誰も迷うことなく人間ですね !!

元は動物。どこからが人間?

動物が人間になる過程を見てすごく不思議な思いになった。

集団で暮らしたり、道具や火を使ったり。
直立歩行をして、脳みそが発達して。
言葉を話すようになり。

でも何を持って人間なのだろう?他の動物と何が違うのだろう?

人間が、まるで神のように君臨している世界観がぐらぐらと揺れ始めた。

人間を区別する人種、世界を分断する国

肌の色や言葉の違い、体格や性格の差なんてとっても小さいものだ。

何百万年の歴史を知ると、そんな小さなことで区別される世界に違和感しか感じない。

生まれた場所が自分の国?
1歳で祖国を離れた移民は育った国を自分の場所だと思っているだろう。

白人も黒人も黄色人種も。

区別して、比べて、優劣をつけるなんて何の意味もない。

人類が生き残るために必死で歩んできた姿を想像すればするほど、全ての境目がなくなり、みんな同じ人間、家族

そんなことを考えるきっかけを、人種のるつぼアメリカの首都ワシントンDCが教えてくれた。

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