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メタバース幻滅期にあえて叫んでみた


今は「メタバース幻滅期」です。

引用 https://www.techno-edge.net/article/2023/08/18/1766.html

よく聞かれる「メタバース幻滅期」ですが、この記事が発端です。そもそもブロックチェーン・Web3・NFT辺りがまとまってて、空間コンピューティングがまだ黎明期って辺りが若干怪しい(つまりごく一部の領域に限定した話なんだろうね)のですが、一旦、その辺りはスルーして、一時期の(ニュース記事を聞きかじった程度の)盛り上がりが落ち着いてしまってることは確かでしょう。
余談ですが、国内では似たような話が「DX」でした。デジタルを駆使して組織を変革し、サービス形態もデジタルに大きくシフトするのがDXの本質ですが、いつの間にかDXが「デジタルツールの導入」にすり替えられて、多くの法人が「取り組んだ!」と言ってるように、日本では未だにガラパゴスが大好きです。。

過去を振り返っても「歴史は繰り返す」です。

過去にもこのような大きなイノベーションは黎明期から一時的なピークを経て、幻滅期を通過して、啓発機に伸びて安定期に入る、というのが前述のガードナーの発表ですが、多かれ少なかれ、これまでも同じようなステップを経ています。
「飛行機」
馬車が自動車に変わったが、動力飛行は科学的に不可能だと言われていたが、ライト兄弟が実験に成功しました。これがイノベーション。
「郵便、電子メール」
飛脚が実際に書簡を運ぶのではなく、電車やトラックや飛行機などの輸送手段を使って数日で手紙が遠方にも届くようになりました。そしてそれが更に進化し、デジタルデータで手紙を送ることができるようになりました。全てその背景には技術の進化があります。
「スマホ」
こんなの必要ないって誰もが言っていたガラケー時代。あっという間に誰もが生活に欠かせない道具になりました。
「●●Pay(キャッシュレス)」
現金以外は信用できないって誰もが言っていた時代は一瞬でした。今や、現金を持ち歩かない人がたくさんいる時代になりました。

ただし、スピード感が違います。

前述の通り、今「必要ない」「不可能」「あり得ない」と思っていることが『古い常識』であって、圧倒的なスピードで技術が進化し、それを活用した新たなサービスが生まれ、ライフスタイルが変わり始めます。キャッシュレスはホントに最近の話なので分かりやすいと思います。

「盛り上がったら乗っかる」は正しいのか。

ただし、これは勝手にそうなったわけではありません。例えば、キャッシュレスにしても、自然とキャッシュレスの時代になったわけではなく、技術を取り入れた事業者が膨大なコストを投じて、その結果、今に至っています。その時点では数十億、数百億の赤字を生みながら、プロモーションなどの投資を続けた結果に過ぎません。もちろん、成功は約束されていませんから、大赤字のまま終わってしまうこともあります。ビジネスの世界に絶対はありません。でも、キャッシュレスが盛り上がり始めた時、「よし、うちも**Payを発行しよう」と後から乗っかろうとした事業者はほとんど消えましたよね。スタートダッシュも非常に大事ですし、その後の継続的な開発も不可欠です。盛り上がったところでサクッと乗っかって利益を得られるほど、現在の消費市場は潤っているわけではなく、モノが足りている状態にさらなるメリットを提供する形なので、経営的には手を出さなければ(その時点では)安泰ですが、あっという間にライフスタイルの変化が起こると、既に手遅れで古い事業は撤退を余儀なくされます。

来るメタバース時代を見据えて。

で、本題に戻ってメタバースです。現在は、一時期のバズワードを経て、偏った見解だけが残って幻滅期と言われている状態です。「メタバース空間」と言いつつも、実際にはPCやスマホでの「平面」利用でしか無いサービスだらけで、本来の意味である、現実社会と異なる別の空間へ行く、という意味合いのメタバースはほとんどの方が見たことも聞いたこともない状態です。
そんな中、弊社MATRIXで開発運営する【どこでもドア®】は、VRゴーグルを被って別の世界へ一瞬にしてテレポートするようなサービスです。これは文字では絶対に伝わらず、動画や画像でもなかなか伝わりにくいものです。

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VR空間の一部を画像で切り出したもの。全く伝わらない。。

弊社では、2025年には新しいライフスタイルが誕生すると予測しています。VRゴーグルを被って、メタバース空間に行くことが当たり前のように行われる時代。あっという間に訪れると思います。その時に「盛り上がったら乗っかろう」では、現在のCGで作られたワールドと何も変わらない、ゲームの延長としか理解されないメタバースで終わってしまうことでしょう。そのために、現在も地道な活動ですが、様々な機会に「実際に体験してもらう」ことを提供し続けています。まだまだ1億3000万人のうちの2000名強しか体験を提供できていません。海外では既に多くの方が利用し始めていますが、日本ではたったの2000名です。その2000名はほとんどの方が驚き、感動し、喜んでいただきました。一日も早く、1万人、10万人と体験していただく数を増やしていきたいと思っています。

どんな形で体験するか

主な例を挙げます。

  • 社内イベント(成績優秀者にVR世界1周を贈呈)

  • オープンイベント(客寄せに最適)

  • 施設見学(学校、工場、オフィス等の案内ツアー)

  • 海外視察(現地にいるかのような体験)

  • 社員旅行(自宅からグループごとに海外旅行へ)

  • 講演やセミナー、研修等(実際に会場で参加しているような体験)

使い方は本当に様々です。ぜひ一度、気軽にご相談ください。


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