海外駐在員の目指すゴール
私は日本企業に就職し、海外の支社で働く海外駐在員だ。
数年の任期を終えたらまた日本に戻ることが決まっている。
商習慣も文化も違う国で働く意味。
遠くにいてどんなに有益な情報をインプットしても得られない、体験によるメリットは本当に大きい。
しかし、気を付けないといけないのが、自分の任期が終わったあとのこと。
よく見かけるパターンが、駐在員が死ぬほど努力をして、売上を伸ばしビジネスを軌道に乗せても、その人が日本に帰ったあとにその流れが止まること。
そしてまた新たな任期の人が0から学び始め、苦しみ、また独自の手法でビジネスを軌道に乗せる。
組織として働くことの意味を見つめ直し、自分の意義を再定義しよう。
飢餓に苦しむ人たちに水を与えるより、井戸の作り方を。
空腹の人に魚を与えるより、魚釣りの方法を。
駐在員の存在意義を、改めて心に刻み込んだ。
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